ネパールで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

ヒマラヤ登山の玄関口として大きな役割を果たしているのが、ネパールですが、国内には世界に誇る魅力的な観光資源が多くあります。神々が住む街と言われる首都カトマンズは、悠久の歴史を感じると同時にどこか懐かしく思えます。

ここではネパールで働くに当たって、知っておくと助かる就労ビザや就職事情と求人についてご説明致します。

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ネパールで働くには?ネパールの就労ビザについて

旅行目的でもネパールに入国するには、有効な日本国籍のパスポートを擁していても観光ビザの取得が必要となります。最大150日間まで滞在出来るので、昔から老若男女問わず長逗留をする日本人を現地で見かけることがあります。

また、ネパールで働くに当たっては、就労ビザに該当するワーキング・ビザの取得が基本的に義務付けられています。そこで、主にネパールの就労ビザについて、以下順を追ってご説明致します。

ネパールの就労ビザの種類や期間について

ネパールに事業所を構える現地法人が、国策にもあるように自国民の雇用を優先とするネパール人以外で、外国人を雇用する事が出来ます。現地で働く外国人の就労のために、政府機関が交付するのがワーキング・ビザ、つまり就労ビザです。

なお、ネパール人を伴侶に持つ外国人に交付される配偶者ビザを取得している場合だと、滞在が可能でも国内で働くには、就労ビザが必要となりますので注意が必要です。

就労ビザ(ワーキング・ビザ)

1回の交付につきマックスで1年間の就労ビザが交付され、必要に応じて5年まで延長が可能です。ビザ料金に関しては1回に付きUS$60なので、諸外国と比較するとそれほど高くはありません。

また、ネパールの就労ビザの申請については、前もってオンラインでの申請が必要となってきます。詳しい内容については受け入れ先の総務や人事と言った管理部門の担当者にお問い合わせ下さい。

ネパールの就労ビザの申請について


ネパールの就労ビザの申請について、必要なものを以下ご紹介致します。受け入れ先の会社の管理部門が用意や手配するモノとしては、

  • 労働局からの就労許可証
  • 関係省庁からのビザ取得のための推薦状
  • 内務省からの許可証

が挙げられます。そのほか担当者の要請等によって、

  • パスポート原本
  • オンライン申請のプリントアウトしたもの
  • パスポートの顔写真のあるページと最新のビザのあるページのコピー

が必要となります。

ネパールの就労ビザの申請の難易度

ネパールの就労ビザの申請は結構煩雑と言われていますので、出来る限り受け入れ先の管理部門の担当者におまかせするのが一番です。ネパールでは、就労ビザ取得以外に必要なものが外国人登録になります。

年間120日以上もの期間でネパール国内に滞在する外国人は、アパートメントや社宅等の居住地を管轄する地方警察にて外国人登録が必要となってきます。住所が変更された場合は、7日以内に届出することが義務付けられているので注意が必要です。

投資家に企業関係者や研究者等で、ネパールの経済と文化や社会に貢献できると認められた人に発給される、レジデンシャルビザと呼ばれる居住査証があります。滞在許可期間は当初1年~最長10年で、駐在員の人たちの中には一般的な就労ビザではなく、レジデンシャルビザを取得するケースもあるでしょう。

就労ビザやそれに付属する滞在許可証に関しては、必要に応じて働きながら暮らして行く内に覚えていくのがベターです。解らない時は、受け入れ先の管理部門の担当者に尋ねるのが最も効果的と言えますし、雇用が確保されて一旦働き始めると、それほどナーバスになる必要もなさそうです。

ネパールの就労ビザの申請に必要な語学力

ネパールの就労ビザの申請に必要な語学力の定めは、特にありません。公用語はネパール語になっていますが、第二言語と言う概念以上に頻繁に英語を使いますので、働くには一定以上の英語力が必要となってきます。

外資系企業は勿論のこと、日系企業やローカル系企業でもビジネスシーンにおいての公用語は、英語の場合がほとんどです。会話やセールスコントラクト等の書類面に加え、一般的なメールのやりとりでも英語がベースとなってきます。

地方の観光地でも英語が通じやすいですが、田舎に行くとそうでない場合もあります。ただ、そう言った場所で働くこともネパールではほとんどないので、外国語は英語がメインと考えた方が良さそうです。中には職種によってネパール語が出来ると重宝がられることもあるので、詳しくは転職エージェントの担当者や応募先の人事担当者にお問い合わせください。



ネパールの就職事情と求人について

在ネパール日本人会の正会員が176名、賛助会員が11名で合わせて187名になります。ホテルにレストランや教育産業等が特に多くみられますが、日本企業によるネパールでの事業件数は 200件近くと言われています。

外務省の調べによると、在留邦人数が約1,150人に対して、在日ネパール人数は85,000人を超えています。在ネパール日本人会が運営するカトマンズ補習校では、満4歳以上の幼稚部年中~小中学生の日本人の子ども達が、通学しています。ここでは、ネパールの駐在員求人や現地採用などついて、ご紹介致します。

日本におけるネパール系企業

ネパールの国土は北海道の1.8倍の面積で、人口が約2,800万人、大国の中国とインドの間に位置する国です。経済的にも成長を続ける両国と比較すると、日本へ進出する企業が少ないのが現状です。

そんな中、零細企業ではありますが、日本におけるネパール系の会社やお店が毎年増えています。ここでは、そんな日本におけるネパール系企業をご紹介致します。

ロイヤルオーキッドトレックス

チベット仏教を信仰するヒマラヤのふもとに住む民族である、シェルパ族運営のトレッキング・登山専門会社のロイヤルオーキッドトレックスのオフィスが、関西の神戸にあります。なお、ネパール料理店「ククリ」が、ロイヤルオーキッドトレックスの営業所となっています。エベレストに代表される8000m級の登山から観光ツアーの企画や手配を行い、多彩なプランを用意しています。

カトマンズガングリ

在日ネパール人数は85,000人を超え、年々増え続けていることもあり、近年日本の都市部でネパール料理店を見かけることが珍しくなくなりました。ネパール料理は日本人の口に合いやすいと言われ、カトマンズの有名レストランの「Gangri Suimai Restaurant」が東京都目黒区に、お店を出しています。お店の名前は「カトマンズガングリ」で、ネパール料理とチベット料理を、リーズナブルな価格で楽しめるので、うれしいです。

スーマン・ダックワ

ネパールに拠点を置くジュエリーのブランドで、日本ではメインショップを新宿高島屋に置いて、全国展開しています。ニュワリ族出身のブランド創設者のスーマン・ダックワさんは、イツで金属工芸の研鑽を積み重ね、いろんなアートや技法を学ばれました。のちに日本独特の技術「木目金」の技法を習得し、自身のブランドを立ち上げましたが、温かみのあるデザインが人気となっています。

ネパールの現地採用

首都カトマンズとネパール第2の都市である、フェワ湖のほとりに位置するポカラに魅せられた日本人旅行者は少なくないと言われます。

物価も安く、カトマンズやポカラになると日本料理をはじめ各国の料理を食べる事が出来るレストランが点在しているので生活も安心です。ここでは、ネパールの現地採用でみられる職種についてご紹介致します。

日本語教師

カトマンズには約100の日本語学校があると言われ、ネパールで日本語教師になるには、日本語教師養成講座の420時間の資格があると優遇されるそうです。直接法であれば日本語で教えることになりますが、間接法の場合だと、英語力を求められることもあります。教え方や必要な外国語能力を確認しながら、ネパールの日本語教師に応募してみましょう。

旅行会社のスタッフ

観光業はネパールの基幹産業の一つであり、日本人旅行者も少なくないので、旅行会社のスタッフの求人が見込まれます。通年求人募集が出ているわけではなく、カトマンズに支店を置く大手旅行会社のHISから地元に昔から密着している個人経営の会社も含めて、求人情報に気を付けてみてください。個性的なツアーを催行している事で昔から人気の西遊旅行のカトマンズオフィスで、求人が出ていることがあるので、お見逃しなく。

海外青年協力隊

カテゴリー的には、現地採用でもなく駐在員求人でもありませんが、ネパールで働く日本人で多いのが、海外青年協力隊です。なお、満40~69歳向けのシニア案件もあるので、幅広い世代の人たちが、応募出来ます。職種や希望は人によって異なりますが、求められる英語力はほとんどの人が、クリア出来るレベルと考えて良さそうです。

ネパールの現地採用の仕事を見つけるには、転職エージェントへの登録と求人サイトの活用がおすすめです。仕事探しもネパールのビジネスシーンで多く使われる英語が出来ると、求人サイト等での情報量もその分増えます。

ネパールの駐在員求人

日本企業によるネパールでの事業件数は 200件近くと言われ、在留邦人数が約1,150人です。ネパールから日本への主要輸出品目に挙げられるのが、既製服に紙製品やデザインが素敵なカーペット・繊維です。

ネパールへ日本からの主要輸入品目では、鉄鋼関連品や機械・工業製品に加え、車関連部品が挙げられます。ここでは、在ネパール日本人会商工部会の会員である、企業を中心に紹介致します。

建設業

大手ゼネコンでは安藤ハザマがネパールに進出していますが、設計関連の会社も多いです。建設業での在ネパール日本人会商工部会の会員は、大手ゼネコンや建設コンサルタント等全体で10社前後です。

教育、及び人材育成

在ネパール日本人会商工部会の会員数は、建設業とほぼ同じぐらいです。職種としては、大まかに3つのカテゴリーに分けると、日本語学校・人材派遣・IT関連になります。日本語教師の仕事を探している人は、在ネパール日本人会商工部会のサイトを参考にしてみるといいでしょう。

製造業

ネパールに進出している企業数は、上記の建設業と教育、及び人材育成関連の仕事と、同じぐらいです。平たく言えば、諸外国と違って、製造業の日系進出企業数が少ないと言えます。モーター回転機器やステンレス製貯水タンクの製造及び組み立て等、職種は多岐に渡り、エンジニアはネパールで重宝がられます。

情報通信/ IT

それほど多く進出している分野でありませんが、京セラコミュニケーションシステムがネパールにオフィスを構えています。ネパールでは今後期待される職種と思われるので、見逃せません。

旅行業

HISや風の旅行社をはじめ10を超える、在ネパール日本人会商工部会の会員がいるのが旅行業です。ホテル・ヒマラヤやラマイン・ブティックホテル等宿泊業の会員が数社あるので、ホテル就職希望の場合は、直接コンタクトを取ってみるのもいいかもしれません。

飲食業

日本食レストランを中心に、飲食業でネパールに進出している企業が幾つも見られます。在ネパール日本人会商工部会のサイトを参照しながら企業名を探し、直接日本本社での採用の有無を聞いてみるのも一つの方法になりそうです。

ネパールで働くには?就職の進め方について

それでは、ネパールで働くにはどのような情報を集めて、どのようにして準備を進めていけば良いのでしょうか?

直接現地で自分自身で働き口を見つけることも可能ですが、ネパールである程度、長期的に働こうと考えている場合は、雇用主を見つけて、まずはビザの申請をしなければなりません。ネパールで長期的に働く場合は、ネパールに支店がある日系企業に応募する方法が、もっともメリットが多く、ビザ申請に関してもスムーズに進むのではないでしょうか。

ネパール系企業の求人は、一般公開されている企業は非常に少なく、自分にあった職種を見つけることが難しい状況ですが、海外勤務に関しては非公開案件も多く存在しています。この非公開案件を見つけることで、自分にあった企業を紹介してもらうことが可能です。

非公開求人の情報を集める

海外就職を進めていく中で、よい求人を見つけるには、「転職エージェントから非公開求人の案件をオファーを集める」ことが一番良い方法になります。

転職エージェントでは、一般的な転職サイトでは見つからないような条件の良い求人を、エージェントが集めてきてくれて、優先的に紹介してくれることが最大のメリットです。

転職エージェントに登録することから採用されるには一切費用が発生しないので、外資系企業や海外就職に成功された方の例としては、「外資系や海外勤務に強い大手転職エージェント」に登録する方が、圧倒的に多いのが現状です。採用した企業から手数料をもらうため転職エージェントも、かなり親身になってサポートしてくれます。

外資系企業や海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、20代・30代の転職・グローバル&海外就職に強い「ランスタッド」 、国内最大手の「リクルートエージェント」 になるので、この2社は必ず押さえておきましょう。

最後に

美しい風景に加え、どこか懐かしさを感じるのがネパールと、言われています。時間に追われることなくマイペースで暮らすネバール人を見ていると、生活でも退屈さを感じそうにありません。

また、日本食だけでなく中華や韓国料理のレベルが高いと言われるのが、ネパールです。生活するのにも魅力的なそんなネパールで働く事を考えた場合に、最も効果的なのが、転職エージェントへの登録と活用になります。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

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