海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、フランスに海外就職された経験のある20代女性(販売)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)を教えてください
高校にてフランス語を勉強し、高校生の間に1度3週間の交換留学をしました。その後大学ではフランス文学を専攻し、在学中は海外旅行を年に1度はしていました。そして1年間の休学をしてフランスのトゥールという街で語学留学をしました。
留学後は日本に帰国し日本の大学を修了し、留学支援の一般企業に就職しました。その後退職してフランス現地の大学に1年間通い卒業後、現地就職をしました。資格はフランス語検定2級、DELF B2をいずれも学生時代に取得しています。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?海外で働くためにまず何をはじめましたか?
日本の仕事の環境やライフワークバランスを考えて、フランスの文化の方が自分に合っていると感じたため、海外に行きました。また、フランス語が好きだったため、フランス語を日常的に使いたいと思っていて、それならばフランスに行こうと決めました。
就職をスムーズにするために、まずは現地の大学にて自分が働きたい分野の勉強をしました。その後現地のハローワークのようなオフィスに登録し、エージェントの方と面談を重ねて求人を紹介していただきました。
海外での業務(業種・職種・仕事内容)と給与面や福利厚生などの満足度について
業種は自分がやりたいと思っていた分野なので満足しています。現地では採用にあたり経験が重要視されるため、はじめの仕事は観光地の入場チケット販売などシンプルなものでした。しかしチームの雰囲気がいいため不満はありません。
給与は先ほど述べたようにシンプルなため十分ではありませんが、今後十分に経験を積むことができたと感じた際にはより条件のいい職種にキャリアアップする予定です。こちらではキャリアアップには転職が多いため、転職を視野に入れています。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度を教えて下さい。
はじめは学生ビザでその後は学生ビザの後に申請できる別種のビザ(1年間就活をすることが認められているビザ)、現在はパートナーとの滞在が認められるビザ(就労許可付き)を取得しています。
ビザの申請や許可が下りる難易度はそこまで高くないですが、指定機関から取り寄せる必要のある書類がある場合は時間に大きな余裕を持たないとビザが切れても新しいものが下りない場合があります。
フランスでは2か月前から申請できるとありますが、3か月前に申請したほうがいいと思います。まれに追加書類を要求されるときもあるので受難に対応する必要があります。待っている間は全く連絡がなく大きなストレスがあるため、余裕をもって書類等準備するのがおすすめです。
海外で働いたメリットを教えて下さい。
労働者の権利がきちんと守られていることが感じられます。自分の都合に合わない場合はその旨を伝えることができ、対応してくれることが多いです。就労時間も法律にきちんと則っていて安心できます。ライフワークバランスに関して満足度は高いです。
チーム全員が残業をしないようにしたり、多く働いた分別日に早く帰宅できたり協力する体制ができています。権利を主張することができるのは当たり前のようですがなかなか難しいこともあると思いますが、ここではその権利がきちんとあると実感できます。
海外で働いたデメリットを教えて下さい。
日本では短時間の仕事ができるアルバイトが盛んで、職を選ばなければ比較的仕事を見つけやすいですが、ここでは法律によって時間の規定があり、フリーランスでない限り週2日や数時間といったちょっとした仕事ができないのが不便だなと感じました。
フルタイムではないときに別の仕事をしたいと思っても、日本のように早く見つけることができません。それ以外にも、ネイティブの方たちでさえも正社員になる仕事を見つけるのは簡単ではありません。知り合いの紹介といったコネクションが重要で、友達同士で求人を紹介しあったりしています。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
どんな仕事をしたいのか、そのためには何をする必要があるのかをきっちり調べて準備することが大切だと思います。なんとなく海外ってかっこいいからという理由だとしっかりとした仕事に就くのは難しいと思います。
新人を教育しながら育てるというよりは経験や能力のある人が採用されやすいので、「自分はこんなことができる」とアピールできるポイントをいくつか作っておくことが大切だと思います。あとはもちろんのことですが、現地の言語習得は必須です。
外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント
「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。
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Web面談可能、20代〜50代の外資系&グローバル転職のエンワールド
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20代・30代の転職・グローバル・海外就職に強いランスタッド
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