海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、韓国にある海外企業の現地採用で海外就職された経験のある20代女性(日本語教師)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
中学時代に韓国にハマり独学をしました。高校では部活動が全国レベルの強豪クラブだったため韓国語の独学は一時中断し、部活動に専念した結果全国1位をいただけました。
その後、東京にある大学の韓国語学科に入学し、韓国留学は2年と1ヶ月、中国留学は1ヶ月上海に行きました。日本の大学を卒業、同時に韓国の蔚山大学校国語国文科を卒業後、羽田空港の国際線で勤務しました。そこでは主に日本語、英語、韓国語、中国語での接客や通訳を行いました。また、空港内の公式オリンピック関連業務にも務めました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
初めはYouTubeで海外で働く方がかっこよく見えて少し憧れを持っていたのがきっかけでした。そしたらコロナが流行しだし空港で外国語を使う機会がなくなったのでこのタイミングだと思い、専攻が韓国語で韓国には慣れていたので韓国を選びました。
私は大学の先輩が推薦してくださったため面接と言うよりは軽い面談をして採用が決まりました。なのでビザの書類準備と、リモート研修を受けながら勉強をしてから出国しました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
日本の大学入試塾で日本語教師をしました。担当は日本語検定のクラスを持ち授業準備、授業、テスト準備、採点、宿題チェック、保護者と生徒のチャッティングルームのケア、入試準備生のスケジュール管理などを主に行いました。
給与は前職の羽田空港と比べると年俸100万円以上低かったが勤務時間は韓国の方が長かったです。福利厚生は各種保険加入と住まいの契約金の支給ほどで有休制度はなかったです。やはり全て前職の大手と比べてしまうため長く続かず、体調面や精神面でも辛かったです。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
Eー2の会話指導というビザで滞在していました。その会社では日本から採用した教師に毎回ビザを出していたためすぐに手続きをしてくれました。
ただ日本で揃える書類が多く外務省や警察署へ何回も足を運びました。また時期がコロナ流行期だったため対面ですぐに書類を発行してもらえなかったり、国際便で送るのが遅く予定入国日より遅れました。
海外で働いたメリットは?
留学時の友達が多数いたのですぐに手伝ってくれたり一緒に遊んだりできて家族がいなくても寂しい思いはしなかったです。そして言葉もなに不自由なく使えていたので言葉が通じず苦労したなんてことはなく住みやすかったです。
後は韓国のファッションや化粧品が好きだったのでいつでも買えるのが良かったのと好きなピラティスが手軽に受けられるのが良かったと思います。後は海外で働くという貴重な経験をさせてもらってるんだなと前向きな気持ちで働けたことがよかったです。
海外で働いたデメリットは?
やはり韓国はブラックな企業が多く、残業手当が出ないなど聞いてはいましたが、実際にもそのような待遇で驚きました。遅い日だと夜中の2時に帰宅する日もあり周りの韓国人の友達からもあまりにもブラックすぎると言われるほどでした。
母国の人じゃない外国人が海外で働くというのはやはり大変なことであり、よっぽどの資格があったり手厚い福利厚生がない限りはしんどいなと痛感しました。途中から病院にも通い、やはり日本でいいところに入った方がいいなと思いました。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
働く条件をよく見ることです。まずは勤務時間帯や、残業手当がちゃんと出るかを確認してください。そして福利厚生や、外国人差別、下に見ている、扱いはどうかなども調べた方がいいです。
退職率や、退職された方の理由、過去にどんなトラブルがよく起きていたか、社長はどんなやり方なのかなどもしっかり把握しておくといいです。またそこで働いている外国人の方とあらかじめ疎通し、会社の本当の姿や、情報を教えてもらってから現地にいく方がいいです。
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