海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、フィリピン・セブにある海外企業の現地採用で海外就職された経験のある40代男性(アウトソーシング業)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
学歴は高卒で、19歳より建築内装業の現場職人として働き始め、大学を中退しました。13年間、貴人事業主として勤めましたが廃業し、その後、英語語学習得のため3カ月留学しました。
その後、日本に戻り2年間派遣社員として営業などの仕事をしましたが、再度海外へ渡航、現地の日系企業人材募集に応募し、現地採用され正社員として7年間働きました。
現地採用一般社員から昇級昇格を得て、現地法人の代表取締役まで歴任しました。現在は、英語を活かして自分自身のキャリアアップが図れる魅力あるフィールドで活躍しております。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
海外で働きたかった理由は英語語学力の向上のためです。そのため海外現地で生活するのが一番の近道だと判断しました。
留学前に語学留学に3カ月いきましたが、この時点で人生の価値観が大きく変わり、海外での長期生活、就職に非常に興味を持ちました。3カ月という期間は非常に短く、このまま英語圏で英語を使う生活を続けないと語学力は伸びず習得することはできないと実感しました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
業種は、BPO(アウトソーシング)、語学学校になります。そこでは、BPOセクション運営管理、語学学校運営管理、フィリピン人人材の育成と管理などを行なっております。
給与面に関しては、物価が安いこともあり、日本円にすると特に満足する内容ではありません、また福利厚生に関しても、現地の法律に準じて最低限の内容、特にすごく満足する内容でもありませんでした。
しかしながら、出世欲や金銭欲があり、自分自身の成長が最大の目的であれば給与面も昇級昇格の道があるので満足できます。福利厚生は自分自身で社外の健康保険等に加入するなどすれば拡充が図れますし、業務は自分次第で好きなことに従事できるのが最大のやりがいです。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
ビザは労働ビザを全額会社負担で取得してくれました。現地法人での取得であれば普通に容易になっています。
申請後は直ちに就業が可能ですが認可が下りるまでに3カ月近くはかかります。プロセスが長く時間がかかってしまうのでが難点です。
ビザの更新は1年2年3年と可能になっていましたが、私は1年の毎年更新を行っていました。
海外で働いたメリットは?
配属が現地ローカルの外国人と一緒に働ける部署であれば毎日英語を使いますので語学もある程度伸びます。更に上の役職を目指し、外交や営業に出れば他の企業との商談もできるためビジネス英語も身に付きます。
職種によって異なるフィールドの専門英語が習得できるので、その点は非常におもしろいところであり、私の場合は、語学学校、BPO、IT、不動産などの分野の仕事に携わりましたのでそれなりに幅広い英語が浅く広く身に付きました。
海外で働いたデメリットは?
さすがに海外現地法人となると会社の歴史も浅く、独裁政権状態の会社が多いためそれなりに器用な臨機応変に対応できないと長期就業が難しいかもしれないところがデメリットです。
あくが強く好き嫌いがはびこる世界のような気がします。なぜならベンチャー企業ばかりなので駆け出しの癖のある経営者ばかりです。英語力が伸びるかというとこれも自分次第で結局会社が助けてくれるわけでもないので、自分自身の努力次第です。
帰国後の補償などは支店や本社が日本にあれば多少優遇面もあると思いますが、あくまで会社と関係値が末永く良好で継続して働きたいと思えばとなります。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
日本とは全く違う価値観が得られて、更に英語力が身に付きそれを活かして仕事ができることはとても人生の経験値として魅力があると思いますので本当にお勧めです。
ただし、落とし穴や環境の変化に対応できないと辛い目に遭遇することは間違いないのでその辺りををしっかりと考慮して、いつもポジティブな感覚で生きていければ必ず成功します。
やはり世界に出るということは自らの視野も知識も価値観も大幅に変化し広がりますので是非、検討中の皆さんは様々先の未来を考慮しながらも先ずは行動してみてください。びっくりする未来が獲得できます。
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