コロンビアで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

一年を通して安定した気候であるコロンビアは、切り花の出荷量が世界第2位です。母の日で贈られるカーネーションは、世界第1位の輸出量を誇り、首都ボゴタでは毎朝「パロケマオ」と言われるフラワーマーケットが開催され、生活の中に潤いを与えてくれます。

南米のアテネと称されるボゴタは、図書館や大学が多い文化学術的な街です。ここでは、そんなコロンビアで働くにあたって、知っておくと助かる就職ビザや就職事情と求人等について、以下ご説明致します。

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コロンビアで働くには?コロンビアの就労ビザについて

観光を目的とした90日以内の滞在で、有効な日本国籍のパスポートを擁していれば、ビザは必要ありません。なお、アメリカ経由でコロンビアに行かれる場合は、渡航の72時間前までにESTA専用のウェブサイトから渡航認証を取得してください。

また、コロンビアで働くには、来訪者ビザのカテゴリーの中に含まれる就労ビザ取得が必要となります。

コロンビアの就労ビザの種類や期間について

コロンビアで長期滞在するには、大きくわけて来訪者ビザ・移住者ビザ・居住者ビザと言った、主に3つに分れているいずれかに該当する、ビザの中から取得が必要です。

一般的にコロンビアで働く場合には、来訪者ビザのカテゴリーに含まれる目的に合った場合に申請出来、先ずはそれらの種類と該当する人たちについてご説明致します。

一般的な就労ビザ

コロンビアの外国人就業規則の来訪者ビザの中で、「外国企業のコロンビア支店での就労」「外国政府のコロンビア事務所での就労などの活動を行う者」と明記されています。つまり、外務省関連の機関や海外駐在員として現地に出向、あるいは現地採用の人たち向けで、最も馴染みのある一般的な就労ビザと言えます。

「コロンビア領海に侵入し就労する船舶の乗船員」も同じように明記されていて、3~6カ月単位で派遣される調理人も該当します。

イベントや音楽・スポーツ関連

コロンビアの外国人就業規則の来訪者ビザの中で、「国際会議や見本市参加、アーティスト、スポーツ選手、審判、物流スタッフ」と明記されています。昨今親日国で有名なマレーシア開催でイベントに参加した日本人スタッフが、不法就労と報道され、話題となりました。

海外ではイベントの時でも就労ビザ取得が義務付けられている国があり、コロンビアも同様です。物流スタッフもハンドキャリーの仕事は、グレイーゾーンに差し掛かるので、指示をする物流会社に確認が必要です。

メデイア関連

コロンビアの外国人就業規則の来訪者ビザの中で、「オーディオ・ビジュアルやデジタルコンテンツの制作」「新聞報道や外国メディアの特派員として一時的に滞在する」と明記されています。まさに、メデイア関連になりますが、会社の規模の大小は関係ないようなので、くれぐれも来訪者ビザのこちらの目的での申請を忘れないようにしましょう。

その他

そのほか来訪者ビザのカテゴリーに含まれるもので、就労の要素があるとみなされるもの、インターシップやワーキングホリデープログラムに参加、或いは開発協力や人権保護の分野におけるボランティアを目的とする人たちが申請します。

コロンビアの外国人就業規則の来訪者ビザの中で、そのほか「市場調査、投資、会社設立、契約締結」「個人や法人としての一時的なサービス提供」と明記されています。企業や市場調査、フリーランスの人たちが該当すると思われます。

コロンビアの就労ビザの申請について

一般的な就労ビザが含まれる来訪者ビザを申請する場合、日本語の文書においては、コロンビア外務省の認可した公認通訳士によるもの等のスペイン語訳が求められます。ケースによっては、外務省のアポスティーユ(公印確認)取得を求められますが、詳細は就業先の総務や人事のスタッフに尋ねてみてください。

来訪者ビザの有効期間は2年で、活動内容によって、若干異なります。特に市場調査や投資等の商用目的の場合だと、年間合計滞在日数が180日以下とされているので、注意が必要となってきます。

コロンビアの就労ビザの申請の難易度

コロンビアの就労ビザの申請の難易度が高いと聞いたことが今までありませんが、イベントやメデイア関連等でも取得が義務付けられているので、ご注意ください。また、一般的な就労ビザに必要な種類に加え、大学卒業証明(最終学歴照明)やもしあれば各種技能証明を提出してください。

そのほか、外務省認証要健康診断書や前勤務先の在籍証明、出生証明(戸籍謄本)等が必要なケースもありますので、ケースに応じて準備してみてください。

コロンビアの就労ビザの申請に必要な語学力

コロンビアの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると、聞いたことは今まで一度もありません。コロンビアの公用語はスペイン語であり、日常生活でも仕事でも最も使われています。

コロンビア国民が話す言葉は、アンダルシア方言が残され、南米で最も美しいスペイン語と称されているほどです。英語は観光地や外国人が利用する高級ホテルとレストランでは通じこることもありますが、スペイン語を使った方が、親しくなりやすいと言えます。



コロンビアの就職事情と求人について

外務省のホームページによると、コロンビアの在留邦人数は1,283名、日系人は約2千人とされています。コロンビア進出の日系企業数は55社にも上り、2019(平成31)年3月に「日本・コロンビア租税条約」に署名され、両国間で貿易の活発的な推進を図っているところです。ボゴタ日本人学校があり、コロンビアの日系コロンビア人は、南米の日系移民で最も成功したと言われています。

日本におけるコロンビア系企業

コロンビアまでの直行便がなく、人気の航空会社をはじめ、日本に進出しているコロンビア系企業は、ほとんどありません。コロンビアとの貿易で、日本の主要輸入品目を挙げると、コーヒー・切り花・原油・石炭になります。その中でも生活に直接関連があるコーヒーとカーネーションを取り扱っている団体や企業をご紹介致します。

コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)

1972(昭和47)年にコロンビアのコーヒー生産者によって、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)が設立されました。民主的な取り組みが高く評価されている、世界有数規模を誇る農業関連のNGO、及びコーヒー輸出団体です。

コロンビアにとってアメリカに次ぐ世界第2位の主要市場ある日本には、1962(昭和37)年に東京事務局を開設しました。高品質なスペシャリティコーヒーは、コロンビアのコーヒーの存在感を高めています。

オーシャン貿易株式会社

直接的なコロンビア系の資本ではありませんが、オーシャン貿易株式会社は、コロンビアの様々な形や色のカーネーションを取り扱っています。

水産物や青果、生花等幅広く輸入卸販売を手掛けていて、コロンビアやイタリアをはじめ世界30カ国ほどの国々と取引があります。コロンビアや貿易関連の仕事への就職を考え、ちょっと気になる人は、当企業のホームページからエントリーをしてみるのも悪くなさそうです。

コロンビア貿易振興機構

2017(平成29)年にみずほ銀行は、コロンビア貿易振興機構(ProColombia)との間で、業務協力に関わるMOU(守秘決め事項)を締結しました。ProColombiaは、コロンビアへの投資促進に向け、対外貿易や投資活動を支援している政府機関であり、今後の日系企業進出の拡大を狙っています。

コロンビアの現地採用

マレーシアやタイのように昔から日本人の現地採用のスタッフが多い国と違って、コロンビアでは、事情はやや異なります。東南アジア諸国と違って求人数こそそれほど多くないものの現地採用でも語学が堪能で実績を積むと、日系企業の管理職になるケースが少なくありません。

日系大手商社

三菱商事は、日本への安定したコーヒーの供給と時事英語でもよく使われるsustainable(持続可能)な国際貢献の取り組みとして、コロンビアの小規模農家への支援をしています。

商社関連の昇進に繋がるのは、数字的な実績によるものが多いとされる中、現地の人たちに向き合った仕事と言える内容に映ります。コロンビアの日系大手商社は、中でも性別年齢がそこまで問われずに、管理職のポストを現地採用でも手に入れることが出来そうです。

在コロンビア日本国大使館

現地の日本人コミュにティから情報を貰いながら現地採用の仕事を探す方法もありますが、中々求人数が多いわけではないのが、コロンビアの就職事情です。そこで、不定期ではありますが、まれに在コロンビア日本国大使館の求人がサイトに出ている事があるかもしれません。

寿司職人

世界各地で日本食ブームが起こる中、日系人が多く暮らすコロンビアも例外ではありません。日本食レストランで寿司職人として活躍している日本人がいますが、流石に手に職があると、海外に行っても強いです。コロンビアで仕事を見つけるには、情報や口コミが重要な鍵となって来そうです。

コロンビアの駐在員求人

コロンビアに進出している日系企業は55社、ポテンシャルを考えると、今後更に増えると予測されています。コロンビアに進出している代表的な企業は、大手商社や大手都市銀行、メーカー等です。車やトラックの生産は、コロンビアでも日本の強みを充分発揮していると言えるでしょう。会社名では、日産や日野自動車等が挙げられます。

大手商社

コロンビアの代表的な日系企業で挙げられるのが、大手商社です。三菱商事は、コロンビアの小規模コーヒー農家への支援に加え、サンタマルタ港において港湾ターミナル運営事業に参画する等、幅広く事業を展開しています。そのほか丸紅や石炭事業が好調な伊藤忠も現地にオフィスを構えていて、大手商社で働くには、転職エージェントや転職サイトを上手く活用してみてください。

大手都市銀行

みずほ銀行は、コロンビア貿易振興機構と業務提携を結んでいて、コロンビア進出の日系企業の投資促進を図っています。現地にオフィスを構えるのは、三菱UFJ銀行と三井住友銀行で、共にニューヨーク支店ボゴタ出張所があります。

日本語教師

日系人が約2千人暮らすコロンビアでは、日本語教師の需要があります。メジャーな働き方として知られているのが、JICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊やシニア海外協力隊に募集後合格して、現地に派遣されることです。

カテゴリー的に現地採用の要素もありますが、ここでは日本本部からの派遣と言うことで、駐在員求人にてご紹介しました。日本語以外で、コロンビアでは、異文化理解教育に携わった日本人女性もいます。

コロンビアで働くには?就職の進め方について

それでは、コロンビアで働くにはどのような情報を集めて、どのようにして準備を進めていけば良いのでしょうか?

直接現地で自分自身で働き口を見つけることも可能ですが、コロンビアである程度、長期的に働こうと考えている場合は、雇用主を見つけて、まずはビザの申請をしなければなりません。コロンビアで長期的に働く場合は、コロンビアに支店がある日系企業に応募する方法が、もっともメリットが多く、ビザ申請に関してもスムーズに進むのではないでしょうか。

コロンビア系企業の求人は、一般公開されている企業は非常に少なく、自分にあった職種を見つけることが難しい状況ですが、海外勤務に関しては非公開案件も多く存在しています。この非公開案件を見つけることで、自分にあった企業を紹介してもらうことが可能です。

非公開求人の情報を集める

海外就職を進めていく中で、よい求人を見つけるには、「転職エージェントから非公開求人の案件をオファーを集める」ことが一番良い方法になります。

転職エージェントでは、一般的な転職サイトでは見つからないような条件の良い求人を、エージェントが集めてきてくれて、優先的に紹介してくれることが最大のメリットです。

転職エージェントに登録することから採用されるには一切費用が発生しないので、外資系企業や海外就職に成功された方の例としては、「外資系や海外勤務に強い大手転職エージェント」に登録する方が、圧倒的に多いのが現状です。採用した企業から手数料をもらうため転職エージェントも、かなり親身になってサポートしてくれます。

外資系企業や海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、20代・30代の転職・グローバル&海外就職に強い「ランスタッド」 、国内最大手の「リクルートエージェント」 になるので、この2社は必ず押さえておきましょう。

現地密着型の求人情報では、コロンビアの日系企業では、どのような仕事があるのか、また給料の相場などをチェックしても良いでしょう。

最後に

国内第2の都市であるメデジンは、世界的に有名なメデイアと金融関連グループ会社の調査によると、「今年の最も革新的な都市」コンテストで1位になったことがあります。国内唯一の電車システムである「メデジンメトロ」は市民の自慢であり、都市鉄道に加え、トラム路線やケーブルカー路線が運行されています。

教育面でも評価が高く、将来的にみても南米屈指の経済大国になると予測されるコロンビアの中で、メデジンはその可能性を感じることが出来る街です。そんな、コロンビアで働くには、転職エージェントの活用が最も効果的です。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

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