海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、インドネシアにある海外企業の現地採用で海外就職された経験のある30代男性(日本語教員)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
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- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
海外に渡航するまでは、宝石関係の会社でマーチャンダイザーをしていました。学生時代の専門は日本語教育で長期休みの時はバックパッカーとして世界中を旅行したりもしました。
専門はとは全く関係ない仕事に就きましたが、宝石関係の仕事ですので輸入先はほとんど海外(インド、香港、イスラエル、ベルギー)で外国の方と話す機会が多かったので毎日楽しく仕事をしていたと思います。輸入と販売を一人でしていたので、プレッシャーはありましたが、給与も高く、好きな仕事でした。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
前職のとき海外の方と話す機会が多く、その時に日本語や日本文化などを教えてくれと頼まれることも多く、その中で大学時代勉強した日本語教育への熱が再燃しました。
やはり日本語を教えるのなら、国外に出ようと決め、海外で働くことを決意しました。決意した後は日本語教育をもう一度勉強しなおし、日本語教員の求人を探す日々が続きました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
主な業務は技能実習生への日本語教育と留学生への日本文化教育、書類の日本語翻訳でした。日本語教育は本当にベーシックからはじめ、日本語能力試験N5レベルまでのものでしたので張り合いはありませんでしたが、学生たちは真剣に授業に取り組んでくれたので楽しい日々でした。
現地採用でしたので給与はそこまで高くありませんでしたが、現地の方の何倍ももらっていたので、生活には全く困りませんでした。福利厚生は日本に比べてほとんどないと言ってもよく、交通費くらいはもらっていました。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
就労ビザです。インドネシアでは日系企業も多くビザの取得は会社に任せていれば大変なことはほとんどなかったです。しかしあまりいい会社でないところは観光ビザで入国させ、三か月に一回国外に出て、ずっと働かせるようなところもあるみたいなので注意が必要だと思います。とても大切なところなので、会社選びの際はよく気を付けるべきポイントだと思います。
海外で働いたメリットは?
自分の時間が取れるところだとおもいます。良くも悪くもインドネシアは日本に比べ緩いので時間もそこまで気にしていません。ですのであまりストレスは感じなかったです。また、あっちでは物価も安く食事や家賃など日本の半分以下でしたのであまり多くない給与でしたが、しっかり貯金できました。
現在は日本で日本語教師をしながら翻訳の仕事もしていますが、海外で働いた経験は役に立っています。特に、留学生にとって日本は海外ですので海外に住んだ経験をもとにアドバイスをしたりすることができるようになったと思います。
海外で働いたデメリットは?
文化に慣れるまではストレスがたまりました。特にメリットの質問でも書いたのですが時間にルーズなところがほぼすべての人にあてはまります。しかしこれは慣れれば自分自身もある程度ルーズになれたのでメリットになりました。
そのほかは日本食が恋しくなるところでしょうか、ジャカルタのような日本人がたくさん住んでいる街に行けば、日本食はたくさんありますが、私の住んでいた町ではあまりなく、あってもかなり割高でしたので日本食を食べるときはかなりお金がかかりました。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
海外にいったらあまり気合いを入れないことだと思います。そして自分にも相手にも期待しすぎないことが大切だと思います。あまり期待しすぎると日本の常識はあちらの非常識と言いますし、がっかりすることになると思います。肩ひじ張らずに、自分らしくいることが本当に大切で、ストレスを溜めないためには楽な気持ちでいるほうがいいと思います。
あとは会社の探し方ですが、日本人や外国人の受け入れに慣れているところにするべきです。特に東南アジアなどの発展途上国は制度が一年でガラッと変わることもざらですし、慎重に会社選びをしビザ関係など慣れていそうな会社を選びましょう。
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