海外の勤務で感じた海外就職のデメリット体験談!海外で働くことについて考えよう!

海外の勤務になると、日本では想像できないことも多く、海外就職に魅力を感じていたものの、それがデメリットに変わってしまうことも少なくありません。

できる限り、日本にいる準備段階で海外就職を理解しておく、またミスマッチを招かないためにも海外で勤務された海外就職経験者10名の方に、海外就職で感じたデメリット体験談を語っていただきました。

日本の経歴がまったく強みにならない

  • 接客業(女性・30代)
  • 働いていた国:アメリカ
  • 求められる現地での語学スキル:必須

事始めにすぐに働ける接客業で就職しました。接客業はこちらはチップもあるので頑張ればそれなりに貰えますが、雇い主が保険代を払いたくないために、保険をかけなくて良いギリギリの時間数で働かされる事が多く、年休などもないので、働けなければ収入がないというデメリットがあります。

また、どの職種でもそうですが昇給などは、自分で交渉しなくてはならないので交渉出来ない人はいつまでも昇給がありません。接客業をしながら転職先も探したのですが、事務職はネイティブ並みの語学スキルはもちろんですが、推薦状や紹介がないと入れなかったりと外国から来た人にはとても不利でした。

文科系の日本の大学を出ていてもあまり意味がなく、日本での事務職の経歴も全く強みになりませんでした。こちらで学費の安いコミュニティカレッジでもいいので卒業すると就職しやすいと思います。

言葉やルールなど文化の壁を目の当たりにした

  • コールセンター(男性・30代)
  • 働いていた国:マレーシア
  • 求められる現地での語学スキル:必須

マレーシアは比較的に日本の企業が入っていて住みやすいところではあるのですが、やはり日本ではないために多言語での生活が必須になります。マレーシアは英語・中国語・マレー語なのですが、日本語を話したいときにはホームシックになりやすいです。

また、文化の違いなどを直に感じてしまうので合わない人は、やはりすぐに日本に帰国してしまい、なかなか友達を作るのも難しいと思います。住むところにしてもその国のルールや、やり方なども覚えるのにも苦労します。

仕事場に関しては、上司は外国人なので言語が得意でない方は報告なども苦労しているところもデメリットだと思います。また日本からの引越しもあるので日本国内の都心に引っ越すよりも費用がかかることでした。

交渉してスキルが認められないと給料が上がらない

  • ウェイトレス(女性・40代)
  • 働いていた国:フランス
  • 求められる現地での語学スキル:できれば尚良し

カジュアルな日本料理のお店で働いていました。働いている人はみなさん日本人、または日本語の話せる外国人なので問題ないかと思いましたが、お客さんは80%が外国人、特にフランス人でした。電話もフランス語で掛かってくるのに対応しなくてはならず、いくら日本食とはいっても言葉が話せない、わからないと仕事にならないと痛感しました。

給料は日本のようにある程度たったら昇給というのではなく、こちらから社長なりにアポイントを取って交渉する、というスタイルなので、スキルが認められないと交渉しても上がりません。

社会保障のシステムが違うので、まず給料明細上で色々引かれたうえ、年一度の確定申告でまた税金を取られるので、日本に比べて手取り額はかなり少ないように感じました。

英語圏ではない国では現地の言葉が必須

  • ホテル勤務(女性・20代)
  • 働いていた国:ドイツ
  • 求められる現地での語学スキル:できれば尚良し

日本と違い、採用の際の手続きなどがかなりアバウトでした。会社にもよりますが、シフトの管理などもかなり雑で、連絡するまで自宅待機というのがほとんどでした。

ドイツでの勤務だったので、主にドイツ語のスキルが必要でしたが、英語ができれば大丈夫と言われたにも関わらず、働いている人のほとんどが主にスペイン語で、英語を話せる人がほとんどいませんでした。そのため、初日に分からないことなど聞く際も、ほとんど会話をする事ができなく、ただただ作業を見てることしかできなかったです。

不安な事や分からないことを改善出来ないのが言葉の壁です。1人でも日本人の方や英語がわかる方がいれば環境は変わると思いますが、コミュニケーションが取れるのは最低条件だと感じました。

海外就職の経験が日本企業で有利とは限らない

  • コンサルタント(女性・30代)
  • 働いていた国:イギリス
  • 求められる現地での語学スキル:必須

海外就職をするデメリットとして、この経験が必ずしも日本企業で有利に働かない、また企業にとって採用することがメリットとして働かないことが挙げられます。

例えば、海外の企業はいかに自分の主張を通すか、アピールするかが大切ですが、日本ではこのような人材はガツガツしすぎている、謙虚さが足りないと見る傾向にあるように感じます。次に国によっては、人種差別、国籍差別があることが挙げられます。

私は日本人=アジア人ということもあり、あからさまではないものの、差別を感じる場面が過去にいくつかありました。明らかに自分の方が優秀でも、白人が優遇されるのは、やはり様々な国籍の人達が働く海外ならではとも言えるかと思います。

少なからずアジア人に対しての人種差別がある

  • 総務(女性・30代)
  • 働いていた国:アメリカ
  • 求められる現地での語学スキル:必須

日本人なので人種差別があります。そのため日本企業で働くしかできないこともあります。アメリカの現地企業で日本人を雇うことに対して抵抗がない企業であっても、就職するにはとても高いスキルの英語力が必要です。

それはビジネスレベルや日常会話レベルと言う位のレベルではなく、冗談も英語で言えるような完璧なネイティブレベルの英語でない限り、現地の日本人がいないような企業に就職するのはとても難しいです。

また、大学の専攻の延長としての職業でないと、就労ビザが下りず、近い職種だとしても弁護士を企業が雇わないとビザが取得でききません。基本的に、ビジネス専攻やコミニケーション専攻など、ビジネスに幅広く通用する専攻で卒業することによって取得できるビザは多いですが、その他の専攻については一般企業ではビザの取得は難しいと思いました。

自分の経験のために働くということを認識するべき

  • 教育関係(女性・30代)
  • 働いていた国:オーストラリア
  • 求められる現地での語学スキル:必須

まず、お金を貯めようと言う目的で働くのは無理かなと感じました。お金儲けよりも、自分の経験のために働くと言うのを目的にしないと、意欲がなくなります。

また、日本の正社員の様に終身雇用は、外国人の場合は難しいです。住居費などの初期投資も掛かりますし、数年滞在しないともったいない感じがしました。また、保険なども日本で加入しておかないと、なかなか保証が受けられないのが現実です。

専門的な職種なら日本に帰国した際にも、再就職し易いですが、あまり専門性のない仕事なら、海外での就業経験は役に立たない事も多いと思いました。海外は年功序列社会ではないので、実績を残さないとなかなか昇給しないので大変だと感じました。

物価の安い国でも金銭面は苦しい

  • 教員(女性・30代)
  • 働いていた国:タイ
  • 求められる現地での語学スキル:不要

物価が安いといっても現地採用になると、日本で就職するよりやはり金銭面ではあまり余裕がありません。物価の安い国であっても、食事や買い物など日本と同じような生活をしようとするとお金がかかります。

現地のものが合えばよいのですが、やはり日本食な日本の製品がほしくなります。私の場合は、化粧品や100円ショップの商品がほしいため、日本の、2倍ほどの価格で購入するはめになっています。

もう一つ挙げられるデメリットとして、医療費です。日本のように3割負担の保険がありません。各々が保険会社の医療保険に入らなければなりません。病院も毎回、医師が医療費を決めるので、高くなったり安くなったりします。またVISAやワークパミットの更新なども結構大変なので、このような細かい手続きを対応できる方でないと海外就職は難しいと思いました。

ネイティブ並みに話せないと職種が選べない

  • 日本食販売員(女性・20代)
  • 働いていた国:イギリス
  • 求められる現地での語学スキル:できれば尚良し

お給料を払ってもらう際、大体銀行振込になるかと思いますが、その国の滞在期間が短すぎると銀行で口座を作ることが困難でとても不便です。また銀行口座を作る際には当然現地の言葉を使うことになります。また、その国の言語がほとんど喋れない状態で銀行口座を開設するのはとても難しいと実感しました。

英語をネイティブ並みに話せないと職種を選ぶ際にとても範囲が狭くなってしまい、結局、日本食レストランや日本食スーパーマーケット等、日本の企業でしか働けないのもとても残念に思いました。それでも日本食レストランや日本食スーパーマーケットで働きたい人はたくさんいるので、賃金は最低ラインしか貰えないこともしばしばです。

生活費を現地の給料だけで賄うのは難しく、前もって現地での生活費のために日本で貯金をしておく必要があると感じました。

色々な人種の人がいると日本の常識が通用しない

  • 一般事務(女性・30代)
  • 働いていた国:オーストリア
  • 求められる現地での語学スキル:必須

色々な人種の人が働いているので、人それぞれ育ってきた環境が違いすぎて常識が通用しないことがしばしばありました。それが原因でトラブルや喧嘩なども起こっていました。

日本でも人間関係のむずかしいところはあると思いますが、海外では、問題を避けようにもどこに地雷があるかわからない状態なので、当たり障りなく上辺だけで人に接してしまうことも多く、人1人の事を知るのにすごく時間がかかってしまいます。

日本人のように気を使えない人がほとんどなので、お人好しだと人に利用されます。ドライに割り切らなければ自分で自分の首を絞めることになると感じました。あと、お給料も低く、ボーナスが年二回という概念がないので、現地で生活する分には良いですが、日本に帰国する費用を考えるとなかなか帰ることができません。

海外就職を充実させるためには?

海外就職を経験された10名の体験談はいかがでしょうか?ある程度の理解があったとしても、やはりデメリットに感じてしまうことも少なくありません。

留学後にそのまま海外で就職された方は、まだ経験が少ないので、お金を貯めるという認識よりも、経験を積むために働いているといっても良いかもしれません。

日本での経歴を活かす、または逆に、海外で働いた経験を日本企業で活かすことができるためにも、海外での仕事の選択は入念に行わなければいけません。海外就職を充実させるためには、日本でできる限りの準備をしてから計画的に行なって行きましょう。

海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、国内最大手の「リクルートエージェント」 と、世界規模で展開している「ランスタッド」、この2社は必ず押さえておきましょう。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

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