モルドバで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

1991(平成3)年に旧ソ連から独立したモルドバは、列強による占領・併合が繰り返された地域です。そんな苦悩の歴史の中でも東西の架け橋を担い、古き良き文化を継承し、特に長年の歴史と伝統を擁するワインが有名です。ここでは、そんなモルドバで働く際にあたって、知っておくと役に立つ就労ビザや就職事情と求人などについて、ご紹介致します。

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モルドバで働くには?モルドバの就労ビザについて

有効な日本国籍のパスポートを擁し、90日以内の観光などの短期滞在目的であれば、査証は要りません。ただ、短期間でもモルドバでの就労や留学の場合には査証が必要となってきかす。空港で就労や留学のためのアライバルビザは取得できませんので、入国前に事前にモルドバ大使館や総領事館のある国で査証を取得してください。

モルドバの就労ビザの種類や期間について

モルドバで就業関連のビザと言えば、就労ビザ・起業ビザ・投資ビザがあります。なお、投資家ビザでモルドバに移住する場合には、10万ユーロが必要です。また、2020(令和2)年7月のレートで、1ユーロは約124.1円です。ここでは、主にモルドバの就労ビザについてご紹介致しますが、加えて外国人登録や在留届けに関してもご説明致します。

就労ビザ

入国前に前もって東京都新宿区榎町にある在日モルドバ共和国大使館で、モルドバの就労ビザを取得するのが一般的です。詳細は、当大使館のスタッフに尋ねてみるのもいいですが、何せ現地に進出している日系企業があまりありません。

ロシアやその周辺国のビザ取得関連に詳しいエージェントを通じて、モルドバの就労ビザを取得してみるのも一つの選択肢に入りそうです。就労ビザ取得後の滞在期間も重ねて確認してみましょう。

滞在登録(外国人登録)・在留届

モルドバに入国した日から90日以上引き続いて滞在する場合には、外国人登録が必要となります。登録する場所は、イミグレーション・オフィスにあたるモルドバ内務省移民・難民局になります。

また、モルドバの現地に3か月以上滞在される人は,緊急時の連絡などに必要なので,到着後なるべく早く在モルドバ日本国大使館に「在留届」を提出しましょう。

モルドバの就労ビザの申請について

エージェントを通した場合に、モルドバの就労ビザの申請に先ずパスポート原本(残存有効期限:出国時から6ヶ月以上必要)が要ります。当時に証明写真が必要なので、サイズなど詳細は、エージェントのスタッフに尋ねてみてください。

在日モルドバ共和国大使館に要確認となりますが、通常就労ビザ取得の場合には、雇用契約書を求められる場合があります。また、最終学歴証明書や履歴書(職務経歴書)を用意しておいた方が良さそうです。

モルドバの就労ビザの申請の難易度

モルドバの就労ビザの申請の難易度に関して、高いのか低いのかいずれも耳にしたことがありません。なお、2018(平成30)年の一人当たりの国内総生産 (GDP)がモルドバは、3,215ドルです。

おおよそフィリピンと同じぐらいですが、東南アジア諸国と比較しても経済が右肩上がりと言う印象はあまりありません。

物価が安く、日本の様に室内で靴を脱ぐ習慣があり、世界で2番目にお酒を飲む国と言われています。Wi-Fiがとにかく早いという評判もあり、典型的なラテン系の性格の人が多いので、住むのにはいい国と言えそうです。



モルドバの就労ビザの申請に必要な語学力

モルドバの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると聞いたことは、今までありません。モルドバの公用語はルーマニア語であり、英語を話す人はそれほど多くありません。

英語よりもむしろロシア語とフランス語の方が通じやすく、どの言語が仕事では必要なのか、就業先や転職エージェントのスタッフに確認をしておいてください。

モルドバの就職事情と求人について

外務省の調べによると、モルドバの在留邦人数は25名と紹介されています。安価な労働コストに加え、多くの製品が無関税でEU域内に輸出出来るようになったことで、近年日本の自動車部品メーカーが進出しています。

モルドバには自動車に家電や化粧品をはじめ、日本製品の販売代理店はありますが,日本企業の駐在員事務所や現地法人があまりありません。

日本におけるモルドバ系企業

モルドバの一人当たりの国内総生産 (GDP)の数字から判断すると、都市部の人達の生活費は月日本円換算で3万円弱、農村部に行くとその半分以下になるでしょう。

経済的に恵まれていないのと人の良さを考えると、東南アジアのラオスと共通点が幾つか見られます。同様に日本人の有識者が集まって立ち上げられたNPO法人などもあり、概要を以下ご紹介致します。

一般社団法人モルドバジャパン

子ども達の教育支援を行っている一般社団法人モルドバジャパンと言う団体が、東京都新宿区西早稲田にあります。現地にこども達の学童施設があり、宿題や食事などのサポートも行っています。

また、モルドバの投資環境セミナーをはじめ、セミナーや各種イベントが開催されていますので、気になる人は以下のURLをご参照ください。

NPO法人日本モルドバ友好協会(JMFA)

モルドバ共和国の精神文化と経済と復興をお手伝いするために立ち上がったのが、NPO法人日本モルドバ友好協会(JMFA)です。日本の最先端医療機器納入など、モルドバ政府が実施したいと考えていても経済的事情から実現できないような分野を支援しています。

なお、FACEBOOKのNPO法人日本モルドバ友好協会(JMFA)のURLは、以下の通りになります。

モルドバワインオンラインショップ

こちらは上記の2つの団体と違って、福岡県福岡市中央区にある株式会社Carina(カリーナ)と言う、モルドバワインオンラインショップです。あのロシアのプーチン大統領がご用達のワインがモルドバワインの中にあると言われています。

そんな歴史と味もハイレベルなモルドバワインを取り扱っている以下オンラインショップのホームページをのぞいてみるのも悪くありません。

モルドバの現地採用

モルドバは求人自体少ないので、転職エージェントの活用よりもむしろ求人サイトを定期的にチェックした方が良さそうです。日本食レストランはそれほど多くないものの中には日本人オーナーのお店もあります。

ヨーロッパ屈指の物価の安さと生活しやすさを考えると、ルーマニア語留学をしながら現地就職に結びつける日本人が今後増えても不思議ではないです。

日本語教師

日本語教師の求人情報提供や養成講座を展開しているJEGSが、2018(平成30)年にモルドバでの専任日本語教師を募集していた時期がありました。また、2017(平成29)年にもモルドバ日本交流財団が、首都キシナウ勤務の条件で、日本語教師の求人募集を出していました。

頻繁に求人が出ているわけではないので、定期的に「モルドバ 日本語教師 募集」などのキーワードを入れて、検索してみましょう。

JICA(独立行政法人国際協力機構)

2020(令和2)年7月にモルドバ向け円借款貸付契約の調印が行われたと、JICA(独立行政法人国際協力機構)のホームページで紹介されています。農業機械・設備の普及を通じて中小農業事業体の生産性向上に貢献を目的としたもので、モルドバで働いてみたくなります。

JICAでは、定期的に青年海外協力隊やシニア海外協力隊の募集が出ているので、ホームページやパンフレットで詳細を確認してみてください。

モルドバの駐在員求人

モルドバで働くには、在モルドバ日本国大使館のような政府関連の機関から現地に出向するのが一般的です。海外駐在員案件は今のところ少ないですが、商談会は定期的に開催されています。資生堂は、10年ほど前からモルドバで化粧品を販売しています。

在モルドバ日本国大使館

モルドバの首都キシナウに、在モルドバ日本国大使館があります。外務省では、新卒だけでなく社会人経験者を採用していますので、気になる人は以下のホームページをご参照ください。

例年10月最初の週末に何千人もの人が訪れる一大イベントのワインフェスティバルがあり、何かと居心地が良さそうなのがモルドバです。

資生堂

資生堂は、2010(平成22)年に、東欧地域の中で未進出国となっていたモルドバで、販売を開始しました。主に日本にパリかシンガポールなどのオフィスが、現地の販売代理店のフォローをしているでしょう。モルドバなど東欧への出張を楽しみに、ヨーロッパのパリオフィスで働くと言う素敵な選択肢も中にはあります。

ジェトロ(日本貿易振興機構)

求人が比較的多い東欧や中央アジア諸国で働きながら、事業所や駐在員事務所などがオープンすると同時に、モルドバに出向すると言うこともあり得ます。中でもジェトロ(日本貿易振興機構)のロシアやウズベキスタン事務所は、狙い目かもしれません。そんな中で、ルーマニア語やロシア語ができれば、可能性が広がりそうです。

最後に

何と7000年とも言われる、ワイン醸造の歴史があるのがモルドバです。首都キシナウから約30キロのところにある約200kmの「ミレシチ・ミチ酒蔵」は世界でもっとも長い酒蔵であり、中にはボトルが200万本置かれています。リーズナブルな料金でワインを楽しめるモルドバは、お酒好きの人にとって最高の国です。

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