マレーシアでの海外就職体験談!コールセンターでのインターンシップを経て日系企業に就職

老後の移住先としても人気のあるマレーシアですが、近年ではマレーシアの語学留学、そしてロングステイなども人気となっており、若い人たちの間でも、マレーシアでの海外就職を目指す方も比較的多く見られるようになりました。

語学力不問のコールセンターなどの求人もあり、英語力がなくても働けるということで人気も出ているマレーシア就職ですが、今回は実際にマレーシアで海外就職された方への体験談を伺いました。マレーシアでの海外就職を考えているという方は是非ご参考ください。



今までの経歴を教えてください

大学卒業後に大学教授秘書をしたあと、オーストラリアへワーキングホリデーで滞在し、日本に戻ってからは、英会話スクールの営業、パソコン教室の講師、子供の英会話スクールの受付、コールセンターの指導員をした後、タイで日系企業のインターンシップを利用して、コールセンターで働きながら英語に通いました。

そのあと、マレーシアで日系企業に就職をして、現在に至ります。仕事の職種は事務職でカスタマーサービス。輸出入関連の書類作成や手配、お客様の対応が主な仕事です。お客様は日本人がメインですが、ローカルから外国人の方もおられます。

海外に就職(転職)しようと思ったきっかけは何ですか?

大学の時、海外に初めて旅行したことをきっかけに、就職してからも毎年海外旅行に行っていました。高校の時から、本に出てくる海外にはあこがれていていましたが、旅行だけではその国の一面しか見ることができないため、物足りなくなり、いつか海外に住んで仕事をしてみたいと考えるようになりました。

オーストラリアにワーキングホリデー制度を利用して1年滞在したときに、公文でアシスタントをしていたことがあります。そのとき、実力主義で仕事量が決まる体験をしました。日本に戻ってから仕事をしていても、仕事内容より、堅苦しい古い習慣や周りのことばかり気にしていなければならない島国ならではの考えかたに嫌けがさしていたことも、海外で就職したいと思ったきっかけです。

マレーシアへの海外就職を目指そうと思った時の語学レベル(TOEICなど)は?

海外就職を目指していましたが、実際の英語力はあまりありませんでした。英検もTOEICも受けたこともなく、おそらく中学校卒業レベルだったと思われます。

マレーシアへの海外就職へ向けてどれくらいの時間を英語の勉強をしましたか?

マレーシアで就職する前に、タイで1年間英語学校に通いました。日常会話の初級クラスから始まり、1年間で日常会話の上級レベルまでになりました。

マレーシアへの海外就職のためにどのような勉強法や努力をしましたか?

タイの英語学校に通いながら、できるだけ外国人の友達を作るようにしました。英語のフリーペーパーに載っている外国人が集まるパーティに参加したり、お休みの日はそこで知り合った友達と出かけるようにしたり、できるだけ英語を話す環境を作るようにしました。



マレーシアのの現地企業をどのように探しましたか?

最初は、インターネットで調べて「アジアでお仕事」というサイトから探していましたが、マレーシアには人材派遣会社がいくつかあったため、各会社に登録をして仕事を紹介してもらいました。

マレーシアへ海外就職するために行なった準備は?

タイの日系企業のインターンシップを利用しました。英語力がなかったため、日本語を使って働きながら英語学校に通うことができるところを探しました。また、東南アジアには旅行でもシンガポールにしか行ったことがなく、生活ができるかどうか不安だったため、生活体験をする目的もありました。

マレーシアの企業面接で聞かれたことは何ですか?

日本での仕事経験の内容と、面接時に働いていた仕事はいつまでの契約となっているか、その後いつから働くことができるか聞かれました。また、私が働き始めたころは車での移動が普通だったため、車の運転は日本でどのくらいしていたか、マレーシアで運転することは大丈夫か聞かれました。



マレーシアでの海外就職における失敗談

面接官がマレーシア人で、仕事内容を説明してくれたときに、いくつかあまりよく分からない内容もあったのに、面接時にきちんと確認をしなかったため、実際に仕事に就いてから意味を分かっていなかったことが分かり、失敗したなと感じました。

また、働いた会社は試用期間が3か月ではなく、6か月でした。契約書は英語で書かれているので、きちんとすべてを確認することもしていませんでした。結果的には大きな問題はありませんでしたが、周りの入社した人などをみて、有給や仕事内容など、海外就職であるからこそ、きちんと契約内容を確認すべきだと思いました。

マレーシアでの海外就職で成功するためのポイント

一番は日本での仕事経験だと思います。日本でやってきたことが、海外で仕事をしていても活きていると感じます。マレーシアに合った方法に変えて対策をとらなければならないことも多いですが、基本的には日本で培った自分の知識や経験がいつも役に立っています。

語学力もある程度は必要ですが、マレーシアは3つの民族が一緒に暮らしているため、皆がそれぞれ母国語を持ちながら共通のマレーシア語や英語で話をしています。そのため、きれいな英語よりも、コミュニケーションがとれる英語力が求められます。

同じ日本語を話す日本人同士でも話の通じない人とはコミュニケーションが難しいのと一緒で、英語を話せば通じるものでもなく、お互いに理解しようという気持ちが大切だと思います。

マレーシアで海外就職して良かった点は?

視野が広がったことです。日本とは違いそれぞれの民族が違う食事、宗教、習慣があってそれを皆が尊重しながら生活している環境は、日本の単一民族にはみられない光景です。

また柔軟性が身についたように思います。それぞれの民族の個性が強いため、悪いところを見つけるのではなく、良いところを探して見出していくようにしていかないとなりません。時間の感覚や物事に対する意識も日本人の完璧主義とは違い、仕方がないことは仕方がないと大きな心をもって対処しないとならないことも多いです。ただ、日本人としての意識も忘れずに、楽なほうへ流されないように気を引き締めることも必要です。

マレーシアでの海外就職で難しいと思った点は?

土地勘がなかったので、会社の場所がどのような場所なのか分からなかった点、また住居の見つけ方や通勤の仕方が自分では分からなかった点、また滞在許可としてVISAを取得しなければならなかった点です。



海外就職を目指している方へのアドバイス

海外就職は、仕事だけではなく、生活自体が初めてのことがたくさんで、最初は戸惑うことも多いかとは思いますが、日本では味わうことのできない体験によって、日本では見つけることのできない、自分だけの宝物を見つけることができると思います。

日本にいるだけでは身につけることのできない、視野の広さや考え方ができるようになるのではないでしょうか。日本で身につけてきた、日本人としてのプライドや習慣を武器に、ぜひチャレンジしてみてください。

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