アメリカは精神的覚悟、金銭的余裕がないと生き残っていけない(20代女性・デザイナー)

海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、アメリカにある日系企業の現地採用で海外就職された経験のある30代女性(デザイナー)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。

※この記事はプロモーションを含みます。




海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)

高校は外国語学科を卒業しました。高校在学中にオーストラリアへ短期留学をしました。その後、4年生大学を卒業しました。大学在学中にアメリカへ短期留学をし、将来は外国で働きたいと思い始めました。

その後、大手小売業入社し、7年半勤務をしました。この間、アメリカへ就職をしようと思い、転職活動を一年ほどしましたが、採用に至りませんでした。その為、勤続していた会社を退社し、単身でアメリカへ留学をしました。カレッジを卒業し、OPTで1年間現地の日系企業でインターン後、現地でほかの会社へ就職をしました。

なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?

小さいころから英会話を習っていたこともあり、英語に興味があったので、高校と大学は外国語と国際経済を学びました。大学を卒業後、大手の小売業の会社へ就職をしましたが、会社の女性差別や年功序列の文化、日本らしい残業を強いられる文化がストレスに感じ、アメリカへの転職を意識し始めました。

転職エージェントや、海外の企業の募集に応募をし、転職活動を1年ほど行いましたが、採用に至りませんでした。そこで、留学エージェントに相談をしたところ、アメリカのカレッジを卒業した場合、OPTという制度で、1年間インターンシップをできることを知りました。転職活動中に、現地採用が多いことを知ったので、現地でインターンシップをしてから再挑戦をしようと決めました。

海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について

現在就業している会社で勤務をして4年目になります。勤務を開始したころは、自分のスキルアップを重視していましたので、給与や福利厚生はあまり意識せず、就職活動をしていました。

現在は、業務にも慣れてきましたので、同業種の福利厚生や、給与、勤務時間、勤務条件も考慮して求人情報も見るようになりました。やはり、アメリカの会社の方が給与も福利厚生も条件も良いものが多いです。しかしながら、外国人なので合格する確率は、スキル次第ですが少し難易度が上がります。日系企業の方が、断然採用率が高く、難易度も低いですが、給与は低く、労働時間も長いところがほとんどです。

どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度

アメリカに来た頃は、カレッジに通っていましたので、学生ビザを習得しました。OPTでは学生ビザのままインターンシップで就労可能ですので、学生ビザを保持したまま就労していました。

その後、ご縁がありましてOPT期間中にアメリカ人と結婚し、グリーンカードを取得したので、就労可能なステータスになりました。実際、日系の企業で二社インターンシップをしましたが、その際に就労ビザの詐欺のような事例があることを知りました。ビザサポートありと書いてある求人の中には、ビザサポートの書類にサインをするが、費用は自己負担という会社も多くあるそうです。



海外で働いたメリットは?

アメリカで就業したことにより、アメリカ人とのビジネス上のスキルが大幅に上がったことが最大のメリットであると思います。日常のメールでのやり取り、電話応対は、最初の一年半ほどは緊張することが多く、ミスもありました。失敗や経験を繰り返すことで、これらの不安は解消され、今ではビジネス上の交渉や、メールや電話の応対が問題なく出来るようになりました。

現在就業している会社の本社が日本にあり、年に一回、日本の社員の方が研修に来ます。皆さん、留学経験などあるようですが、やはり現地で就業している人材の方が、自然な対応が瞬時にできるので、大きな強みであると感じます。

海外で働いたデメリットは?

私が住んでいるカリフォルニアは、生活費がとても高く、東京の2.5から3倍の生活費がかかります。年収は、円安の影響もあり、日本で働いていたころよりも高いのですが、その分支出が高いので、生活上の不安が大きくあります。

また、福利厚生の保険に加入していても、実際の病院の支払額は日本と比べて、かなり高額です。現在は在宅勤務を主にしていますが、電気代や、通勤した場合の交通費の補助もないので、自己負担額が多いです。その為、将来は日本への帰国も視野に入れています。

海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします

海外での生活や、就業にあこがれを持つ人はたくさんいると思います。私もその一人で、実際に自分で費用を貯めて、海外移住に挑戦をしました。日本で体験できない経験や、スキル向上もできる点としては、とても魅力を感じますし、やって良かったと思う部分は多くあります。

しかしながら、言葉の壁、文化の違いで、苦労したこと、涙を流した経験の数の方が遥かに多いです。アメリカは移民が多いので、外国人だからと、特別扱いや、易しく扱われることはあまりありません。こちらが英語に不自由をしたり、不都合があると、それを利用したり、蔑む人も多くいます。精神的覚悟、金銭的余裕がないと生き残っていけないサバイバルな世界だと思ってください。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

【PR】海外求人・海外勤務案件をチェック

上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。

Web面談可能、20代〜50代の外資系&グローバル転職のエンワールド

外資系・グローバル転職【エンワールド】

エンワールドは、多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの外資系・グローバル転職の人材紹介会社です。

Web面談も可能で、相談は全て無料。20代〜50代の転職支援を積極的に行なっているので、転職初心者からハイクラス案件を求めている方におすすめです。

エンワールド公式サイト

20代・30代の転職・グローバル・海外就職に強いランスタッド

ランスタッドは、1960年にオランダで創業された世界最大級の総合人材サービス会社です。世界39の国と地域に4,700以上の拠点を持ち、50年以上にわたり培ったノウハウと信頼のある転職エージェントです。

日本国内に136拠点あり、20代〜30代第二新卒の転職サポートに実績があります。グローバル企業、海外勤務、外資系企業の取り扱いも多数。相談は全て無料。ハイキャリアだけでなく、年収400万円〜の求人も多数。エージェント登録前に履歴書や職務経歴書などを用意して、エージェント登録後は履歴書の登録をすることで、迅速に案件を紹介してもらえるようにしておきましょう。

ランスタッド公式サイト

非公開求人数・成功実績No.1のリクルートエージェント

リクルートエージェントは、非公開求人数は業界最大級の約10万件。求人の90%は非公開求人 · 転職成功実績No.1 · 年収1000万以上の求人、外資系企業・海外就職・グローバル企業の案件も多数。

日本最大級の求人件数を誇る転職エージェントなので、まずは登録しておきたい転職エージェントです。相談は全て無料。

リクルートエージェント公式サイト

外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは、日本では「グローバル人材」に特化した人材紹介会社。 「英語を活かせる求人」だけを紹介しており、コンサルタントは全員バイリンガルで、満足度93%を誇り、外資系ならではのスピード感をもって選考を進めることができます。

求人は公開求人だけでなく、外資系高収入非公開求人も数千件扱っており、面接アドバイスや履歴書の添削を各コンサルも行います。相談は全て無料。

ロバート・ウォルターズ公式サイト

年収800万円以上のエグゼクティブ求人に強いリクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト は、年収800万円以上の求人、エグゼクティブ求人・グローバル企業・外資系企業のハイクラス求人が豊富に揃うリクルートが運営するハイクラスの転職エージェントです。

求人は非公開のものが多く会員登録することで、専門のヘッドハンターからスカウトを受け取ることができます。基準として直近の年収650万円以上の方に限定されるため、敷居が高いのが特徴。相談は全て無料。

リクルートダイレクトスカウト公式サイト

外資系アパレル・ラグジュアリーブランド求人に強いクリーデンス

アパレル求人・転職ならクリーデンス(CREDENCE)

クリーデンス は「DODA」が運営しているファッション専門の転職エージェント。外資アパレルブランドやラグジュアリーブランドに特化した案件も強いので、外資系のファッション業界を目指す方にはおすすめの転職エージェントです。

担当コンサルタントと企業ごとに合わせた面接サポートもあるので、外資ブランドを初めて目指す転職者にとって手厚いサポートです。相談は全て無料。

クリーデンス公式サイト

関連記事

  1. 【アメリカ・カリフォルニア海外就職体験談】大学院博士課程を経てポスドクへ(30代女性・研究員)

  2. 【中国・上海海外就職体験談】半年間の海外勤務でスペシャリストとしての緊張感を実感(30代男性・開発)…

  3. 【バングラデシュ海外就職体験談】通信販売会社でのアパレル勤務経験を経て海外へ(50代男性・生産管理)…

  4. 大学卒業直後にNGO団体で単身フィリピンの田舎へ(20代女性・NGO団体)

  5. タイの現地採用で失敗したと感じた事|タイで働く現地採用体験ブログ vol.5

  6. 【アメリカ・ハワイ海外就職体験談】日本で転職を繰り返しハワイでウェディング業界へ(40代女性・ウェデ…

  7. 【オーストラリア・シドニー海外就職体験談】現地大学院の卒業生ビザでインターン入社(30代女性・Web…

  8. 海外で働くには英語が話せないとダメ?海外就職経験者の職業と語学力アンケート

  9. アメリカの就労ビザの種類や難易度は?海外就職を考える前にチェック!

最近の記事

転職エージェント

  1. 「ランスタッド」は世界第2位のシェアを誇る海外就職や外資系転職に強い転職エージェ…
  2. ロバートウォルターズ「英語を活かした転職」で評判の転職エージェント
  3. 【Web面談も可能】20代〜50代の外資系転職やグローバル転職なら「エンワールド…
リクルートエージェント

転職エージェント

人気記事

PAGE TOP
【PR】外資日系グローバル企業多数
【PR】外資日系グローバル企業多数