海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、スイスにある現地企業の現地採用で海外就職された経験のある40代女性(ネイリスト)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
日本の大学、国際社会文化学科に所属し、大学在学中にCISV(子供の国際交流団体)に所属し、グループの取りまとめ、
リスクマネージメント担当、子供たちを引率して海外へ行くボランティア活動をし、ドイツ、オーストラリアに訪問しました。
その経験から、海外で仕事をする事に興味を持ち、4大卒業後日本で就職せずにスイスへ移住しました。日本在日中は大学在学中にアルバイトで事務、テレフォンオペレーター、レストランなどの仕事経験はありますが、日本での就職経験はありません。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
スイスの文化、風土に憧れ、自然と人が共存している暮らしに憧れてスイスに来ました。
日本の大学を卒業しただけですと、スイス国では資格が重要視されるため、レストランやレジ打ちなどはできますが、他の仕事につくことが困難なため、手に仕事をつけるために日本でネイリストの学校に通い、資格を取得しました。
職探しはインターネットでの求人チェック&求職サイトへの登録、実際に就職したい店舗に連絡して履歴書を送りました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
スイスは物価がとても高いのですが、賃金も高く仕事内容も日本に比べると少ないと感じます。
また、日本人にとって当たり前の「正確さ」「時間厳守」などのことがこちらでは、できない方が多いため、どの職種でも日本人というだけで職が見つかりやすいです。福利厚生も手厚く、有休も3−4週間(職種によりますが)あるので、プライベートも充実できます。
残業もなく、延長で仕事をする場合も残業手当がもらえるので、サービス残業などはありません。給料、待遇共に満足しております。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
私の取得しているビザはCビザで、永住権のあるビザになります。最初にスイスに入国した際には学生ビザで入国し、その後スイス人の夫と結婚したため、その後Bビザに変更。その2年後自動的にCビザに変更になりました。
ビザの取得は最初からBビザを取得するにはスイスの会社に就職することが確定している、またはスイス人と結婚しているなどの条件が必要になります。難易度は言語がスイス国はドイツ語・フランス語・イタリア語が公用語になるので、都市以外ではそれらの言語がいずれか必要になるので他の英語圏の国に比べると難しいと思います。
海外で働いたメリットは?
スイスで働くことで、最初に言語を取得したため英語、ドイツ語、フランス語を話せるようになると、他の国に行っても現地の人と話すことができるようになりました。また、休暇で日本に帰国した際に感じましたが、海外の旅行者が多くなったため、多言語が話せるようになると、日本で仕事を探す上でもメリットになると感じました。
海外で住み働くことで、改めて日本の製品&仕事の正確さ&魅力がわかり、海外で日本の製品やサービスを提供できないかという考えも生まれました。これらの考えは日本にいたら感じなかった、海外に出たからこそ感じれた違いでは無いかと思います。
海外で働いたデメリットは?
日本へは遠いいため、なかなか帰国出来ないというのが一番のデメリットです。日本の美味しい食事、風土が無性に恋しくなることがあります。
レストランなどでのサービスも日本のように良いサービスが無い、時間に正確で無いなどの不満点はあります。また、帰国した際に感じる不便さもあります。日本は先進国でありながら、いまだにアナログ手続なところがあり、そういった面で手続が面倒だと感じることがあります。最近では一時帰国者の免税対応も複雑になり、今までメリットに感じていたものも少なくなってきてしまいました。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
どこの国に行きたいかのリサーチは、よくされた方がいいと思います。可能であれば長期で滞在してワーホリなどのシステムを使用して実際に現地の人と仕事をしてみるといいかもしれません。
人によっては人との関わり方が合わない可能性もあります。また、食事なども大事だと思います。食が合わなくて帰国した方もいらっしゃいます。仕事は変えることができますが、働きたい国が自分に合っているかのほうが重要では無いかと思います。
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