サンマリノで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

周りをイタリアに囲まれている山岳地帯にある共和制国家のサンマリノは、国の基幹産業である切手やコインが有名です。工業は軽工業が主で、繊維工業では綿織物や染色業がみられ、陶器にタイルやレンガの生産など窯業も国の伝統産業として、存在感を発揮しています。また、モスカートワインやオリーブオイル、チーズなどの食品工業に石の切り出しや石材加工業も盛んに行われています。

ここでは、そんなサンマリノで働く際にあたって、知っておくと役に立つ就労ビザや就職事情と求人についてご紹介致します。

サンマリノで働くには?サンマリノの就労ビザについて

サンマリノに観光目的で入国する場合、有効な日本国籍のパスポートを擁し、90日間以内であれば、ビザなしで滞在出来ます。厳密に言えばサンマリノは、シェンゲン領域に含まれていないもののイタリアと国境を開放していることもあり、事実上の加盟国となっています。180日の期間内で最大90日間のルールがありますので、注意が必要です。なお、サンマリノで働くには、諸外国同様、就労ビザが必要となります。

サンマリノの就労ビザの種類や期間について

2019(令和元)年までのデータになりますが、人口約3万4千人のサンマリノの失業率は1.4%と東南アジアのタイ並みに、世界的に見てもかなり低いです。タイ同様、自国民の雇用を守る機運があり、外国人の就労はあまり見かけられません。そんな中で、サンマリノで働くには、就労ビザに加え、滞在許可証の取得が義務付けられています。また、ビザなしで入国の際には、軍警察(Gendarmeria)にて手続きを行えば3ケ月の滞在延長が可能となります。

就労ビザ

サンマリノ共和国大使館によると、「サンマリノにおいて収入を得る活動に従事する場合を除き,3か月以内の短期滞在の場合は,入国査証の取得が免除される」とあります。言い換えると、収入を得る活動に従事する場合は、就労ビザが必要になると言うことです。下記にて解説いたしますが詳細は、東京都港区元麻布にある駐日サン・マリノ共和国大使館へ尋ねてみてください。

滞在許可証

サンマリノで3ケ月を超えて滞在する場合に滞在許可証が必要となるので、現地で働くとなると、軍警察(Gendarmeria)で取得してください。その際に、パスポートのコピーや滞在許可証の申込書に加え、そのほか何が必要か軍警察に事前に確認を取ってみましょう。大きな国ではないので、直接出向いてもいいと思いますが、英語かイタリア語が話せると良いでしょう。

サンマリノの就労ビザの申請について

就労ビザに必要な書類は、

  • サンマリノの就労ビザ申請書
  • 規定サイズの証明写真
  • 帰国予定日より起算して残存期間90日以上のパスポートとそのコピー
  • 住民票

になります。加えて職務経歴書や最終学歴証明書など、就業先のコーポレートスタッフの指示に従って、必要とされるドキュメントを用意してください。

サンマリノの就労ビザの申請の難易度

サンマリノの就労ビザの申請の難易度が高いとも低いともいずれも聞いたことがありません。それより仕事を見つけるのが容易ではなさそうので、対策を講じる必要が生じてきそうです。

イタリア人気質のところがあるので、親しい友人を作って、人脈を活かしてみましょう。また、現地で暮らす日本人からの情報をいかに仕入れるかがサンマリノでの就職や就労ビザ取得の大きなカギとなってきます。

サンマリノの就労ビザの申請に必要な語学力

サンマリノの就労ビザの申請に必要な語学力の定めは、特にありません。サンマリノの公用語はイタリア語で、日常語としては、(ガロ・イタリア語のロマーニャ語系統に含まれる)サンマリノ語も使われています。観光産業で働くには、イタリア語に加え、英語も必然的に求められることになるでしょう。

サンマリノの就職事情と求人について

外務省のホームページによると、サンマリノの在留邦人数は、7名と紹介されています。一番近い日本人の子女が通う教育機関には、フィレンツェ日本語補習授業校があります。サンマリノからは100km以上離れていますが、土日の日本語補習授業であれば、通学が不可能ではないかもしれません。平日は、サンマリノ国内か近郊の人口約15万人を擁するリミニ市内の学校への通学を考えてみてください。なお、サンマリノに進出する日系企業進出数のデータは、現在のところありません。

日本におけるサンマリノ系企業

駐日サン・マリノ共和国大使館では、サンマリノ企業へのサポートを行っています。現時点では、大きな動きはありませんが、今後両国間の経済交流に期待したいものです。現状で日本におけるサンマリノの影響は、切手販売と旅行になりますので、以下ご紹介いたします。

マルメイト

サンマリノと言えば、言わずと知れた切手の国でしょう。魅力溢れる世界中の切手を販売している『マルメイト』のホームページをご参照ください。

イタリア観光政府局

日本にサンマリノ観光政府局はなく、イタリア観光政府局がフォローをしています。イタリア観光政府局のホームページでは、「サンマリノ歴史地区とティターノ山」の紹介をしています。

HIS

日本発着のサンマリノのツアーで検索すると、大手旅行会社のHISの主催旅行が出てきました。サンマリア観光と言うより、ツアー名でもわかるように、「イタリア周遊決定版大満喫!イタリア紀行8日間」になります。添乗員同行で、ツアーの3日目にサンマリノを訪れます。サンマリノのほか、ミラノにベネチアやフィレンチェ、ローマを巡る魅力的なツアーです。

サンマリノの現地採用

サンマリノでの食事はファーストフード店だと日本円換算で300~500円、レストランは1000~1,500円なので、東京やイタリアとあまり変わらない物価感覚になります。物価が高いイメージがしますが、実際それほどタイトな生活にはならないでしょう。ここでは、サンマリノの現地採用についてご説明いたします。

ホテルマン

日本を含め外資系の大企業の進出は見られず、あっても個人経営レベル並みでしょう。狙い目としては、GDPの50%以上が観光収入である観光立国サンマリノにあるホテルのコンシェルジュやレストランマネージャーです。

ただ、ヨーロッパのホテル専門学校卒と最低でもイタリア語と英語の上級レベルを求められることになりそうです。それほど求人自体は多くないので、スイスのローザンヌのホテル専門学校在籍中か、イタリアのホテルで働きながら予め情報を仕入れるのが賢明です。

クラフトマン

熟練工や職人を意味する、クラフトマンの仕事を探すのも日本人ならではの強みを活かした手法です。サンマリノは、繊維工業や窯業も盛んなので、現地の会社や商店とマッチングできる可能性が残されています。現実的な選択では、近隣の世界的に有名な観光都市であるイタリアのフィレンツェで働くことで、職種はお土産屋さんのスタッフに観光ガイドや靴職人などです。

サンマリノの駐在員求人

人口約4千人の首都サンマリノ市の中心部は、車の乗り入れが禁止されていますの。交通事故の不安はありませんが、ある程度の体力が必要となりそうです。なお。ティターノ山のふもとに位置するボルゴ・マッジョーレまでは、1.5kmのケーブルカーが運行されているので、機会があれば、乗ってみましょう。ここでは、サンマリノの駐在員求人情報の現状をご説明いたします。

イタリア日本国大使館

サンマリノ国内に日本国大使館はなく、サンマリノ共和国の外事関連等の業務に関しては、在イタリア日本国大使館が兼轄しています。サンマリノの領事を兼務するので、見逃せません。

なお、特定の地域や分野、語学に長けている人は、外務省経験者採用試験(書記官級)」に応募してみましょう。そこで、以下「外務省経験者採用試験(書記官級)」のURLをご参照ください。イタリア語は特に求められておらず、詳細は外務省にお問い合わせください。

自動車部品関連メーカー

サンマリノは国家プロジェクトとして、日系企業進出を歓迎しています。あいにく現状ではサンマリノの駐在員求人はあまり見かけられず、イタリアで働くのが現実的です。そこで、以下「イタリア進出日本企業リスト」をご紹介いたしますので、ご参照ください。

自動車部品関連メーカーに電機メーカーや商社、物流関連の企業など多岐に渡ります。会社名に加え拠点を構える都市名もわかるので、サンマリノに近い都市から調べてみましょう。また、転職エージェントのキャリアコンサルタントと良好な関係を常日頃から構築しておくと、情報が入りやすくなります。

最後に

国全体が世界遺産に登録されているサンマリノは、革製品のお店が多く、意外にも料金が安いです。料理では地政学上ボローニャやトスカーナの影響を受けているので、日本人の口に合う美味しいレストランを見つけやすいです。医療制度と社会福祉が充実していることもあり、世界屈指の長寿国なのもサンマリノの特徴として挙げられます。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

転職エージェントに登録して海外求人・海外勤務案件をチェック

上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。

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