海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、日系企業の現地採用でベトナムで働いている20代女性(広告メディア)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
日本では職務経験がありません。日本には高校を卒業するまで住んでおり、高校まではインターナショナルスクールではなく地元の公立学校に通い、留学経験は高校2年時のオーストラリア語学研修のみです。
高校卒業後はマレーシアの大学に正規留学しました。留学中は英語での授業を受け、3ヶ月のインターンシップも行いました。インターンシップでは現地の旅行会社で事務のサポートや広告作成、イベント出展などの業務を主に担当していました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
大学からマレーシアで生活をしてみて、東南アジアにとても興味を持ちました。中でもベトナムは近年目覚ましい発展を遂げており、親日国でもあります。また、親切な人々や明るく楽しい雰囲気からベトナムで働きたいと思うようになりました。
ベトナムで働こうと思ってからはインターネットでベトナムの転職エージェントに3、4社ほど登録しました。現地の会社が行っている日本人採用は少なく、あっても給与が低いため日系の転職エージェントのみを使用していました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
私は広告・メディア業界で勤務していました。仕事内容は社員の人数が少なかったということもあり、マルチタスクで翻訳から広告作成、取材、記事作成、動画編集など多岐に渡りました。
給与面は日本の新卒とあまり変わらないと思います。給与は特別高いわけではありませんが、物価が安いベトナムで生活するには十分だと思います。福利厚生はあまり満足できるものではありません。加入する保険は会社が決めた1つの病院でしか使用することができず、歯科や眼科治療を受ける場合は自費になってしまいます。また、家賃補助もないため自分で安い住居を探す必要がありました。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
私は会社が申請をして取得した労働ビザで就労していました。
ビザの申請には大学卒業が絶対条件になり、大学を卒業したという証明書を提出する必要がありました。その他にも犯罪歴がないことを証明する無犯罪証明書や居住している地域で取得した居住証明なども提出しました。ビザの取得はそれほど難しくないと思いますが、提出する書類が多かったです。
海外で働いたメリットは?
海外で勤務したことで現地の社員と一緒に働いたり、色々な国籍のクライアントと関わる機会がありました。自分の英語力を試す良い機会にもなりましたし、それぞれの文化や習慣も学べることがきるのは海外にいるからこそだと思います。
また、物価が安い東南アジアだからこそ、日本で働く時と変わらない給与をもらいながら安く生活することができるので周辺諸国への旅行やちょっとした贅沢も楽しむことができるのが一番のメリットだと思います。
海外で働いたデメリットは?
待遇やサポートがしっかりしている駐在員とは違い、現地採用の場合はあまり複利厚生が充実していることが少ないように思います。前述しましたが、現地採用の場合は保険があまり使えません。
そのため、何かあった場合は英語が通じない現地の病院に行くか、治療費が高額なインターナショナルクリニックに行くことになります。インターナショナルクリニックに行った場合、風邪でも数万円するため、いくら物価が安いといってもお財布ヘのダメージが大きいです。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
海外で就職と聞くとキラキラとしたイメージがあるかと思いますが、憧れだけでは働いていくことができないと思います。どうしてその国が良いか、その国で何がしたいかをよく考えると良いと思います。
実際に海外で働いているけど実態は日本のブラック企業と一緒という会社もあるため、勤務する会社がどういう会社かもリサーチをする必要があると思います。また、本当に自分がその国に適しているかを確かめるため、できれば就職を考えている国に事前に行ってみることをおすすめします。
外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント
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