海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、ベトナムのハノイに海外就職された経験のある20代女性(日本語教師)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
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- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
最終学歴は、地方の4年生大卒です。大学では心理学系を専攻していました。心理学が好きで大学院も考えたものの、結局就職することにしました。大学卒業後は、大手の小売業チェーンに就職し、心理学を生かした仕事ができないかと思い、商品開発・企画系の本社勤務を目指していました。
ただ、入社後すぐは現場での経験が必要だということで、店舗で働いていました。入社約半年後には店長を任せていただき、店舗運営、人件費管理などをしていました。それから約1年後には担当店舗も増え、大変ながらもマネージャー業を楽しんでいました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
日本で就職後2年半ほどの時に、旦那(当時は彼氏)がベトナムに転勤することになりました。私も、現場での休みの少ない状況に疲れていたので、一緒についていくことにしました。当時はまだ入籍していなかったため、帯同ビザでは入国することができませんでした。
また、外国で日中暇になるのも嫌だったので、ベトナムでも働くことにしました。就職先は日系の日本語学校でした。教師の資格はベトナム行きが決まってから、渡航前に勉強して取得しました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
休みが少ないことが大変でした。ベトナムの週間の勤務時間は日本と違い44時間なので、土曜日も半日勤務が必須でした。また、日本と違い祝日も少ないので、日本で働いていた時以上に働いていたと思います。
給与面に関しては、現地採用ということもあり、日本で働いていた時の半分ほどの給料でした。でもこの金額は現地のベトナム人の給料の3倍ほどにあたるので、生活面では困りませんでした。会社の日本人とも、ベトナム人ともわりと良好な関係を気づけたので、働くこと自体は楽しく満足していました。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
ビザは、最初に日本の領事館で短期の商用ビザを取得しました。ベトナムに渡航後、会社に処理をしていただき、長期の就労ビザとレジデンスカードを取得してもらいました。
日本語教師という専門職になると思うので、ビザの取得はむずかしくありませんでした。しかし。コロナが広まって以降は、一時ベトナムのビザ取得が難しくなったとも聞いています。
海外で働いたメリットは?
私はもともと日本が大好きで、海外で生活するなんて夢にも思っていませんでした。しかし、実際に生活してみると、外国人の友達ができたり、旅行したりと楽しむことができました。
また、外国の日本人コミュニティはかなり狭いので、日本人の友人もできました。この年になって、仕事以外で新しい友達に出会うこともなかなかないと思うので、とてもよかったです。休日は仲良くなった人たちと、趣味を楽しんだり、日本人経営の日本レストランに行ったりしていました。
また、住んでいたアパートがサービス付きマンションで、掃除や洗濯をしてくれるメイドさんがいました。帰国後は家事を自分たちでしなくてはならなかったため、めんどくさいと感じています
海外で働いたデメリットは?
海外で生活していた時のことを思い出すと楽しいことのほうが多いですが、細かい不満はありました。ベトナムはベトナム語を使っているので、言語の壁がありました。英語ができる人もいるのですが、日本風の英語とベトナム風の英語の発音が違ってうまくコミュニケーションが取れないこともありました。
また、住んでいたハノイは人口もおおくバイクもかなり多かったため渋滞が日常的に発生していました。5キロほど先の勤務先に行くまでに1時間かかることもありました。帰国後はあらためて、日本のきれいさや秩序の保たれている感じに安心しました。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
少しネガティブになりますが、ベトナムで出会った日本人の中に、外国での生活や仕事が合わず心が疲れてしまう方を見たことがあります。海外生活が楽しいと100パーセント言い切ることはできません。
しかし、少なくとも私と周りの友人はとても生活を楽しんでいて、私は帰国しましたが、帰国せずにずっとハノイにいたいと言う人もいます。新しい生活がどんな風になるかは、やってみないとわかりませんし、自分次第だと思います。日本にいるだけでは味わえない経験もたくさんしました。海外生活を楽しんでください。
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