アメリカで働く日本人女性!海外就職ではなくフリーランスを選んだ理由とは?

アメリカでは3人に1人がフリーランス、そして今後は2人に1人がフリーランスになるという予測もされているほど、フリーランス人口が多い国です。

今回はフリーランスが多いアメリカで、海外就職ではなくフリーランスの道を選んだ方に、体験談を語っていただきました。アメリカでの生活や、アメリカで生活する上で不安な点、そしてこれからもアメリカで働き続けたいか、など色々と語っていただきました。

※この記事はプロモーションを含みます。




なぜアメリカでデザイナーをしようと思ったのか?

アメリカでデザイナーをしようと思った理由は、アメリカの方がデザイン自体の多様性が受け入れられているように感じたからです。
もちろんデザインという仕事は、それを元に作られるものが市場で売れないといけないわけですからある程度の規制はありますが、日本よりもアメリカの方がジャンルが多様です。

例えば日本ではあるひとつがトレンドになると、各社こぞって同じような見た目のものをデザインし、街中は似たようなデザインで溢れ、それを身にまとう人たちはみんな同じようなファッションをしていますよね。私はそれに違和感を感じていました。

アメリカの場合、いろいろな人種の人がいます。人種や出身地、コミュニティによって文化や好みもバラバラですから、それぞれのマーケットに向けて多種多様なデザインが求められるわけです。その自由な雰囲気がアメリカでデザイナーをする一番の魅力でした。

アメリカの就業ビザの取得(種類)は?

私は学生として渡米しましたので最初は学生ビザ、そしてアメリカで学校を卒業後に取得できるOPT、その後いわゆるアーティストビザと呼ばれるOビザを取得しました。

Oビザはアーティスト、デザイナー、医師、弁護士、アスリート、シェフなど何か突出した才能、技能を持つ人に発給されるビザです。日本のミュージシャンや芸能人もこのビザを申請する人が多いようですね。

通常学生ビザのあとは会社に就職して、その会社をスポンサーとしてH1ビザ(就労ビザ)を取得するのが一般的だと思います。実際に私の周りでは大きな会社に就職したひと達は皆このH1ビザを取得していました。

私は小さなデザイン会社に就職しましたので、会社自体がH1ビザをサポートしてくれるほどの余裕がなく(H1ビザを従業員にだすということは、会社はある程度のお金を払わなければなりません)Oビザを取得しました。その際にも、もちろん会社にスポンサーになってもらうことが最低条件なのですが、会社側の負担はとくにありません。

ビザ取得の際の申請料や、弁護士を雇うならば弁護士料などの費用は発生しますが、その辺りは会社と本人の話し合いになります。

アメリカで海外就職ではなくフリーランスを選んだ理由

私は一旦就職後、フリーランスになりました。会社に属している間にデザイナーとしての働き方や実際にどういったことが求められているのか、ということを模索し、ある程度理解したところで、会社に属さなくても引き続き仕事の依頼をしてくれるクライアントがいるかどうか、また会社に属していないからこそ挑戦できる仕事はないかを考え始めました。

フリーであることの利点は、当たり前ですが色々な人たちと仕事ができることです。刺激もありますし、毎回新たな気持ちでデザインに取り組めることが利点ではないでしょうか。この、フリーランスを選ぶ点というのは日本、アメリカ関係なく同じだと思います。実際に日本でフリーランスとして活躍する私の友人も同じようなことを言っていました。

アメリカの生活環境について(家賃や生活費など)

現在、ニューヨークに住んでいるので家賃は高いですし、生活費も高いです!今の家賃を出すと都内だとかなりいいマンションに住めるくらいだと思いますが、こちらで私は2人のルームメイトとシェアをしています。

ただ、これはニューヨークやロサンゼルスなどの大都市だけの話で、地方に行くとそれなりに安いです。場所にもよりますが、手頃な値段で日本よりも広いところに住めますし、物価も日本とそんなに変わらないと思います。そういった面で、日本人からするとアメリカは住みやすいと思います。

家賃について

月$1300です。2人のルームメイトと共有しています。

光熱費について

光熱費に関しては家賃には含まれていません。時期にもよりますがだいたい水道電気ガス、インターネットで毎月50ドルくらい。冬場は暖房費でプラス20−30ドルくらいになります。

食費

外食も多いので毎月800ドルくらいかかっているとおもいます。

インターネット・携帯料金など

携帯代金はVerisonという大手の会社の毎月50ドルのプラン(データは毎月7ギガ)にはいっています。データ使い放題だと100ドルくらいしますね。携帯本体は日本から持ち込んでSIMカードだけこちらで購入。こうすれば日本へ帰省したときもカードを入れ替えるだけですぐに使えるので重宝しています。



アメリカでの社会保障について(保険や年金など)

アメリカには日本の国民保険のようなものがありません。こちらに来て驚いたのは実際に保険に入っていない人もたくさんいるということです。特にフリーランスや駆け出しデザイナーなどで保険に入っていないアメリカ人をたくさん見てきました。

私は現在、個人で入れる保険に入っています。安くはありませんがアメリカの医療はお金を出せば素晴らしいです。日本のように、少し気分が悪いからと気軽に病院へ行く感覚ではないですが、そのぶん薬局で買える市販の薬が豊富です。またアメリカの医療は最先端を行っていますから実際に病院にかかった時には感動したほどです。

年金についてですが、会社に属すとその会社からの福利厚生で保証されますが、私のようにフリーランスだと、これも健康保険と同様に個人の選択となります。

アメリカの保険会社について

以前アメリカの大手保険会社Blue Cross Blue Sieldという会社の毎月80ドルのプランに入っていました。(歯科は別料金になります。私は未加入)これでどこの病院にかかってもフラット料金で一回70ドル。

安くはないですが、年に一度の婦人科検診などは無料で受けられました。お薬もジェネリックならどれでも毎月10ドルで購入でき、これはこれでいいかなと思っていました。

アメリカで働いていて不安な点

あえて上げるなら、やはり年金の件でしょうか。正直なところ将来の保障は何もありませんし、老後をどこで過ごすのか、ということを考えないわけでもありません。

これから先のことを心配せず、今に集中して仕事をするならばアメリカはいろいろな意味でオープンですしチャンスも見つけやすいです。

ただ、これは何処に住んでいても同じですが、自分のことは自分で決めること。人生に何が欲しいのか、どういった自分でありたいのか。こういったことを定期的に見直しながらその都度自分をアップデートしていけば特に不安なことはありません。

これからもアメリカで働き続けたいかどうか

はい。これからもアメリカで働きたいと思っています。特にニューヨークはデザインの仕事も豊富ですし、いろいろな物や事柄が集中して集まっている場所です。

クリエイティブな環境に身を置くことはデザイナーとしてとてもいい条件が揃っていると思います。また、ニューヨークには日本人もたくさんいますし、日本企業も多く進出していますよね。

その点でも働きやすいと感じています。職種によってはアメリカの地方の方が働きやすいかもしれませんし(例えば自動車産業に従事している方ならデトロイト、など)、何かのキャッチコピーではありませんが、可能性は無限大です(笑)。

最後に

今回はアメリカ・ニューヨークでフリーランスのデザイナーとして活躍している日本人に体験談を語っていただきました。現在はフリーランスで活躍しているものの、海外での留学生活と海外就職の経験があった上でのフリーランスという道を選択されました。

いきなり海外でのフリーランスというのは、ビザ取得の点からしても非常に難しいものがあるので、まずは海外就職を経験したのちに、彼女のようにフリーランスという道を選ぶことがベストではないのでしょうか。

外資系企業や海外就職に強い転職エージェントとして、求人件数が圧倒的に多いのは、20代・30代の転職・グローバル&海外就職に強い「ランスタッド」 、国内最大手の「リクルートエージェント」 になるので、この2社は必ず押さえておきましょう。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

【PR】海外求人・海外勤務案件をチェック

上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。

Web面談可能、20代〜50代の外資系&グローバル転職のエンワールド

外資系・グローバル転職【エンワールド】

エンワールドは、多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの外資系・グローバル転職の人材紹介会社です。

Web面談も可能で、相談は全て無料。20代〜50代の転職支援を積極的に行なっているので、転職初心者からハイクラス案件を求めている方におすすめです。

エンワールド公式サイト

20代・30代の転職・グローバル・海外就職に強いランスタッド

ランスタッドは、1960年にオランダで創業された世界最大級の総合人材サービス会社です。世界39の国と地域に4,700以上の拠点を持ち、50年以上にわたり培ったノウハウと信頼のある転職エージェントです。

日本国内に136拠点あり、20代〜30代第二新卒の転職サポートに実績があります。グローバル企業、海外勤務、外資系企業の取り扱いも多数。相談は全て無料。ハイキャリアだけでなく、年収400万円〜の求人も多数。エージェント登録前に履歴書や職務経歴書などを用意して、エージェント登録後は履歴書の登録をすることで、迅速に案件を紹介してもらえるようにしておきましょう。

ランスタッド公式サイト

非公開求人数・成功実績No.1のリクルートエージェント

リクルートエージェントは、非公開求人数は業界最大級の約10万件。求人の90%は非公開求人 · 転職成功実績No.1 · 年収1000万以上の求人、外資系企業・海外就職・グローバル企業の案件も多数。

日本最大級の求人件数を誇る転職エージェントなので、まずは登録しておきたい転職エージェントです。相談は全て無料。

リクルートエージェント公式サイト

外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは、日本では「グローバル人材」に特化した人材紹介会社。 「英語を活かせる求人」だけを紹介しており、コンサルタントは全員バイリンガルで、満足度93%を誇り、外資系ならではのスピード感をもって選考を進めることができます。

求人は公開求人だけでなく、外資系高収入非公開求人も数千件扱っており、面接アドバイスや履歴書の添削を各コンサルも行います。相談は全て無料。

ロバート・ウォルターズ公式サイト

年収800万円以上のエグゼクティブ求人に強いリクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト は、年収800万円以上の求人、エグゼクティブ求人・グローバル企業・外資系企業のハイクラス求人が豊富に揃うリクルートが運営するハイクラスの転職エージェントです。

求人は非公開のものが多く会員登録することで、専門のヘッドハンターからスカウトを受け取ることができます。基準として直近の年収650万円以上の方に限定されるため、敷居が高いのが特徴。相談は全て無料。

リクルートダイレクトスカウト公式サイト

外資系アパレル・ラグジュアリーブランド求人に強いクリーデンス

アパレル求人・転職ならクリーデンス(CREDENCE)

クリーデンス は「DODA」が運営しているファッション専門の転職エージェント。外資アパレルブランドやラグジュアリーブランドに特化した案件も強いので、外資系のファッション業界を目指す方にはおすすめの転職エージェントです。

担当コンサルタントと企業ごとに合わせた面接サポートもあるので、外資ブランドを初めて目指す転職者にとって手厚いサポートです。相談は全て無料。

クリーデンス公式サイト

関連記事

  1. IT企業の営業アシスタント経て日系企業のベトナム現地採用へ(20代女性・IT関連)

  2. 中国ビジネスに憧れ大手企業で26歳にして駐在員抜擢で中国へ(40代男性・営業)

  3. キャリアアップを目指し、大手重工業の駐在員としてアラブ首長国連邦ドバイへ(40代男性・総務)

  4. 中国の大学卒業後、外資系航空会社の客室乗務員として勤務(20代女性・客室乗務員)

  5. 【ベトナム海外就職体験談】旅行会社を経て外資系デザイン会社へ(20代女性・外資系)

  6. 【中国・上海海外就職体験談】半年間の海外勤務でスペシャリストとしての緊張感を実感(30代男性・開発)…

  7. 【ドイツ海外就職体験談】結婚後にドイツへ移住し日系企業で経理に従事(50代女性・経理)

  8. 海外で働くには英語が話せないとダメ?海外就職経験者の職業と語学力アンケート

  9. 婚約者と一緒にベトナムへ移住、移住前に日本語教師の資格を取得(20代女性・日本語教師)

最近の記事

転職エージェント

  1. ロバートウォルターズ「英語を活かした転職」で評判の転職エージェント
  2. 【Web面談も可能】20代〜50代の外資系転職やグローバル転職なら「エンワールド…
  3. 「リクルートエージェント」求人の90%は非公開求人 · 転職成功実績No.1
リクルートエージェント

転職エージェント

人気記事

PAGE TOP
【PR】外資日系グローバル企業多数
【PR】外資日系グローバル企業多数