海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、カナダにある日系企業の現地採用で海外就職された経験のある30代女性(ツアーガイド)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
短大卒業後、障碍者福祉業務に従事していました。障碍者の自立支援を業務で地域や行政に働きかけを行っていました。また、障碍者自身が自立して生活していけるように、技術指導なども行っていました。その後、大学に進学し高齢者福祉業務に従事していました。
ここでは、尊厳ある暮らしができるように、また生活の質を維持しながら暮らしていけるようにアドバイスや介護などを行っていました。海外に渡航することを決めた後、まずは帰国後の就職活動にプラスになるように福祉関係の国家資格を取得しました。また、英会話の勉強も始めました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
就職をする前に2年ほど海外で生活をしました。この2年はあっという間でもっと外の世界が知りたい、海外経験を積みたいと考えたからです。海外で働くにはビザが必要です。まずは、ワークビザの取得方法を行きたい国の移民局ホームページで入念に調べ、勉強し、ワークビザ取得の要件やシステムについての知識を得ました。
その後、ワークビザ取得サポートが可能な企業にしぼってインターネットで情報を集めました。また、ワークビザ取得サポートは可能か否か必ず確認をするようにしていました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
業種は旅行業。職種はツアーガイドです。現地空港から観光地にあるホテルの往復をにガイドをしながらご案内する仕事が主な業務でした。
通常の観光ガイドももちろんですが、海外ということなので、日本と違う点や気を付けてほしいことなどもご案内しました。また、ホテルのチェックインやとチェックアウトのお手伝いや、空港でのチェックインのお手伝い、現地の言葉でお客様の代わりにコミュニケーションを取ることも業務に含まれていました。
給与はこの国の同業種とほぼ同じ給料で可もなく不可もなくという印象です。福利厚生はあまり良くありませんでした。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
ワークビザです。カナダは労働許可証(ワークビザ)が無いと働くことはでききません。難易度はその時の経済状況や失業率によって変化はありますが、難易度はかなり高いと思います。ワークビザは職種にもよりますが、自信が働きたい職種と自分の学歴や経験などが合っていて、さらにそれを証明する必要があります。
企業側もなぜ現地の人ではなくワークビザを取得させてまで外国人を雇用する必要があるのか証明をしなければならないので時間も労力もかかります。
海外で働いたメリットは?
全く自分や日本人と考え方が違う人と出会い、知識の幅が広がったと思います。また、働き方についても新しい考え方ができるようになって自身の向上につながり良かったと思います。
忙しい毎日でしたが、海外で働くことでオンとオフの切り替えが上手くできるようになり良かったと思います。滞在した国は週40時間が上限であると労働基準法で定められており、違法行為を犯す人や違法行為を促す上司がいないことは海外で働く大きなメリットだと思います。また、休日出勤は1.5倍以上の給与を支払く法律があるのもメリットだと思います。
海外で働いたデメリットは?
日系企業だったので、海外で働きながら、日本の古いしきたりやルールが企業に存在したので窮屈だと感じました。待遇についても、この国にはある良い待遇も日本には無い待遇の場合は、企業が無視をする傾向があったので、不公平な思いはしました。海外で働くことで知らない間に現地の感覚や考え方に染まります。
帰国後にもその新しい価値観や感覚が払拭されず、日本の社会に窮屈さを感じたり、どこか自分が浮いている状態になるのがデメリットだと思います。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
一番楽で、待遇が良いのは、海外に駐在することです。海外赴任がある企業に就職し海外赴任を希望していることをアピールすることが一番良いと思います。海外赴任の場合は面倒なビザの手続きも企業がサポートをしてくれるし、場合によっては現地の居住先も準備してもらえるからです。
それ以外の方法で海外で働くことを考えている場合、まずはビザのシステムをよく勉強し理解することが最も重要だと思います。また、行きたい国の言語は海外に行く前に勉強することをお勧めします。
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