ポルトガルで働くには?日系企業の駐在員求人や現地採用の就職事情とビザ申請について

大航海時代にスペインと同じく世界の主役だったポルトガルは、古くから日本との交易が行われたことでも有名です。成熟した大人の感性とフレンドリーな国民性が絶妙で、いつかポルトガルに暮らしてみたいと言う日本人も少なくありません。

そこで、そんなポルトガルで働く際に当たって、知っておくと便利な就労ビザや就職事情と求人について、ご紹介致します。

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ポルトガルで働くには?ポルトガルの就労ビザについて

有効な日本国のパスポートを所持していれば、180日間以内の内に3ヶ月間は、ポルトガルでのビザは必要ありません。ただ、ホテルやゲストハウスと言った宿泊施設以外に滞在する場合、SEFと言われるポルトガル移民局や地方事務所に行って、入国宣言をしないと、罰金が科されるので、注意が必要です。また、ポルトガルで働くには、

  • 滞在許可証
  • 労働許可証

この2つが必要となってきますここでは、主にポルトガルの就労ビザに該当する労働許可証について以下説明致します。

ポルトガルの就労ビザの種類や期間について

労働ビザ

労働ビザは、一般的なポルトガルでの就労ビザになります。就労ビザ取得の際には、労働社会保障省・外国人登録課に雇用契約書などの必要書類を、通常雇用主に当たる会社の管理部門のスタッフが、提出して取得してくれます。

EUブルーカード・特別居住労働許可

2012(平成24)年より高資格労働者を誘致するEUブルーカード制度の適用を、ほかのEU諸国同様にポルトガルも実施しています。同業種で一般的賃金の1.5倍以上の年収契約などが必要となりますが、就労のためのビザ申請が簡素化されています。

研究活動に教員活動やハイレベルな専門性を必要とする活動、職業的な芸能関連やスポーツ・演芸関係者のビザ

学術研究活動が就労のためにこちらのビザ取得の場合、雇用契約書と研究活動の契約書に加え、学術的研究活動を対象とした奨学金受給の証明書が必要です。そのほかは、雇用契約書以外にポルトガルでの住居証明書と経済証明書等が、必要となります。

また、各就労ビザによって有効期間が異なりますので、詳細は雇用主や研究機関等にお問い合わせ下さい。たいていの場合は1年間有効で、更新可能なようですが、ハイレベルのスキルを持っている場合だと、更に期間が延長される場合があるかもしれません。EUブルーカード・特別居住労働許可は、最長2年間の就労滞在期間が有効です。

ポルトガルの就労ビザの申請について

ここでは、ポルトガルで働くに当たって最も一般的な就労ビザに該当する労働ビザの申請について、必要な書類をご紹介致します。

先ず就労ビザ取得の際に必要不可欠なのが、

  • 申請書
  • 査証申請期間満了日から3カ月以上の有効期限がある旅券
  • 証明写真
  • 海外旅行傷害保険
  • 住居証明書と経済証明書

になります。次に、ポルトガル国内、或いは日本で加入の海外旅行傷害保険(現在は、海外駐在員保険もあり)が求められます。そこまで厳格ではないので、気になるようでしたら、ポルトガル大使館や受け入れ側の会社にお問い合わせをしてみましょう。

同様に、ポルトガルでの住居証明書と経済証明書が必要です。また、ポルトガル移民局による査証申請者のポルトガル国内での犯罪有無要請書は、アポスティーユ付きが求められます。アポスティーユに関しては、外務省に直接電話で問い合わせてみてください。

法的に認められている資格であれば証明書(出来ればポルトガル語の添付があると良い)、ポルトガル労働省雇用職業訓練局によって発行された証明書もあれば提出してください。

ポルトガルの就労ビザの申請の難易度

ポルトガルの就労ビザの取得は、それほど難しいと聞きませんが、何より仕事が確保出来ていると安心です。労働許可証取得の条件として、原則的に5人以上の企業の外国人就労者は、全従業員の10%以下に制限されていますが、そこまで厳しくないと言えます。専門技術を持った外国人だと、規制人数から緩和されるので、やはりエンジニア関連等の技術職は有利になります。

一年を通じて温暖な気候で、物価も日本の半分以下で生活出来ます。1ユーロ0(日本円で約130円)で生ビールやワインが楽しめるように、モノによっては日本の3分の1か、更に安いです。気候やフレンドリーな国民性等、生活しやすさを考えると、やはり働いてみたいものです。ポルトガルで働くには、先ずは転職エージェントに登録することをおすすめします。

リスク回避を常に考える華僑の経営者の中には、二重国籍が認められていることで、ポルトガル国籍を取得する人が、少なくありません。合法的に6年間ポルトガルに居住し、語学ではポルトガル語の知識A2レベル以上が取得の条件となります。ポルトガル国籍の人と正式なパートナーシップの関係にあり、3年以上同居している場合も同様です。

ポルトガルの就労ビザの申請に必要な語学力

ポルトガルの就労ビザの申請に必要な語学力の定めは、特にありません。では実際ポルトガルでの生活や就職で使う、言語が気になるところです。都市部では幅広い世代の人たちが、英語を話せるので、言葉の面で生活に困ることはありません。

まして、ポルトガル由来の日本の外来語も多く、ラテン語に属しているので、聞き取り易いと言えます。同様に、アプリや旅の会話ブックに記載されているポルトガル語のカタカナを発音しても通じ易いので、日本人にとって習得しやすい外国語になります。現地採用でポルトガルを気に入り、10年間有効の滞在許可証を取得した人もいるほどです。

日本食レストランであれば、英語のみで働く事が出来るかもしれませんが、ホテルになると状況が異なってきます。ホテルも現地スタッフに指導する立場であればポルトガル語が、必然となるでしょう。ヨーロッパで高い位置づけのコンシェルジュでは、英語やポルトガル語に加え、フランス語やドイツ語が話せると、仕事が見つけやすくなります。

ただ、一般的には仕事では英語を使う機会が多そうですが、詳細は転職エージェントの担当者に確認を取ってみてください。職種や業種、求人内容によっては、それほど高い語学力を求めていない場合もあります。



ポルトガルの就職事情と求人について

外務省の調べによると、ポルトガル進出の日系企業数は約100社、在留邦人数は650人ほどです。日本人の子ども達が通うインターナショナルスクールやリスボン日本語補習授業校があるので、安心です。日本向け輸出品では衣類や化学製品、ポルトガル向けでは一般機械や精密器機類、両国間貿易では部品を含む自動車関連や電気機器が多いのが特徴的です。ここでは、ポルトガルの駐在員求人や現地採用などついて、ご説明致します。

日本におけるポルトガル系企業

ホビオン社

マカオ等海外にも製造拠点を持つ製薬会社のホビオン社は、1959(昭和34)年創業のポルトガルにヘッド・オフィスを置くグローバル企業です。日本の企業とは創業以来1960年代から取引がはじめられ、2016(平成28)年に大阪に駐在員事務所が、設立されました。原薬や化合物の開発と製造で成長を続け、新規医薬品やジェネリック医薬品の販売を手掛けています。

ナチュラプラ(NATURAPURA)

オーガニックコットン製品のブランドを、2002(平成14)年にヨーロッパでの販売をはじめたのが、ナチュラプラ(NATURAPURA)です。製品は徹底した品質管理の下、厳しい基準をクリアした製品に与えられる「EUエコラベル」を取得しているので、安心です。また、優れた品質だけでなくスタイリッシュなデザインの子供服やぬいぐるみ等を作り、日本の総代理店を「メリサジャパン」が務めています。

レヴィグレス社(Revigres)

1970(昭和45)年にポルトガルで設立されたレヴィグレス社(Revigres)は、ハイクオリティと優れたデザインを誇る、タイルメーカーです。快適な生活空間を演出してくれるタイルとして知られ、日本では神戸市中央区に本社を構える「雄山株式会社」が、レヴィグレス社のいろんな製品を取り扱っています。

コルティセイラ・アモリン社

ワインでもお馴染みのポルトガルは、良質のコルクの産地として知られ、世界のコルク製品の約75%を産出しています。世界最大のコルク製品メーカーのコルティセイラ・アモリン社は、1870(明治3)年創業の歴史のある会社です。ワインのコルク栓製造に加え、コルク素材とコルク製品も供給していて、「株式会社ロックブリッジ」等の正規代理店が、日本でアモリン社の製品を取り扱っています。

ポルトガルの現地採用

ポルトガルは安心して暮らせる国で、最低賃金が比較的低いので、製造業に適した国と言えます。日本人とポルトガル人との相性もいいことで、注目をしている日系企業も少なくありません。とりわけ現在工場を進出している日本の会社の中には、大幅に現地採用を増やす動きがあります。

3500名を超える卒業生が世界50ヶ国で活躍‎している、東京すしアカデミーで江戸前寿司の勉強をするのが、海外就職で注目を集めています。年齢性別関係なく入学出来、リスボンでお店をやっている日本人の女性もいます。

英語が話せてITのスキルが高ければ、現地採用と言うより外資系企業を狙ってみることをおすすめします。IT関連の仕事では、業界用語には精通していたとしても英語力に関しては、コミュニケーションが取れるレベルでいい場合が多いので安心です。現地採用も外資系企業での採用も、いずれにしても転職エージェントの活用をオススメします。

ポルトガルの駐在員求人

何年か日本の会社で働き、ポルトガルの現地法人に駐在員として赴任するのが一般的と言われています。中にはポルトガル現地駐在員として中途採用されるケースもありますが、多いとは言えません。ただ、商社や営業関連では、ポルトガル語自体に注目をしているところが幾つもあります。

転職エージェントの活用の際に、今でも多く今後も増えそうなのが、ポルトガル語が公用語のブラジルでの就職です。特にこだわりがなければ仕事も多いので、ブラジルでの就職も悪くないかもしれません。ただ、欧州嗜好が強い人であれば、状況が変わってきます。ポルトガルだけでなくロンドンやベルリン等の主要都市も候補地に入れることで、ヨーロッパでの仕事を紹介して貰える確率が高くなります。

ポルトガル進出の日系企業数は約100社ですが、ここ数年の間に増えていて、今後は駐在員や現地採用の増員を考えている会社が、少なくありません。ポルトガル進出の日系企業で自動車・部品や輸送機器関連では、トヨタ自動車にデンソーや三菱ふそうトラック・バス等が挙げられます。富士通でかなりの数の技能職やスタッフを、リスボンやブラガ市で採用しています。

ポルトガルで働くには?就職の進め方について

それでは、ポルトガルで働くにはどのような情報を集めて、どのようにして準備を進めていけば良いのでしょうか?

直接現地で自分自身で働き口を見つけることも可能ですが、ポルトガルである程度、長期的に働こうと考えている場合は、雇用主を見つけて、まずはビザの申請をしなければなりません。ポルトガルで長期的に働く場合は、アイルランドに支店がある日系企業に応募する方法が、もっともメリットが多く、ビザ申請に関してもスムーズに進むのではないでしょうか。

ポルトガル系企業の求人は、一般公開されている企業は非常に少なく、自分にあった職種を見つけることが難しい状況ですが、海外勤務に関しては非公開案件も多く存在しています。この非公開案件を見つけることで、自分にあった企業を紹介してもらうことが可能です。

非公開求人の情報を集める

海外就職を進めていく中で、よい求人を見つけるには、「転職エージェントから非公開求人の案件をオファーを集める」ことが一番良い方法になります。

転職エージェントでは、一般的な転職サイトでは見つからないような条件の良い求人を、エージェントが集めてきてくれて、優先的に紹介してくれることが最大のメリットです。

転職エージェントに登録することから採用されるには一切費用が発生しないので、外資系企業や海外就職に成功された方の例としては、「外資系や海外勤務に強い大手転職エージェント」に登録する方が、圧倒的に多いのが現状です。採用した企業から手数料をもらうため転職エージェントも、かなり親身になってサポートしてくれます。

外資系企業や海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、20代・30代の転職・グローバル&海外就職に強い「ランスタッド」 、国内最大手の「リクルートエージェント」 になるので、この2社は必ず押さえておきましょう。

現地密着型の求人情報では、ポルトガルの日系企業では、どのような仕事があるのか、また給料の相場などをチェックしても良いでしょう。

最後に

温暖な気候とフレンドリーで温かみのある国民性にはまり、ポルトガルを気に入って、長く暮らす日本人が年々増えています。リスボンやポルトの街歩きも楽しみで、海に囲まれているので、美味しいシーフードがいっぱいです。そんな魅力溢れるポルトガルの就職に最も効果的なのが、転職エージェントの活用です。ヨーロッパの就職に強く、自分に合った転職エージェントに先ずは、登録をしてみましょう。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

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