フィジーで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

学校の環境が良く、国民性もフレンドリーでコストが安いことで、フィジーは近年日本人の20代以上だけでなく子どもの英語留学先として、注目を集めています。GDPは世界第151位ながらも2018(平成30)年の世界幸福度調査で世界第1位に輝きました。

年間の月毎の平均最高気温が29~31℃、平均最低気温が18~23℃と、過ごしやすさは一目瞭然です。ここでは、そんなフィジーで働くにあたって、知っておくと役に立つ就職ビザや就職事情と求人等について、以下ご紹介致します。

フィジーで働くには?フィジーの就労ビザについて

有効な日本国籍のパスポートを擁していて、観光目的でフィジーに入国する場合、4ヵ月以内の滞在であればビザは要りません。何度か見て確認したくなるのが、多くの国が3カ月以内ビザ無しで滞在出来るのが、フィジーだと4カ月になります。なお、フィジーに4カ月以上滞在する場合には、就労ビザに該当する労働ビザ・投資家用ビザ・観光ビザ・学生ビザ・リタイヤメントビザのいずれかを取得する必要があります。

フィジーの就労ビザの種類や期間について

外国人が働くには、例外はなく諸外国と同じように、就労ビザが必要となり、フィジーでは労働ビザと言われています。また、日本食レストランや旅行会社、マリンスポーツのショップを経営するために、投資ビザを取得する日本人も少なくありません。そこで、労働ビザをメインに、投資ビザについても簡単にご説明致します。

労働ビザ

フィジーはワーキングホリデー制度がないので、駐在員以外だとそのまま現地採用で働くのが一般的です。日本語を使用する、或いは特別なスキルがあると言った、現地人には就労が難しいと思われる仕事が出来ることが条件とされています。それほど厳しい縛りではなく、日本人相手の旅行や留学関連の仕事で労働ビザが取得出来ます。フィジーの労働ビザの有効期間は、3年ごとの更新が可能とされています。

投資ビザ

フィジーで事業に投資、或いは起業することを目的として滞在する人向けなのが、投資ビザになります。25万フィジー・ドル(FJD)以上の投資をした場合に、7年間フィジーの滞在が認められ、近年取得する日本人が増加の傾向にあります。

7年間の有効期間以降は、再入国を経て最長5~6年ごとの更新が可能で、同伴する家族も同期間滞在することが可能です。なお、フィジーの通貨のフィジー・ドル(FJD)は、2019(令和元)年12月6日のレートで、1FJD約50円です。

フィジーの就労ビザの申請について

労働ビザ(就労ビザ)の申請について、必要な書類は、

  • パスポートのコピー
  • 顔写真2枚
  • ビザ申請書
  • 健康診断書
  • 無犯罪証明書

が先ず必要です。会社側からは、求人広告によってフィジー人の該当者が見つからなかったという証明書を、用意してくれます。発給には出国保証金と言った、一時的なデボジットのような支払いが必要とされますが、後日返還されます。

フィジーの就労ビザの申請の難易度

フィジーの就労ビザの申請の難易度が高いと、聞いたことはこれまで一度もありません。治安はいいと言われていますが、念のために在フィジー日本国大使館の住所と電話番号を控えておくことを、おすすめします。

場所は、市街地に位置し、コロニアル・ウォー・メモリアル病院が徒歩圏内にあります。在フィジー大使館は、キリバス・ツバル・ナウル・バヌアツを兼轄していて、住所と電話番号はホームページをご参照ください。

フィジーの就労ビザの申請に必要な語学力

フィジーの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると、今までそのような情報を見たことも聞いたこともありません。なお、フィジーの公用語は、英語とフィジー語、ヒンドゥスターニー語(ヒンディー語、ウルドゥー語)になります。国民の57%がフィジー人、38%がインド人で、同じ民族間は使う言語が異なりますが、英語は国民の共通語でもあります。

東南アジアのマレーシアの離島に住むマレー人と同じぐらい、フィジー人の英語を話すスピードがとてもゆっくりです。国民性からして、穏やかでのんびりゆったりしています。少々間違っても気にしないので、欧米人の話すスピードが苦手な人には、安心して会話が出来ると言えるでしょう。

フィジーの就職事情と求人について

外務省の調べによると、フィジーの在留邦人数は、492名とかなりの数の日本人が現地に暮らしています。小中学生は一般的に保護者同伴の親子留学になり、高校に関しては、フィジーの国立高校に正規留学出来るプログラムがあります。

フィジーの高校に2年以上在籍することで高校卒業資格を得ることができ、公立高校への正規入学であれば、入学時に語学力が不問のプログラムがあります。フィジー進出の日系企業数は20社で、個人商店を含めるとまだ多く、今後も増加すると予測されます。

日本におけるフィジー系企業

日本におけるフィジー系企業で最も有名なのが、2018(平成30)年より成田便の直行便を復活させたフィジー・エアウェイズです。また、ハリウッドのセレブに愛されているフィジーウォーターの存在も見逃せません。直行便の再開により、アクセスが格段良くなったので、観光や留学関連で、フィジーを訪れる日本人が益々増えそうです。そこで、フィジー政府観光局は、日本事務所を東京都新宿区にある観光マーケティング会社に委託しています。ここでは、上記の会社について、それぞれご説明致します。

フィジー・エアウェイズ

フィジー・エアウェイズは、フィジーの国営航空会社であり、オーストラリアの飛行家でフィジーのヤシ農園主によって、設立されました。小型機を使用して、フィジー最大の島であるビティレブ島とフィジー第2・第3の島であるバヌアレブ島、タベウニ島間の定期便を開始しました。1958(昭和33)年にカンタス航空と合併し、1978(昭和53)年にフィジー政府が筆頭株主となります。

現在は、ナンディ国際空港を本拠地にしていて、オセアニアや北米の主要空港と日本や香港との間で、定期便が就航されています。現在、火・金・日と週3便成田国際空港とナンディ国際空港の間が、直行便で結ばれています。2019(平成31)年2月から、ワンワールドに加盟している日本航空(JAL)と新たに、シェアコードを実施しています。

フィジーウォーター

フィジーウォーター、フィジー共和国のミネラルウォーターのブランドで、北米やオセアニアのセレブに愛され続けています。フィジーウォーターを生産しているのはアメリカの企業で、高級レストランやホテルのドリンキング・ウオーターとして、採用されています。

世界40カ国以上の国々に輸出され、日本では成城石井やPLAZA、ナチュラルローソン等の店舗や通信販売にて、購入出来ます。南国風のイメージが漂うラベルは、フォトジェニックなデザインで、浜崎あゆみさんやローラさんをはじめ、日本でも人気が出てきています。

フィジー政府観光局日本事務所

フィジー政府観光局は、2018(平成30)年に日本での代表事務所業務を、東京都新宿区にオフィスを構える、アビアレップス株式会社に委託するとプレスリリースしました。アビアレップスは、観光業界に特化した世界最大規模の観光マーケティング会社であり、フィジー観光推進のために、包括的なマーケティング活動を展開しています。

フィジーの現地採用

留学しながら現地採用の仕事を探す方法もありますが、最初からフィジーで就職を考えている場合だと、日本で予め就業先を決めていくのが望ましいと言えます。転職エージェントや求人サイトの活用が、フィジーでの仕事探しで、最も効果的です。観光業が国の基幹産業であるため、ホテルのシェフにカスタマーサービスの仕事や旅行会社、ダイビングショップ等の求人があります。また、女性に特に人気なのが、フィジー の語学学校のスタッフで、中には違った職種で独立を目指している人もいます。

語学学校のスタッフ(留学カウンセラー)

社会人や大学生だけでなく、小・中・高校生のサマースクールや一般的な留学に至るまで、近年英語留学で注目を集めているのがフィジーです。そんな中、語学学校のスタッフの求人が転職サイトや転職エージェントで出ていることがあります。

条件としては、大卒以上で社会人経験有、日常会話レベル以上の英語力と海外経験があれば尚良しとされています。給料が5万フィジー・ドル(FJD)以上が平均的で、現地で生活するには十分で、貯金もしっかり出来る金額です。

中には、学歴不問・業界未経験歓迎で、英語に自信のない人でも受入れる学校があります。その場合は、人物重視で、教育・留学・海外に興味があり、仕事が丁寧で親切な人が望まれるでしょう。

旅行会社

日本の大手旅行会社H.I.S. が、フィジーのナンディ支店で、正社員と契約社員の募集を出しているようです。海外での旅行勤務は経験や能力以上に、体力とやる気が求められ、実績次第では昇進もほかの職種より早いと言われています。そのほかフィジーに強い旅行会社やランドオペレーター等から情報を仕入れ、現地採用に結びつけてみましょう。

ダイビングショップのスタッフ

趣味と実益を兼ねると言った言葉がありますが、フィジーでのダイビングショップのスタッフが、正にその通りです。英語は出来るに越したことはないですが、何よりやる気と笑顔で大切で、南国風情を満喫出来ます。住居と昼食は会社が負担してくれるので、うれしいです。

フィジーの駐在員求人

日本人のフィジーでの仕事では、稀にですが在フィジー日本国大使館の求人が出ている事もあるので、見逃せません。また、ジャイカ(独立行政法人国際協力機構)から青年海外協力隊やシニア海外協力隊として、現地に派遣される場合があります。その場合は、現地採用か駐在員かカテゴリー的に区分けが難しいので、そこでフィジーの駐在員求人と一緒に以下ご説明致します。

ジャイカ(独立行政法人国際協力機構)

JICAフィジー事務所は、フィジー最大の島のビティレブ島にある首都スパに、あります。目抜き通りの中心街の一角の高層階にオフィスを構え、窓越しに映画館や寄港した大型国際旅客船が見えます。ジャイカは、フィジーにおいて、社会・経済インフラや教育をはじめ、各分野において事業を展開しています。

日鉄鉱業

日鉄鉱業は、1939(昭和14)年創立の地下資源の採掘・供給で日本の産業をずっと支え続けてきた歴史ある鉱山会社です。南太平洋のフィジーでは有望な斑岩銅鉱徴を確認し、海外企業を含めた3社での共同探鉱により、活動を展開しています。海外事務所は、オーストラリアのシドニーと台湾の台北にあります。作業の進捗状次第では、フィジーに現地事務所を構え、中長期に渡る駐在員勤務もあります。

土佐物産

フィジーに進出している日系企業は、そのほか旅行会社・ホテル・ダイビングショップ・留学エージェント・ブライダル関連の会社等がありません。中でも目に付いたのが水産業のTosa BussanとPacific Tuna Company Ltd言う会社です。

Tosa Bussanは土佐物産のことであり、Pacific Tuna Company Ltdはサイトより経験者を募集しています。職種は、マスター・チーフエンジニア・一等航海士です。

フィジーで働くには?就職の進め方について

それでは、フィジーで働くにはどのような情報を集めて、どのようにして準備を進めていけば良いのでしょうか?

直接現地で自分自身で働き口を見つけることも可能ですが、フィジーである程度、長期的に働こうと考えている場合は、雇用主を見つけて、まずはビザの申請をしなければなりません。フィジーで長期的に働く場合は、フィジーに支店がある日系企業に応募する方法が、もっともメリットが多く、ビザ申請に関してもスムーズに進むのではないでしょうか。

フィジー系企業の求人は、一般公開されている企業は非常に少なく、自分にあった職種を見つけることが難しい状況ですが、海外勤務に関しては非公開案件も多く存在しています。この非公開案件を見つけることで、自分にあった企業を紹介してもらうことが可能です。

非公開求人の情報を集める

海外就職を進めていく中で、よい求人を見つけるには、「転職エージェントから非公開求人の案件をオファーを集める」ことが一番良い方法になります。

転職エージェントでは、一般的な転職サイトでは見つからないような条件の良い求人を、エージェントが集めてきてくれて、優先的に紹介してくれることが最大のメリットです。

転職エージェントに登録することから採用されるには一切費用が発生しないので、外資系企業や海外就職に成功された方の例としては、「外資系や海外勤務に強い大手転職エージェント」に登録する方が、圧倒的に多いのが現状です。採用した企業から手数料をもらうため転職エージェントも、かなり親身になってサポートしてくれます。

外資系企業や海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、20代・30代の転職・グローバル&海外就職に強い「ランスタッド」 、転職者満足度ナンバーワン・スカウトが多い「リクルートエージェント」、この2社は必ず押さえておきましょう。

現地密着型の求人情報では、フィジーの日系企業では、どのような仕事があるのか、また給料の相場などをチェックしても良いでしょう。

最後に

洗練されたアメリカや歴史文化薫るヨーロッパの海外生活を誰もが求めているわけではありません。特に1990年代後半から21世紀に掛けて、東アジアや東南アジアへチャンスを求めて旅発つ日本人が増えました。その後、南米やオセアニアまで裾野が拡がり、中でも治安と国民性が良いと言われるフィジーは人気の国です。物価が日本の3分の1で、女性の管理職が多いので、生活も仕事も安心です。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

転職エージェントに登録して海外求人・海外勤務案件をチェック

上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。

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