• 最終更新日: 2019.08.2

  • 中東

サウジアラビアで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

世界第2位の石油埋蔵量を持つサウジアラビアは、言わずと知れた石油大国です。アラブ諸国で唯一G20に加盟している国で、国民一人あたりのGDPは約23,500US$、スペインよりちょっと下で、ポルトガルと同じぐらいです。

世界各地から巡礼者が訪れる、イスラム教の2大聖地であるメッカとマディーナがあり、観光資源にも恵まれています。ここでは、サウジアラビアで働くに際に、知っておくと役に立つ就労ビザや就職事情と求人について、ご説明致します。

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サウジアラビアで働くには?サウジアラビアの就労ビザについて

諸外国と違って、日本との間に査証免除の取決めがないので,サウジアラビアに入国する時は、必ず査証を取得しなければなりません。また、サウジアラビアで働くには、就労ビザが必要となってきます。そこで、サウジアラビアの就労ビザについて、以下順を追って、ご説明致します。

サウジアラビアの就労ビザの種類や期間について

外国人がサウジアラビアで働くには、就労ビザとイカーマと呼ばれる滞在許可証を取得する必要があります。原則として身元保証人を確保した上で、就労ビザを取得しての入国となり、その後滞在許可証を取得することになります。また、サウジアラビアには、就労ビザ以外に商用ビザと言うものがあります。

就労ビザ

性質的にはイミグレーション・オフィスのような業務を行う労働社会問題省で許可を受け、許可番号を取得した後に、在日大使館で就労査証を取得します。滞在許可期間は2年で、更新はその都度可能なので、安心です。

商用ビザ

滞在許可期間は、在日大使館の判断によって決定され、通常は29日間です。カテゴリーとしては、短期から中期出張の際に利用するビザと考え、サウジアラビアならではのものです。

サウジアラビアの就労ビザの申請について

サウジアラビアの就労ビザや商用ビザ申請から取得までの所要日数は、数日なので、そんなに時間は掛かりません。就労ビザに必要な書類は、

  • 英文の雇用証明書
  • 健康診断書
  • サウジアラビア外務省の就労許可番号等

です。たいてい雇用先のスタッフが手続きを行ってくれますので、必要な書類を揃えて欲しいと言われれば、その都度対応してみてください。

サウジアラビアの就労ビザの申請の難易度

サウジアラビア入国の際する時はビザが必要となりますが、ビザ取得の際には、サウジアラビア国内にスポンサーである身元保証人が必要です。尚、観光ビザは現段階では外国人に対して発給しておらず、ツアーでサウジアラビアに行くのが一般的です。

現在、特定の国際イベントに参加する人に限って、e-VISAを試験的に発給開始しています。日本人に対しては、観光ビザの発給対象国と考えており、近い将来今よりもっとスムーズに入国出来るでしょう。30日間滞在有効のe-VISAの料金は670リヤル、現在のレートが1リヤル約30円なので、2万円相当と考えて下さい。

また、今まで30歳未満の女性は、単独でサウジアラビアに入国することが出来ないと言う、縛りがありました。また、団体ツアーの参加でさえも家族のどなたかが男性の方が同伴の必要がありましたが、現在観光ビザで25歳以上の独身女性に関しては、あれば、e-VISAが下ります。言い換えると、若い世代の女性の人たちが就労ビザの申請の難易度が高そうです。

いずれにしてもサウジアラビアの就職は、一般的に転職活動エージェントの活用か転職サイト等を通じて、スポンサーとなってくれる会社で働くことになります。

サウジアラビアの就労ビザの申請に必要な語学力

サウジアラビアの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると、今まで特に聞いたことがありません。サウジアラビアの公用語はアラビア語になりますが、仕事で使うのは英語のみと言う会社も珍しくありません。

ビジネスのシーンでほとんど英語が使われますが、翻訳等一部の職種によっては、アラビア語のスキルを求められます。サウジアラビアの会社が求める語学のレベルは、会社によって全く異なりますので、転職活動エージェントの担当者に詳細を訪ねてみましょう。



サウジアラビアの就職事情と求人について

外務省の調べによると、サウジアラビアに進出している日系企業の数は、110社をやや上回る程度です。在留邦人数は、1,350人前後なので、想像より少し多いかもしれません。また、首都のリヤドとサウジアラビア第2の都市であるジッダに日本人学校があるので、生活も安心感があります。ここでは、サウジアラビアの駐在員求人や現地採用等ついて、ご紹介致します。

日本におけるサウジアラビア系企業

サウジアラビアにとって日本は、アメリカ合衆国に次いで、世界第2位の輸出相手国です。同様に、日本にとってのサウジアラビアは、原油の総輸入量の約30%を調達している、世界最大の原油供給国です。両国は重要なパートナーとしてお互いを認識しており、経済面だけでなく文化的な交流も活発に行われています。特に、サウジアラビアでは空手や柔道と言った日本武道への関心が高く、全国大会が開催されているほどです。

ジャミール商事

サウジアラビアとドバイに、ヘッドオフィスを構えるのが、Abdul Latif Jameel社です。Abdul Latif Jameel社の日本法人であるジャミール商事は、東京都千代田区丸の内にあります。産業機械に建築・不動産や環境エネルギー、レクサス販売店運営等、取り扱っている業種は多岐に渡ります。

サウジ基礎産業公社

サウジ基礎産業公社は、1976(平成51)年に設立された石油化学製品に化学薬品や工業用ポリマー、金属を取り扱う多角的製造会社です。また、世界中に事業拠点を持つ石油化学大手企業でありがらも日本の栃木県真岡市に、SABICジャパン合同会社と言う、プラスチック製品の製造に関する事業部門があります。

サウディア

サウディアは、サウジアラビアのジッダを本拠地としている、ナショナル・フラッグ・キャリアです。一時期、関空からマニラ経由でリヤド行きの定期便が就航されていましたが、現在は運休しています。今後サウジアラビアの観光ビザの解禁に伴う国際線の見直しがあると思われるので、復活の声が聞かれそうです。尚、1990(平成2)年から続く日本とサウジアラビアを結ぶ貨物便は、今でも運航されています。

サウジアラビアの現地採用

サウジアラビアの就労ビザ取得には、スポンサーを確保する必要があるので、信用のある転職活動エージェントや転職サイトを通じて、仕事を探すのが一番です。最近では、サウジアラビア現地での大量募集の求人案件が出ていたので、見逃せません。

なお、以下の業種については、サウジアラビア人の雇用を守られているもので、日本人を含む外国人は働くことが出来ません。業種名:ガードマン・軍のユニフォームの縫製・女性向けの写真店に教育関連の仕事や学生の送迎・輸送関連・小規模のお店・携帯電話販売店等。おおむね世界各国も同様の施策を取っていますが、加えてコンベンショナルな要素が若干強い傾向があります。

サウジアラビア大使館

頻繁に求人募集が出ているわけではありませんが、サウジアラビア大使館の求人が気になると言う人は、少なくないでしょう。探し方としては、サウジアラビア大使館が位置するのが東京都港区ですが、行政の枠組みとして港区を管轄する品川区のハローワークに相談するのが一番です。

日本語教師

大学等で日本語教師の募集が出ている時がありますが、中には修士課程修了以上と言った、ハードルが少し高いものがあります。また、英語かアラビア語を使っての間接法で教えることを求める学校もあります。そこで、サウジアラビアの日本語教師に興味がある人は、なるべく仕事を見つけやすい近隣諸国を含め、自分に合ったものを小まめに探すことをおすすめします。

日英通訳業務

千葉県にある会社の求人募集で、日本人術者と現地採用の外国人技術者向けのサイトの日英通訳業務です。2019(令和元)年の7~9月の期間に千葉県内の日本サイドで研修があり、10月からサウジアラビアへ赴任になります。約一年間の現地赴任予定で、雇用契約は6カ月毎の更新で、一年後の契約延長の可能性もあります。TOEICスコアで800点以上が求められていますが、給料は日当3万円が目安です。

サウジアラビアの駐在員求人

外務省の調べによると、サウジアラビアに進出している日系企業数は110社ちょっと、在留邦人数は1,350人前後です。日本からサウジアラビアへの主要輸出品目は、多い順から並べると輸送機器に一般機械、鉄鋼です。サウジアラビアから日本への主要輸出品目では、1位が鉱物性燃料で2位が化学製品、3位が非金属類です。ここでは、サウジアラビアの駐在員求人について、ご紹介致します。

商社マン

大手に勤める商社マンだと、ほかの業種と違って、比較的早い時期に外国勤務が可能です。日本の5大商社と呼ばれる会社が、サウジアラビアに拠点を構えています。また、中東・アフリカや南米と言った新世界に強い商社もあり、独自の販売ルートを持っていることで、アラビア語が堪能かサウジアラビア滞在経験者を歓迎しているところがあります。

日立グループ

サウジアラビア進出の日系企業の中で、日立グループの存在が大きく見えます。日立製作所や日立プラントテクノロジー、日立サイハチ・エンジニアリング・サービスと言った会社が現地法人を構えています。海外駐在員として、サウジアラビア現地へ赴任するのは、日本で何年か働いた後になりそうです。

建設会社

建設会社でもサウジアラビアに進出している日系企業は、大型プラント等の設計や調達、建築に特化した会社が幾つか見られます。上記の日立グループの日立プラントテクノロジーに加え、千代田化工建設や日揮株式会社等が現地法人のオフィスを構えています。

サウジアラビアで働くには?就職の進め方について

それでは、サウジアラビアで働くにはどのような情報を集めて、どのようにして準備を進めていけば良いのでしょうか?

直接現地で自分自身で働き口を見つけることも可能ですが、サウジアラビアである程度、長期的に働こうと考えている場合は、雇用主を見つけて、まずはビザの申請をしなければなりません。サウジアラビアで長期的に働く場合は、サウジアラビアに支店がある日系企業に応募する方法が、もっともメリットが多く、ビザ申請に関してもスムーズに進むのではないでしょうか。

サウジアラビア系企業の求人は、一般公開されている企業は非常に少なく、自分にあった職種を見つけることが難しい状況ですが、海外勤務に関しては非公開案件も多く存在しています。この非公開案件を見つけることで、自分にあった企業を紹介してもらうことが可能です。

非公開求人の情報を集める

海外就職を進めていく中で、よい求人を見つけるには、「転職エージェントから非公開求人の案件をオファーを集める」ことが一番良い方法になります。

転職エージェントでは、一般的な転職サイトでは見つからないような条件の良い求人を、エージェントが集めてきてくれて、優先的に紹介してくれることが最大のメリットです。

転職エージェントに登録することから採用されるには一切費用が発生しないので、外資系企業や海外就職に成功された方の例としては、「外資系や海外勤務に強い大手転職エージェント」に登録する方が、圧倒的に多いのが現状です。採用した企業から手数料をもらうため転職エージェントも、かなり親身になってサポートしてくれます。

外資系企業や海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、20代・30代の転職・グローバル&海外就職に強い「ランスタッド」 、国内最大手の「リクルートエージェント」 になるので、この2社は必ず押さえておきましょう。

現地密着型の求人情報では、サウジアラビアの日系企業では、どのような仕事があるのか、また給料の相場などをチェックしても良いでしょう。

最後に

サウジアラビアの投資環境のメリットとして、市場規模・成長性を挙げる日系企業が9割近くにも上ります。2017(平成29)年には王室や関係者をはじめ、約千名ものサウジアラビアの人たちが日本を訪れ、話題を集めました。

ほかの中東諸国同様、サウジアラビアの王族は、日本の皇室に強い尊敬の念を抱いておられることもあり、うれしく思います。富裕国であるにも関わらず、物価はそれほど高くなく、気候も安定しています。そんな魅力的なサウジアラビアで働くには、何と言っても転職活動エージェントの活用が最も効果的です。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

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