商社勤務後にイギリス留学を経て趣味を活かしたガーデニングを仕事に(50代女性・造園業)

海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、イギリスに海外就職された経験のある50代女性・造園業の方に、海外就職体験談を語っていただきました。

海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)を教えてください

大阪外国語大学(現阪大)フランス語学科在学中に一年間フランスに留学しました。卒業してから、フランス語および英語の語学力を活かして中堅総合商社にて総合職10年、車両の輸出、アパレルの輸入、政府海外援助の入札などに従事、翻訳、通訳及び営業職を経験しました。

英語力については、帰国子女でもなく、普通の県立の高校から大阪外大仏語科に入るには、かなりの英語力が必要だったので、受験英語ですがしっかり学びました。文法は日本で身につけておいてよかったと思います。

海外就職のきっかけと、海外での仕事内容を教えて下さい。

商社での勤務で身体を壊し、実際向いてもいなかったので、スローライフが必要と思い転職を決心しました。趣味がガーデニングだったので、イングリッシュガーデンに興味があり、英国の園芸カレッジに留学、ガーデナー/ガーデンデザイナーの資格を取得しました。

日本に帰ってガーデニング関係の仕事をしようと思っていましたが、夫に知り合い英国在住です。現在はとある庭園に雇われており、庭園拡張時のデザイン、既にデザインしたところの改善、日常のメンテ作業、育苗に従事しています。

どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度は?

英国留学中は学生ビザ、週20時間まで就労が許されていました。学生ビザ取得は、貯金も十分にありましたし、学校側の書類も揃っていたので簡単でした。

学生のうちに結婚を決めたのですが、ビザの変更は一旦本国に帰らないといけないそうで、定住目的のフィアンセ入国許可を取得しました。その折、結婚が本気かどうかいろいろ質問を受けましたが、今の夫が両親に挨拶がてら日本に来て、英国大使館にも同行してくれたので、そこからはすんなりでした。英国で結婚し就労可能になり、2年後に英国居住者の資格が得られました。

渡航先での1ヶ月の生活費(家賃・光熱費・食費・生活費・貯金など) を教えてください

英国は生活必需品は付加価値税が安いので物価は安いと感じます。その分、お給料も安いです。子供がなく夫婦ふたりだけなので家計に余裕は感じます。英国は医療費がかからないことが大きいと思います。

住宅ローン、保険料月15万円相当、光熱費は月2万円程度。水道料金月8000円。食費は夫婦ふたりで月8万円程度。インターネット、電話、テレビ代が込みで13000円。スマホ2つ5000円。通勤費月10万円。被服や家のものとかが1万円、月に2度くらい遊びに行ったり飲みに行ったりもしますが、一回6000円くらい。月に貯金は2万円くらいです。

海外就職・海外移住して大変だったことを教えてください

健康面は、持病があるので確かに心配でしたが、英国のほうが理解がありました。体調を崩して仕事に行けない日があっても、できる限り仕事が続けられるように、上司も人事も一緒に考えてくれました。

語学力は毎日不足を感じますが、恥ずかしい思いをしても何度でも聞き返します。子供がいないので、学校制度や英国社会の仕組みがよくわからないときがあります。夫の両親がもう他界していて、苦労はしませんでしたがもっといろいろ習えたのに、とも思います。仕事では実力があることを早くから認めてもらえ、いろいろ任せてくれているのでやりがいがあります。コミュニケーション不足で同僚ともめたこともあります。

海外で働いて良かったと思うことを教えてください

自分の得意分野が存分に活かせました。自分が選んだ植物やデザインした庭が実現されるチャンスは、日本では得られなかったと思います。こつこつと働いていれば仲間も上司も信頼してくれ、最近では冗談も言えるし言い返すこともできるようになりました。

ファーストネームで呼び合うせいもあるかもしれませんが、直属の上司も、役職の上の方とも距離が近く感じます。大きな組織ではない上に日本人は私ひとりなので誰にでも憶えてもらえて、「あなたが噂の~」と話しかけてもらえ、頼ってもらえたりもします。

最初の頃、英語力が足らないとこぼすと夫には、「足らないのは語学ではなく自信だ」と言われました。そう考えて人と付き合うとうまくコミュニケーションできるようになりました。

海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします

就労ビザが取れるかどうかは国によって大変だと思います。英国は、自分が自分であって良い、そして同僚それぞれ個性があっていいという、許容範囲がすごく大きいです。伸び伸びしていられます。

「相手に合わせる」ことが日本では「同じことをする」ことになりがちですが、英国では違っているお互いが意見を擦り合わせる感じです。聞く耳を持ってくれる国です。夫にイエスノーをはっきり言えと言われます。質問された時に相手の意図を悩んで答えられなくなるのですが、まず直感でどちらか答えなさい、とのことです。

語学力が足らないかもと悩むよりも、専門的な強みを持つこと、周囲に役立つ人になれたら大丈夫です。外国人多いですし、それぞれ母国語訛り丸出しで、英国人は笑いながら理解してくれます。

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