• 最終更新日: 2020.05.3

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海外で留学エージェントとして働くには?海外における留学エージェントの平均年収や求められる資格や語学力など就職事情について

人生の一大イベントでもある留学のサポートをする留学エージェントでの仕事は、特に女性に人気の職業の一つと言われています。かつて留学は、一部の人達が現地の大学や大学院に通う特別なものでした。それが1980年代後半から誰でも気軽に行ける語学留学がブームとなり、留学コーディネーターや留学カウンセラーと言った職種が確立しました。

ここでは、留学エージェント業務の待遇と海外で働くためのポイント等についてご紹介致します。

※この記事はプロモーションを含みます。




海外における留学エージェントの需要

日本人の留学需要が特に多いアメリカにオーストラリアやカナダの留学カウンセラーの求人が比較的見つけやすいと言えます。そんな中、アメリカなどで経験を積んで人気のカナダで永住権を取得するために、留学エージェントでの仕事を希望する人もいるほどです。そのほかニュージーランドやアジアではフィリピンにマレーシアで、留学エージェントの求人が出ています。

イギリスにオーストラリアやニュージーランドもおおよそアメリカやカナダと言った北米の留学エージェントの給与と、ほぼ同じぐらいの金額で推移しています。マレーシアの留学エージェントの平均年収が日本円換算にして170万~200万円ほどなので、フィリピンとほとんど変わりません。

自身の夢を叶えるのであれば欧米や豪州、親しみやすさではフィリピンやフィジー、暮らしやすさではマレーシアと行き先も好みによって異なってきます。また、日本採用での現地就業、あるいは欧米では実績如何で、満足のいく年収を手にすることができそうです。

海外における留学エージェントの平均年収について

留学エージェントの平均年収は、日本よりも欧米諸国で働く方が、一般的に良いと言われています。実際は欧米や豪州の英語圏において留学エージェントで働く場合に、日本と比較してもそれほど大差がありません。ただ、スタート時の給料が、外国の方が幾分いいのと仕事的にもやり甲斐があるので、人気の職業なのでしょう。

参照サイト:転職会議

日本:210万~600万円

平均年収は東京で300~600万円、地方の大都市になると18万~25万円ぐらいの月収が相場です。そこで、平均年収を算出すると、210~600万円になり、勤務地に経験や実績によって年収が異なります。

英語圏での留学全般に加え、フランス語や中国語などの留学のサポートをする仕事になります。勤務地は首都圏・東海圏・関西圏の大都市での求人が多く出ているほか、札幌に広島や福岡でも求人案件が見かけられます。

北米エリア(アメリカ・カナダ):330万~440万円

全体的にアメリカ勤務の留学エージェントの求人内容を見ると、年収3~4万ドルがおおよそのアベレージと考えて良さそうです。2020(令和2)年4月7日現在のレートによると、1USドルは約110円なので、平均年収が330万~440万円になります。

アジアエリア(フィリピン):約150万~265万円

セブ島の現地採用の月収は5万ペソ~と言われています。そこで、5万から8万ペソあたりが留学エージェントの平均月収と考えられます。

2020(令和2)年4月7日現在のレートによると、1 フィリピン・ペソ(PHP)は約2.2 円です。1PHP=約2.2円×月収14カ月(1年12カ月プラス年1カ月×2回のボーナスとして想定)で計算すると、1,540,000~2,464,000円が平均年収になります。

オセアニアエリア(フィジー):288万円~ ※2020

忘れてならない存在なのが、フィジーでの英語留学で、近年人気が高まっています。フィジーの留学エージェントで日本採用となると月収22万~、平均年収が300万円~700万円と紹介されている求人案件があります。

一般的なフィジーの現地採用での留学カウンセラーの平均月収が、5万フィジー・ドル~と言われています。2020(令和2)年4月7日現在のレートによると、1フィジードル(FJD)は約48円です。

1FJD=48円×5万×12カ月だと、平均年収が288万円になります。288万円の年収になると、物価が安いフィジーで生活するには十分な金額です。

海外で留学エージェントのスタッフになるために必要な語学力や資格は?

総合旅行業務取扱管理者の資格を持っている人は、優遇される場合があります。英語のTOEICスコアや中国語の語学検定(漢語水平考試)の資格は、特に求められないケースが多いです。

ただ、外国の留学エージェントのオフィスで働くのであれば、語学力が高いことに越したことはありません。また、留学にワーキングホリデーと言った、海外での中長期滞在経験がある人は、就職や転職で有利になるケースがよく見かけられます。

海外で留学エージェントのスタッフになるために必要な語学力

フィジーのように、それほど高い語学力を求めていない国もあります。英語力を求めている留学エージェントでは、TOEIC700点以上を採用の目安としている場合が多いです。

英語力以上に海外滞在経験を重視する会社も中にはあり、求人案件で内容を確認しながら解らない点があると質問を整理して、人事担当者に詳細を尋ねてみてください。

海外で留学エージェントのスタッフになるために必要な資格

留学エージェントのスタッフになるために必要な資格は、国内外で特にはありません。ただ、実務を覚える意味でも、一般社団法人JAOS海外留学協議会認定の「JAOS認定留学カウンセラー」の資格にチャレンジしてみるのもいいかしれません。

語学教育の総合企業としてお馴染みのアルクが提供する「JAOS認定留学カウンセラー養成講座」を通じて取得することができるので、お見逃しなく。

内容は、カウンセリングスキルや危機管理など、多岐に渡って学べます。資格取得後は日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)の会員になり、留学カウンセラーとしての就職情報など、最新の情報が提供されるので、うれしいです。

また、あると重宝がられるのが以前は旅行業務取扱主任者と呼ばれていた、旅行業務取扱管理者です。幅広く海外業務を取り扱える旅行業務取扱管理者の取得は、留学を取り扱っている旅行会社からは頼もしい存在に映るでしょう。

海外で留学エージェントのスタッフになるために必要な経験や向いている人の特徴は?

海外で留学エージェントのスタッフになるために最も必要なものは、シンプルな答えになりますが、やる気と言われています。留学と言った生徒さんの人生の一大イベントや成長を支援する仕事になります。

留学先の学校や現地の生活情報を提供しながら個人個人にあった歳善のプランを提案できるコンサルタント能力も必要と言えそうです。

海外で留学エージェントのスタッフに必要なスキルや経験

海外で留学エージェントのスタッフになるためにチャレンジしてみたい資格の中に、「JAOS認定留学カウンセラー」があると、上記にて説明致しました。また、オーストラリ政府認定の留学カウンセラーの資格で「PIER認定」と言うのがあり、取得は必須ではありません。

むしろ英語力の方が重視される傾向にあり、TOEICにTOFELや英語は、渡航する前に日本で証明書のコピーを用意しておいてください。同様にレジュメや職務経歴書も日本語以外で英語が必要となる場合がほとんどですが、就労ビザ関連に関しては、就業先の人事担当者に尋ねてみてください。

留学エージェントのスタッフに必要なスキルとして先ず挙げられるのが、日本語と英語の文章作成能力と事務処理能力です。留学と言う人生の大きなイベントを支援するにあたって、生徒さんに伝えるのと同時に各機関とも正確に情報のやり取りを行う必要があります。

プレゼンテーション力や企画力、つまり前述でも説明しましたように最善のプランを提案できるコンサルタント能力が仕事の善し悪しのカギとなってきます。

海外勤務における留学エージェントのスタッフに向いている人の特徴

海外では特に人脈がものを言うだけでなく、臨機応変に対応できる異文化コミュニケーション力がある人が、留学エージェントのスタッフに向いています。カウンセリングから実際の留学まで生徒さんや時にはその親御さんとのやり取りがあるので、信頼感がある人が好まれます。

一流のホテルマンの条件同様に話しかけられやすい、言い換えると相談しやすい雰囲気を持っている人も評価が高いです。守秘義務意識を持ちながら人間同士が繋がり合う世界ゆえに、曖昧さを許容できる心のゆとりを忘れずに、仕事に臨みたいものです。また、海外勤務の共通とも言える問題解決能力も時には、必要となって来そうです。



海外の留学エージェントの就職事情と求人について

海外の留学エージェントの仕事を探すには、転職エージェントと転職サイトの活用が最も効果的と言って間違いなさそうです。ただ、留学カウンセラーの募集については、信頼のおける転職エージェントに依頼する傾向があり、非公開求人も中に含まれています。そこで、先ずは働いてみたい国を整理しながらご自身に合った転職エージェントに登録をしてみてください。

海外における留学エージェントの現地採用について

アメリカでは、学校専属か現地のエージェントの留学カウンセラーと言った、大きく2つに分れています。生徒さんとの距離感が近いのが学校専属、ビジネスライクに留学カウンセリングの仕事に臨みたければエージェントの方が良いでしょう。

競争率が高くて選考が比較的厳しいと言われるのがカナダですが、トロントにバンクーバーやオタワのような人気の都市を避けるのも一つの選択肢になります。学生数約22,000人を誇るビクトリア大学をはじめ3つの大学のキャンパスがある、ビクトリアのような文教都市での就業も狙い目です。

イギリスをはじめヨーロッパでの留学エージェントの仕事は、就労ビザ取得関連で、ハードルが高いと言われています。現地の大学に通いながら情報を集める、あるいはコネを使うなど少数ですが、チャンスは残されています。

日本だけでなく現地でも留学エージェントの求人を探しやすいのが、オーストラリアにフィリピンやフィジーです。オーストラリアでワーホリを経験しながら留学エージェントに就職し、現地の人と結婚して永住している日本人も少なくありません。

海外における留学エージェントの日系企業求人について

競争率はやや高くなりますが、日本に本社を構える留学エージェント勤務だと、福利厚生面も含めると条件面で安心感があります。ワールドアベニューのホームページでは、海外留学コーディネーターを募集していて、希望者には海外勤務の可能性があるとのことです。

中央出版グループの大手留学エージェントのウィッシュインターナショナルは、アメリカ・カナダ・イギリス・マルタ・オーストラリア・ニュージーランドに海外オフィスがあります。「留学エージェント」で検索すると日本に本社を置く会社ランキングなどが出て来るので、興味がある場合は、求人概要などをチェックしてみましょう。

最後に

人の出会いにはじまり、人生の一大イベントのサポートを行う留学エージェントでの仕事は、日々いろんな気付きがあります。実際に留学する生徒さんだけでなく自身も成長出来る仕事と言っても良さそうです。キャリアを積むことによって昇給が見込まれ、留学エージェントとして、独立も決して夢ではありません。

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

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上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。

Web面談可能、20代〜50代の外資系&グローバル転職のエンワールド

外資系・グローバル転職【エンワールド】

エンワールドは、多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの外資系・グローバル転職の人材紹介会社です。

現在は海外求人の取り扱いはないようですが、国内の有名外資系企業や日系グローバル企業の案件を保有しているので、将来的に海外勤務できる可能性があります。

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ランスタッドは、1960年にオランダで創業された世界最大級の総合人材サービス会社です。世界39の国と地域に4,700以上の拠点を持ち、50年以上にわたり培ったノウハウと信頼のある転職エージェントです。

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