ケニアで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

イギリス連邦加盟国であるケニアは、スワヒリ語と同じく英語が公用語であるので、実際暮らすのに安心材料が揃っています。アフリカの代表的な国の一つですが、中部一帯は、標高1700m前後の高地であることで、平均気温10~28℃と言った一年を通じて過ごしやすい気候もまた魅力的です。

ここでは、ケニアで働くに当って、知っておくと役に立つ就労ビザや就職事情と求人についてご説明致します。

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ケニアで働くには?ケニアの就労ビザについて

日本国籍のバスポート持っていても、ケニアに90日以内の観光や短期商用目的で訪れる場合に、一次入国ビザが必要となります。ケニア・ウガンダ・ルワンダの3カ国間に限り、複数回出入国可能な3ヶ月間有効のマルチブルビザです。上記3ヶ国以外に出国すると一次入国ビザは失効しますので、注意が必要です。

また、ケニアで働くには、諸外国と同じ、就労ビザが必要となってきます。そこで、ケニアの就労ビザについて、以下順を追ってご説明致します。

ケニアの就労ビザの種類や期間について

ケニアは労働が完全な無償なボランティアであっても就労ビザを取得する必要があるので、気を付けておいてください。また、当然とは言えるかもしれませんが、国籍を取得しないと国会議員にはなれず、警察・警備・軍隊については、外国人の就業は原則不可となっています。ケニアの就労ビザに該当するワーキングパミットは、A~Lに分類されていて、いずれも有効期限は2年で、更新可能です。

ワーキングパミットA~E

ワーキングパミットのA~Eに分類されるのは、企業・政府・国際機関などで働く人が対象となります。外国人就労者が、ケニア経済に利益をもたらすことを前提に審査されるのが、一般的と言われています。海外駐在員や現地採用で働く人たちの多くが、Class CのPrescribed professionかClass DのEmploymentに、該当することになりそうです。

ワーキングパミットF~J

ワーキングパミットのF~Jに分類されるのは、主に自営業者向け対象のビザになり、豊富な資本金を持っていることが要求される場合があります。また、農業・酪農・探鉱・製造工業を共同経営で行う、或いはケニアの公認資格を保有する人も対象となります。

スベシャルパス

観光査証でケニアに入国後に就労査証を申請する場合の一時査証となり、有効期間は3ケ月で、1回の延長が可能です。現地で仕事を探すためにケニアを訪れた人たちにとって、適しているビザと言えます。

ケニアの就労ビザの申請について

企業に雇用される場合のワーキングパミット取得は、雇用主による、いわゆる総務等の管理部門のスタッフが申請を行います。

  • 日本人が必要な理由を説明したドキュメント
  • 資格証明書
  • 卒業証明書
  • 雇用保証書

などを入国管理局に提出することになります。申請から発給までは約3ヶ月間掛かり、モロッコ国外に出るときには再入国許可証の取得が必要です。

ケニアの就労ビザの申請の難易度

ケニアの就労ビザの申請が難しいとは聞きませんが、一つ気を付けたいことがあります。ケニア国民以外の外国人は全て、有給や無給問わずケニア国内で働くには、各自の就労に該当するワーキングパミットや居住許可証等を持っていなければなりません。

17歳以下を除く3ヶ月以上滞在の外国人は、入国管理事務所にて、外国人登録証を取得することが必須となってきます。外国人登録証は2年更新で、常時携帯が義務づけられ、帰国時には帰国届の提出が必要になります。

ケニアの就労ビザの申請に必要な語学力

ケニアの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると言う類いの内容の話を、今まで耳にしたことはありません。宿泊施設や交通機関、一般的な商店においても公用語の英語が通じるので生活も安心です。公用語と言うよりも国語としての意味合いが強いスワヒリ語の「こんにちは!」に当る「ジャンボ!」を先ずは、使ってみるのも良いでしょう。

スワヒリ語はローマ字読みで通じるだけでなく、単語数が少ない上に外来語が多いので、日本人の私たちが習得しやすい言語と言われています。ただ、ケニアでは、ビジネスーシーンでの会話に加え、新聞や本と言った出版物はほぼ英語になります。



ケニアの就職事情と求人について

外務省の調べによると、ケニアに進出している日系企業の数は、50社をやや超える程度です。在留邦人数は、約730人なので、日系企業数から考えると結構な数字です。首都にあるナイロビ日本人学校に、令和天皇が2010(平成22)年の皇太子在職時代に、訪れられています。ここでは、ケニアの駐在員求人や現地採用などついてご紹介致します。

日本におけるケニア系企業

在日ケニア人の数は約560人で、その多くが東京をはじめとした首都圏で生活しているようです。東京都世田谷区にケニア交友会の東京事務所があり、紅茶を通しての農家支援と教育支援を行っています。日本で唯一のケニア料理専門店が世田谷区の経堂にあるので、気になる人は足を延ばしてみましょう。二国間での個人レベルの付き合いはあってもケニアから日本への投資は、いまのところない状態なので今後に期待したいです。

ケニア航空

1977(昭和52)年に設立されたケニア航空は、ケニアのナショナル・フラッグ・キャリアとして、知られています。アフリカだけでなく、ヨーロッパとバンコクや香港等アジアの主要空港との間に、国際線を就航しています。ケニア航空の日本国内における旅客総代理店を務めているのが「サンワールドエアーサービス」で、東京都港区にオフィスを構えています。

アフリインク

日本・ケニア・ウガンダの3拠点で事業を展開しているのが、アフリインクです。モバイルプラットフォームを構築し、消費財や農業セクターを主としたラストワンマイルの流通をサポートする活動を行っていることで、注目を集めはじめています。2015(平成27)年に会社が設立され、日本のオフィスは、東京都大田区にあります。

ケニアの現地採用

ケニアの物価を日本と比較すると、首都ナイロビはランチで日本円換算にして500円程度掛かりますが、地方に行くとその3分の1以下になります。家賃になると家族向けのアパートメントでナイロビでは5万円、地方だと3DKで約1万円です。首都ナイロビには、ケニア日本人会があるので、情報収集に役立つかもしれません。

営業職

最近のケニアの現地採用求人案件が、大手転職エージェントより紹介されていました。職種は化学・石油メーカーの営業職で、ケニア・タンザニア・ルワンダ・ウガンダと言った東アフリカを中心に、既存の代理店の対応や新規開拓等の営業活動を行います。

ビジネスレベルの英語力が求められ、年収は250~400万円ですが、ある程度相談に乗ってもらえそうです。また、営業職以外に女性で語学が堪能な人は、ケニアでのカスタマーサポートの仕事を狙ってみるのも良さそうです。

商社関連

日系企業は欧米の外資系や華僑系と比較すると、海外駐在員を重視する傾向にありますが、一部商社では現地採用を積極的に採用する動きがあります。大手商社の中でも東南アジア等では、現地のスタッフや現地採用の日本人を一定のポジションに登用するケースが近年見られ、ケニアも似た感じの会社があるようです。

日本語教師

日本語教師として、ケニアで働く日本人を見かけることがあります。探し方としては、日本語教師に特化した求人サイトや現地の学校とパイプを持っている語学学校の日本語養成講座を受講すること等が、挙げられます。就労ビザの申請に関しては、一般的に受入機関が行ってくれるので、安心です。給与は学校によって全く異なり、そのほか確認したいのは住居補助があるかどうかで、出費を抑えるのに大きな鍵となりそうです。

NPO法人のスタッフ

女性の自立のための就職支援事業や持続可能な環境が整備された社会の形成、スラムの子ども達の教育支援をはじめとした、ソーシャルビジネスになります。アフリカの人たちの笑顔や現状を発信することもあり、大変な仕事になりそうですが、やり甲斐はあります。

ケニアの駐在員求人

ケニアに進出している日系企業数は50社をやや超える程度、在留邦人数は約730人です。日本からケニアへの主要輸出品目は、1位が輸送機器で67%と最も多く、2位が鉄鋼で3位が一般機械です。ケニアから日本への主要輸出品目では1位の香辛料・コーヒー・お茶と2位の樹木・植物が約50%を占め、インスタントティーが3位と続きます。ここでは、ケニアの駐在員求人について、ご紹介致します。

製薬会社

大学で国際学を学び、ロート製薬に入社した日本人女性が、現地法人を2015(平成27)年に立ち上げています。アフリカビジネスの東の玄関口として重要な拠点となっているのが、ケニアの現地法人になり、主要ビジネスはスキンケアの商品販売です。地元の農家の所得向上にも力を入れており、ケニアならではの特産品を商品化することを目指しています。

2016(平成28)年に武田薬品工業が、ケニアを拠点にアフリカに進出、ナイロビに事務所を開設しました。患者の所得に見合った薬価を変えると言った、現地に根ざした新事業を展開しています。サハラ砂漠より南を指すサブサハラ地域は、これから先の近い将来における経済発展で中間層が増え、医薬品需要が拡大する見通しと予測されています。

NPO法人の海外駐在員

紛争予防を専門にする日本唯一の国際NGOの海外駐在員の募集が出ていたことが、あります。勤務地は首都ナイロビになり、ケニア沿岸部への出張もあるようで、雇用期間は1年間で延長も可能です。政府・国際機関・民間助成金事業の知識や経験があり、日本語だけでなく英語においてもハイレベルの文章作成能力が求められます。

ケニアをはじめとした東アフリカ地域では、国民の自立に子どもの就業支援や医療関連等のNPO法人の海外駐在員の募集が、時々出ていることがあります。日本の機関を通じての海外駐在員になるので、有給休暇や福利厚生は充実していると言えます。

食品メーカー

アジア方面でも知名度が上がっている日清食品は、日本の即席麺メーカーとして初のアフリカに進出しています。製麺工場としてのコンセプトではなく、地元の雇用創出や社会見学の場としても活用と言った産業観光やフィールドスタデイの場を提供したいと考えています。

アフリカ36カ国で事業展開する大手加工食品メーカーのプロマシドール社の株式を取得した味の素は、ケニアにも拠点を構えています。味の素は週休3日制を日本で導入するようですが、今後優秀な若い人たちの人材確保に力を入れていることが解ります。多くのケニアの現地法人の駐在員は、一般的に日本で何年か働いたあとに、現地に赴任するケースが多いようです。

ケニアで働くには?就職の進め方について

それでは、ケニアで働くにはどのような情報を集めて、どのようにして準備を進めていけば良いのでしょうか?

直接現地で自分自身で働き口を見つけることも可能ですが、ケニアである程度、長期的に働こうと考えている場合は、雇用主を見つけて、まずはビザの申請をしなければなりません。ケニアで長期的に働く場合は、ケニアに支店がある日系企業に応募する方法が、もっともメリットが多く、ビザ申請に関してもスムーズに進むのではないでしょうか。

ケニア系企業の求人は、一般公開されている企業は非常に少なく、自分にあった職種を見つけることが難しい状況ですが、海外勤務に関しては非公開案件も多く存在しています。この非公開案件を見つけることで、自分にあった企業を紹介してもらうことが可能です。

非公開求人の情報を集める

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現地密着型の求人情報では、ケニアの日系企業では、どのような仕事があるのか、また給料の相場などをチェックしても良いでしょう。

最後に

赤道直下に位置するケニアは、美味しいコーヒーと何と言ってもサファリが有名です。首都の中にある国立公園では世界最大規模のナイロビ国立公園では、いろんな動物達と出会うことが出来、アフリカらしさを満喫出来ると言われています。

白い砂浜とターコイズブルーのサンゴ礁が美しいケニア最大の港町のモンバサは、アラブの香りが漂うエキゾチックな古い町並みも印象的です。そんな魅力的なケニアで働くには、転職エージェントの活用が最も効果的です。

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