海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、インドネシア・ジャカルタにある日系企業の駐在員採用で海外就職された経験のある50代男性(経営企画)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
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海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
日本ではコンサルティング会社や上場企業の経営企画室で働いていました。その上場企業で、海外の現地子会社の役員などをしていましたが、現地の代表をやらなければならない状況になり、その流れで現地駐在となりました。
私自身はかなり抵抗感があったのですが、避けられることではないため、それならばやってやるかというように気持ちを切り替えてやることに決めました。具体的には、現地でのエネルギー代替燃料の仕事であり、日本ではこの会社の子会社管理をしていました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
働いてみたいというよりは、流れで働かざるを得なくなったということです。何度も現地へ行っていたため、生活のイメージはできていましたが、いざ生活するとなると、まず必要になるのは現地の言葉を覚える必要があるということです。
それまでは英語だけで仕事になっていたのですが、いざ現地代表になるとインドネシア語を話せなければ話にならないため、徹底的に攻略したことを覚えています。そのため、現地へ移動するまで時間がなかったのですが、対面での会話コースを受講して短期間で一通りの会話はできるようになりました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
海外での給与は、日本での給与と比較して少しだけ上がりました。ただし、インドネシアのジャカルタはそれほど物価が低いわけではないため、少し不満に思うこともありました。
ただし、現地での住む場所や車のリースなどは会社負担でしたので、その面では少し楽になったような気がしました。また、福利厚生という点では、それほど制度があったわけではなく、何も変わりませんでしたが、外部の仕事面でのつきあいや食事などが増えたことについては、それらの費用は経費で会社負担でした。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
ビザについては仕事ビザになりますが、もともと現地の役員をやっていたため、地元の弁護士、司法書士など、仕事関係の人がサポートしてくれて、案外すんなりととることができました。
また、この会社自体が日本の資本の会社であるため、そういったことも簡単に取得できる理由であったのではないかと思います。重要なことは現地の労務に詳しい人材とパイプがあることだと思います。
海外で働いたメリットは?
それまでアメリカ、ハワイ、シンガポール、中国などとやり取りのある仕事をしていたため、海外には慣れれているつもりでしたが、いざ自分が住むこととなると話が異なってくるかと思います。現地の仕事を任せられることで責任は大きくなりますが、現地でいろいろなビジネス関係の人とつきあうことで、人脈の輪が広がるということがメリットだと思います。
また、日本の親会社もそれほど規模の大きな会社ではなかったため、現地のことを知り尽くすことで、自分自身の存在価値が大きくなりました。
海外で働いたデメリットは?
やはりデメリットとしては、日本での生活習慣とは異なる生活をしなければならないというストレスだと思います。インドネシアのジャカルタは大都市でありますが、発展途上であるため、交通事情が極めて悪く、日本とは比較にならない大渋滞が起こります。また、食事事情が最もストレスであり、屋台やお店で食べるインドネシア料理はすぐに飽きてしまいます。
そのため、中華料理店へ行くことが多いのですが、それも飽きてしまいます。日本人としては、日本の家庭料理を楽しみたいのですが、いきつけののところは決まっていて、いつも日本料理が食べたいと切望していました。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
海外で暮らすということはそれまで日本で慣れ親しんでいた生活から脱却するということでもあります。仕事では当然わくわく感はあり、慣れない環境で成果重視で進んでいく仕事ぶりは日本以上に価値あるものだと思います。
このように、仕事ではやりがいはありますが、長らく日本で身についた生活感、食生活はなかなか捨て去ることはできません。そのため、生活感ということからストレスを感じることは多くあるため、海外ならでは経験できる新たな楽しみを早期に見つけることが重要だと思います。
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