【アメリカ・カリフォルニア海外就職体験談】大学院博士課程を経てポスドクへ(30代女性・研究員)

海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、アメリカ・カリフォルニアで研究員として働いている30代女性の方に、海外就職体験談を語っていただきました。

海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)を教えてください

海外に渡航するまでは国内の大学院(博士課程)で学生をしていました。医薬系の大学院で、主に神経変性疾患における新規薬物の効果の検討、およびその分子機構の解明をテーマに実験を進めていました。

学生時代に所属している研究室の教授のご厚意で、学生時代に海外での研究発表の研究を積ませていただくこともできました。そのアメリカで研究発表した際に、当時行っていた研究分野と同じフィールドで研究しているカリフォルニア大学の研究室を見つけ、ポスドクに応募しポジションを得ました。

海外で具体的にどのようなお仕事をされていましたか?

神経変性疾患、とくに脊髄損傷やアルツハイマー病における神経再生および幹細胞を用いた再生医療の研究を行っています。博士課程修了後に就けるポスドクで、これまで約4年間研究を行っています。

現在にいたるまで2つの研究室での研究経験があり、渡米始めの3年半は1つ目の研究室で脊髄損傷の研究を行っていました。神経再生に有効な成長因子が導入されたウイルスを脊髄損傷モデル動物に投与し、その効果を見る、という研究です。

また現在所属しているラボでは、幹細胞技術を用いてアルツハイマー病に有効な新規治療戦略の提唱を目的に実験を進めています。

 どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度は?

渡米して4年ですが、J1ビザで滞在しています。ポジションに応募した当時は研究者としての業績もなかったですが、渡米前にある財団からのフェローシップがもらえることが決まり、それが功を奏してポジションを得ました。

ビザ取得には様々な書類の準備が必要で、まず就職先からの正式なOffer letterおよびビザ申請に必要な書類(DS2019)等をもらい、アメリカ大使館のホームページで情報入力、面接の予約、ビザ発行、という流れで、少なくとも3,4か月前から動きました。

渡航先での1ヶ月の生活費(家賃・光熱費・食費・生活費・貯金など) を教えてください

カリフォルニア州は物価が高く、私が住んでいる地域だと一人暮らしであれば少なくとも

  • 家賃・・・15〜18万円
  • 光熱費・・・2万円
  • 食費・・・5万円
  • その他の生活費(交通費、保険)・・・約5〜6万円

かかります。給料の残りはすべて日本の自分の銀行口座に送金し、奨学金の返済、および両親への生活費の足しとして送っています。貯金は現在ほぼないです。

海外就職・海外移住して大変だったことを教えてください

渡米して約2年は現地にいる日本人の友達とよく遊んでいたので、最初は全く英語が上達しませんでした。一度、職場主催のイベントに参加したのがきっかけで少しずつ日本人以外の友達も増えていきましたが、4年以上経った今でも友達が何を話しているのかわからないことが多々あります。

学校を卒業してすぐに海外に移住したので、日本の社会をすべて知っているわけではありませんが、私と同様、他の国から来ている仕事場の同僚が、祖国から遊びにきていた恋人を職場につれてきて、その恋人がしばらくオフィスに出入りしていたときは、公私混同という言葉はここには無いのか、と衝撃を受けました。

海外で働いて良かったと思うことを教えてください

日本にいたときには感じられなかった文化、例えばLGBTQの友達ができたり、アメリカだけでなく世界各地から来ている人々に出会ったりできたことは本当に良かったと思います。

また仕事のやり方は日本とかなり違う気がします。例えば、日本では残業するのは仕事を頑張っている証拠だと考える風潮がある気がしますが、アメリカでは、早く仕事終わらして早く帰る、プライベートを大事にする、という感じです。

また、女性が家事をする、主婦をする、という概念がほとんどなく、日本にいるときよりも男女が平等に扱ってもらえている気がします。また、発言権を持つことの重要性を常に感じています。言わなければ伝わらないし、空気を読むということを人に理解してもらうのは、ここでは不可能だし、それがわかって良かったです。

海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします

ビザ申請など、本当に時間がかかって面倒くさいこともあるし、わからないことだらけで、気持ちが折れてしまいそうになることもあるかもしれませんが、意外に同じような悩みを抱えている人はたくさん居て、インターネットでも情報を収集できるし、ぜひ頑張ってポジションをゲットして、海外生活を謳歌してください。

現地に日本人が居たら、困ったことがあったら助けてもらっていいと思います。また日本人とだけ遊んだりするのではなく、せっかくだから日本人以外の友達を作って異文化に触れてみてください。

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