海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、アラブ首長国連邦・ドバイにある日系企業の駐在員採用で海外就職された経験のある40代男性(総務)の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)
四大新卒で大手重工業社に総合事務職として入社。入社後2年間は主に国内人事、総務、労務を担当。関連する労働法をもとに就業規則の運用管理、法改正に合わせた改定などを経験しました。
その後は企画経理を1年担当。海外プロジェクト毎の進捗状況のフォロー、コスト、予想利益の報告作成を海外の現地担当者とコミュニケーションを取りながら遂行する業務でした。その後、経験を買われて中東のプロジェクト要因として現地法人に派遣されました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか?
プロジェクト現地の実務を経験をしたい思いから希望しました。交通インフラの建設プロジェクトでしたが自分の携わる仕事で世界の人の役に立てる満足感もありました。
またキャリアアップの面からもグローバルな経験は必須だと思っています。赴任にあたっては現地の法律、習慣(特に宗教)を学びました。自分が何を武器にするかと考えたときに法律がいいと思ったからです。言語においてはビジネス上は英語ができれば問題ありませんでしたが、簡単なアラビア語は予習しました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
海外現地事務所の総務課長級でした。現地採用業務、人事契約管理、福利厚生の充実、駐在員の生活サポート、事務所運営上必要な役所への届け出(例えば法人各の申請等))など多岐にわたりました。
給与は本来の給与に加えて、五千円/日が海外手当として出ていました。合計すると20代後半でも50万円ほどはあったと思います。住居光熱費は会社負担、医療費も実費を会社が負担していました。給与はかなり恵まれていたと思います。福利厚生については基本的に日本と同じでした。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度
就労ビザにて滞在していました。ドバイは現地法人の受け入れ保証がないと就労ビザが降りない(仕事が決まってない状態では観光ビザしか降りない) ので就労は日本人にとってハードルが高めだと思います。
また最終学歴の証明も必要である程度の学歴がないと厳しいです。現地法人の保証があれば申請から発行まではスムーズです。
海外で働いたメリットは?
海外でのキャリアは人事評価にはかなりプラスでした。同期に比べてその後の昇進は少し早かったです。また、現地法人で苦労を共にした人も昇進するので、人脈構築と言う意味でもかなりその後にプラスになりました。
さらに一人の人間としても異文化での生活は大きな経験となりました。広い視点から物事が考えられるようになったと思いますし、今では自分のキャリアに自信が持てています。英語も元々それなりに話せましたがさらにビジネス英語の力がついたと思います。
海外で働いたデメリットは?
慣れるまでは生活が大変です。また、ある程度プライベートは犠牲にする覚悟も必要かなと思います。例えば年ごろなら異性との出会いは日本よりもなく結婚などは遅れます。
家庭がある人は日本に残すと単身赴任になりますし、連れて行っても配偶者や子供の生活のフォローが日本よりも確実に大変です。またどうしても赴任者同士でプライベートも一緒に行動することが多くなるので、公私の区別をハッキリしたい人には苦痛かもしれません。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
様々な業種でグローバル化が当たり前になって久しいですが、まだまだ企業は海外勤務経験者を欲しています。
海外現地では特にプライベートの面で苦労するでしょうが、それもいい経験になります。現地の法律や慣習については入念に事前調査することをオススメいたします。特に海外では宗教に関する慣習が重要視されていることが多く、トラブルの元になりがちです。
語学力に関しては日常会話は勿論ですが、従事する業種に関する専門用語を予習しておくことをおすすめします。
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