モルディブで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

まるで映画の世界のようなターコイズブルーの美しい海が魅力で、世界的に人気のあるリゾート地なのがモルディブです。美しいビーチに目が行きがちですが、首都マレは人口密度が世界一と言われています。ここでは、そんなモルディブで働くにあたって、知っておくと助かる就職ビザや就職事情と求人等について、以下ご説明致します。



モルディブで働くには?モルディブの就労ビザについて

有効な日本国籍のパスポートを持っていて、観光目的でモルディブに入国する場合、30日以内の滞在ならビザは要りません。往路の航空券とホテルの予約を確認出来るものが、入国審査の際に求められることもあるので、直ぐ出せるようにしておきましょう。30日を超える場合は、イミグレーション・オフィス(出入国管理局)にて、新たに60日間滞在可能なツーリストビザの取得が可能です。なお、モルディブで外国人が働くには、就労ビザの取得が義務付けられています。

モルディブの就労ビザの種類や期間について

モルディブで中長期滞在するにはビザの取得が必要となり、全部で8種類あるので、目的に合わせて申請してください。ここでは一般的に、関わりが深そうな就労査証(ワークビザ)をメインにご紹介致します。そのほか商用査証(ビジネスビザ)・滞在査証(ディペンデントビザ)・居住査証(レジデントビザ)に関しては、概要のみの説明になります。

就労査証(ワークビザ)

モルディブで働く駐在員と現地採用の人達のいずれにも適用するのが「就労ビザ」です。複数回の出入国が可能であり、受入れ側の雇用主の同意のもと更新することが出来、申請認可日より1年間有効となっています。モルディブでは、それぞれの会社やホテルによって外国人枠を持っていて、その人数の分だけ雇用できる仕組みが設けられています。

就労ビザの申請をする際に、デボジットとして最低3か月分の申請料750 モルディブルフィアを支払い済みでなければならないとされています。なお、モルディブの通貨のルフィア(Rf)は、2019(令和元)年の12月7日のレートでは、1Rf約7.1円となっています。本人が支払う場合と会社が負担してくれることもあり、受け入れ先によって異なります。

商用査証(ビジネスビザ)

短中期間の商用及び学術的な用件を目的として滞在する場合に発行されるのが、商用ビザです。滞在可能日数は入国日から90日以内で、商用、学術的な目的があることを明確に証明する必要があります。90日を過ぎる前に、一旦モルディブ国外に出国しなければならないので、注意が必要です。商用ビザの有効期限が過ぎた後、商用目的で再度入国する場合、インターバルとして30日以上間隔をあけなければならないと言う規約があります。

滞在査証(ディペンデントビザ)

モルディブ国内で専門的分野の就労ビザを要している外国籍の者の配偶者、及び同居家族であるご子息に発行されるのが滞在ビザです。滞在可能日数は、配偶者の持つモルディブの就労ビザの失効期日と同じになります。詳細に関しては、配偶者から受け入れ先の会社やホテルの総務や人事のスタッフに尋ねて貰ってみてください。

居住査証(レジデントビザ)

モルディブ国籍を擁する者と婚姻関係がある場合に発行されるのが、居住ビザになります。滞在可能日数は、パスポートの失効期日と同じになるので、有効期限を気に留めておきましょう。パスポートの延長と増刷で訪れる在モルディブ日本国大使館の住所と電話番号は、以下のサイトにてご確認ください。

モルディブの就労ビザの申請について

モルディブの就労ビザの申請についてですが、入国前と入国後では、用意する書類が異なります。入国前には、

  • 申請書
  • パスポートの顔写真のあるページのコピー
  • 雇用主との契約書

を用意してください。そのほか、技能を証明する書類や資格証明書があれば、提出してください。

或いは以前の勤務先からリファレンスと言われる照会状や推薦状を揃えましょう。リファレンスには、モルディブでの就業の目的と前職での経験との繋がりが明記される必要があります。そのほか、

  • 政府指定機関で発行された健康診断書と健康保険証書
  • 雇用主との契約書

を提出すると言った一連の流れになります。

モルディブの就労ビザの申請の難易度

モルディブの就労ビザの申請の難易度が、高いとも低いともいずれも今まで聞いたことはありません。ただ、現地で働く日本人が少ないので、それほど高いと考えなくて良さそうです。気になるのが就労ビザ申請の際に準備するリファレンスで、以下のケースを考えてみましょう。

日本のホテル勤務であったもののローカル色が強すぎで、リファレンスを用意して貰えなさそうな場合はどうするかと言うことです。たいてい経営者よりも総務や人事の部長に話しを通す方はスムーズで、英語がない場合は、先ずは日本語で準備してみてください。英語翻訳のものを添付種類で一緒に揃え、あとは転職エージェントや採用後に受入れ側の担当者に詳細を尋ねてみてください。

モルディブの就労ビザの申請に必要な語学力

モルディブの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると聞いたことがありませんが、英語は必須と考えた方が良さそうです。求められる語学力は、会社やホテル、職種によって全く異なります。

モルディブの公用語はディベヒ語ですが、観光立国だけあって英語が含まれると言う人も少なくありません。リゾート島によってフランス語にドイツ語やスペイン語、ポルトガル語等が話され、英語プラスほかの外国語が出来ると転職に有利です。



モルディブの就職事情と求人について

外務省のホームページによると、モルディブの在留邦人数は、177名とされています。また、モルディブの小中学校の概要では、英語教育で、幼児から12才までの教育費が無料と紹介されています。モルディブ進出の日系企業は13社、詳細は解りかねますが、日本人スタッフが一番多いのが外資系のコンスタンス・ハラベリリゾートと言われています。ここでは、モルディブの就職事情と求人についてご紹介致します。

日本におけるモルディブ系企業

観光業が主幹産業のモルディブでは、日本に進出しているような企業は、ほとんど見かけません。外務省のホームページには、日本で暮らすモルディブ人は、52名とされています。世界各国の料理を楽しめる東京でさえもモルディブ料理店がありません。ここでは、モルディブ政府観光局とモルディブ旅行に強い旅行会社をご案内致します。

モルディブ政府観光局

モルディブ政府観光局は、観光促進のためと現地の雇用創出等を目的として設立された、モルディブ政府公認の観光機関になります。日本事務所は今のところなく、ホームペーにて、モルディブの魅力を伝えています。

モルディブ政府観光局のホームページは、以下URLをご参照ください。なお、駐日モルディブ大使館が、東京都港区麻布台にあります。

テック航空サービス株式会社

モルディブに強い旅行会社の中で、紹介したいのがテック航空サービス株式会社です。テック航空サービスは、1973(昭和48)年に海外出張を主に取り扱うエージェントとして、東証1部上場の東洋エンジニアリング株式会社の100%出資により設立されました。ハネムーンオプションに定評があり、コンシェルジェに相談出来るのがうれしいです。

モルディブの現地採用

モルディブの経済を大きく支えているのは、観光業と言っても過言ではありません。ホテルに旅行関連やヘアメイクに加え、ダイビングインストラクターが人気の職種です。ホテルでは、ゲストリレーションとバトラーで活躍している日本人がいます。バトラーは、宿泊部門であるフロントオフィスに所属します。お客さまの国籍に関係がなく、アサインメントされた部屋のゲストのケアをする仕事のことです。ここでは、モルディブの現地採用について、もう少しほかの職種について触れてみます。

ゲストリレーションズオフィサー

ゲストリレーションズオフィサーとは、英語プラスほかの外国語を話せるスタッフのことを指し、ヨーロッパではコンシェルジェと呼ばれています。平たく言えば、語学に堪能でプロ意識を持って仕事に臨むフロントやレセプションスタッフのことです。一般的なフロント業務からオプショナルツアーの説明やクレーム処理等を行います。

旅行会社のスタッフ

外国で旅行会社のスタッフとして働く場合、シンガポール等一部の国を除いて、学歴がほとんど関係ありません。モルディブの旅行会社の求人も例外はなく、高卒でも応募可能となっている場合が多いです。女性を積極的に採用しているケースが多く、必要最低限として、日常英会話以上の語学力が求められます。

ヘアメイクスタッフ

「モルディブ ヘアメイクスタッフ 求人」で、グーグルで検索すると、海外挙式ウェディングプランナーや美容師等の求人案件が、幾つも出て来ます。住居関連の福利厚生や英語力、現地赴任においての支度金は、求人案件によって、全く異なります。また、現地スタッフとの年齢バランスからの設定が要因で、長期勤続によるキャリア形成を図る観点から35歳以下と年齢制限を設けているところがあります。

モルディブの駐在員求人

モルディブで駐在員として働くには、現地採用と同じく、転職エージェントと求人サイトの活用が最も効果的です。モルディブ進出の日系企業数は13社、代表的なのが日系資本のリゾート関連の会社です。また、日本政府の援助により、時事英語でよく使われるサステイナブル(Sustainable)、つまり持続可能なモルディブ漁業の水産セクターマスタープランが策定されています。

水産技術開発

上記のモルディブ漁業の水産セクターマスタープランにおいて、現地に出向する場合があります。ジャイカ(独立行政法人国際協力機構)より委託されたのが、㈱国際水産技術開発とインテムコンサルティングです。

上記の二社によるJV(共同企業体)によって、業務が遂行されています。国際協力や国際援助に関わる仕事に興味がある人には、インテムコンサルティングはおすすめの会社です。通年求人を募集していて、年齢は25~55歳までと幅広く、詳細は以下のURLにてチェックしてみてください。

在モルディブ日本国大使館

民間採用経験者枠で、在モルディブ日本国大使館の求人が出ていたことがあります。常勤の国家公務員として正式に採用されるので、うれしいです。在モルディブ大使館勤務となり、経済・経済協力分野の担当官として、採用されます。民間企業等で経済・経済協力に通算4年程度関わった実務経験、英検準1級程度以上を有することが、条件に挙げられています。

リゾート関連

東京都品川区にヘッドオフィスを構える(株)グッドラック・コーポレーションが、2020(令和2)年1月よりモルディブの5つ星ホテルにて、ウエディング事業を開始します。グッドラック・コーポレーションは、国内外にリゾートウエディングブランド「アールイズ・ウエディング」を展開する魅力的な会社です。

また、フランスのパリにヘッドオフィスを構え、リゾートバカンス施設を世界各地に展開するクラブメゾッドが、日本人のゲストリレーションを募集していたことがあります。モルディブのクラブメッドカニと言う高級リゾート施設で、採用窓口は東京都港区南麻布にオフィスを構える、現地日本法人の株式会社 クラブメッドになります。

最後に

世界に誇るビーチリゾートと世界一人口密度が高い首都を擁するモルディブは、正にアジアの縮図と言えます。まるでスクリーンの中にいるような非日常と、庶民生活溢れる南国生活を体験する異日常と言う二つの空間を、味わうことが出来ます。一年を通じて温暖な気候に恵まれ、治安も比較的良好で、何せモルディブには親日家が多いです。英語の発音が少々悪くても耳を傾けてくれる、優しさがあるのもうれしいです。

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