• 最終更新日: 2018.04.12

  • 退職

外資系・海外転職における退職から内定までポイントについて

何度経験しても、新しい仕事を探すということは、なかなか難しいものです。何から始めていいのかわからなかったり、圧倒されたり…。転職とは、そういうものです。転職活動は、時間・準備・多大な労力が必要で、直観も論理的思考も求められます。

実際、転職活動は気が滅入ったり疲労困憊したりすることもありますが、体系的に物事を整理して取り組めば各段にやりやすくなりますし、ずっと希望に沿った結果が得られます。下記のステップを参考に活動を進めましょう。

※この記事はプロモーションを含みます。




就職転職の理由を戦略的に考える

新卒、キャリアアップやキャリアチェンジ、会社都合の退職等、どのような状況にあっても新しい仕事を探す理由を前向きに考え、活動中の難しい局面でも乗り切れるように考えを整理しておきましょう。

自己都合退職の場合

現在の職場に退職の意思を伝えるのは、次の仕事が確実に決まってからにしましょう。また、面接できちんと説明できる退職の理由を考えておく必要もあります。加えて、現職の退職日と次の仕事を開始するタイミングは(有給消化や諸手続き、準備などを視野にいれて)調整が必要です。

解雇など会社都合の場合

解雇など会社側の都合で退職する場合は、現職と取引や経営上の関連がある企業に応募するのは避けましょう。ただし、予算カットや会社の構造改革などの初期段階で、自分の上司が紹介状を相手先に書いてくれるような場合は例外です。

その場合でも、面接に備えて、解雇された理由をどう説明するかについては慎重に吟味しておかなければいけません。

経歴の整理

どのような理由で転職活動をするにしても、これまでの学歴・職務経歴を整理し、暗記しておいてください。転職をする理由、キャリア上の目標が面接官に明確に伝わり、採用ポジションに自分がふさわしい人材であると説得できるように準備をしておきましょう。

どのような仕事に就きたいか、適職かを決定する

具体的な活動を始める前に、どのような仕事をしたいかを考えておきましょう。具体的な職種を想定してリサーチし、求人案件を探す際のキーワードを決定します。

求人案件を探すときは職種名よりも仕事内容や職務責任、応募条件を見るようにします。職種名やその役割は会社毎に違いますし、理想の仕事を思い描き、具体化する上でもよい情報源になります。

また、受かりそうな求人案件に応募するのは構いませんが、明らかに自分に合わない仕事を探したり応募したりして時間を無駄にするのはやめましょう。事前に何を応募の決め手とするのかを明確にし、常にそれを判断基準として念頭において活動を進めます。

個人的/仕事上の優先順位を定義する

これも具体的な活動を開始する前にしておくべきことです。まずは、会社の場所・通勤時間・希望の給与・福利厚生など、自分にとって譲れない必須条件をリストアップします。次に社風や職場環境などについての希望条件を考えてみてください。

堅実な会社で働くのと、設立間もない勢いのある会社で働くのとどちらがよいでしょう・・・。大きな組織と小さなチームではどちらが働きやすいか・・・?このような自問自答を繰り返し、結論を書き残しておけば、いざ内定を得た時に自信をもってきっぱり決断できるはずです。

ネット上の個人情報を確認・整理する

転職活動中ほど、SNSの情報に注意を払いましょう。面接関係者や雇用責任者があなたの名前をネット検索し、FacebookやInstagram、Twitter、Snapchatなどの情報を見るかもしれません。ですから、使用しているすべてのSNSに関して、なるべくセキュリティーを高めプライベートな付き合いに限定しておいたほうが賢明です。

例外的に、LinkedInの情報だけは最新の職務経験や能力に更新しておくべきです。雇用責任者の目に留まるよう、時間をかけて訴求力のある内容に高めておいて損はありません。

レジュメ・職務経歴書と送付状の準備

レジュメ、職務経歴書はフォーマットを整え、誤字脱字のないように確認を重ねた完璧なものをまず一つ完成させます。そのうえで、応募先の職務内容や応募条件を参考に重要視されそうな箇所を強調するなどの微調整をしましょう。

送付状は応募先によってその都度書き換えなければならず準備が大変ですが、まずは書かなければならない内容を精査し、共通して使える部分と応募する際にカスタマイズしなければいけない部分を分けて、準備をしておきましょう。

リファレンスに備える

外資系企業や、海外就職においては、ほとんどの採用案件において、あなたの職務能力を証言できる人からのリファレンスを3~4件求められます。自分でリファレンスをとろうと奔走する必要はありませんが、事がスムーズに運ぶように、リファレンスを取れそうな相手には事前にその旨を連絡しておきましょう。

人脈を広げる

正しく利用すれば、人脈は仕事を探す上でとても強力な武器になります。前職の同僚、上司、顧客、同窓生、友人、友人の友人、家族、近所の知り合いなど、どんな「人脈」でも構いません。もちろん実際の人間関係が一番ですが、FacebookやLinkedInを使って、あなたの業界や興味のある企業で働いている人はいないか探してみるのも手です。

もし有益な人脈がなさそうなら、人脈を広げるために時間を割いてみましょう。応募先企業に人脈があれば採用の可能性はぐっと高まるので、人脈開拓のために時間を割くのは決して無駄にはなりませんし、手あたり次第に応募するよりずっと価値があります。

SNS上で「友達」を増やしていくこともできますし、実際に業界イベントや異業種交流会などのキャリア系イベントに足を運ぶことも人脈を広げる手段になります。



求人案件を探し、応募を開始する

ここまで来たら、いよいよ具体的な求人案件を探し、応募を開始します。求人媒体はいくらでもあります。Monster.com、Indeed.com、Dice.com、CareerBuilder.com などは特に利用価値の高い求人サイトです。LinkedInは求人を探すのはもちろん、求人案件のある企業に人脈がないか調べることもできます。

地域は限定されてしまいますが、例えばアメリカなど都市部で仕事を探しているのであれば、Craigslistも使えます。ただし、短期の仕事を探しているのでなければ、「ギグ」ではなく「ジョブ」の項目から検索するように気を付けてください。小規模な都市や、郊外で働くことを想定しているのであれば、地域紙にもそのエリアの求人が掲載されています。

加えて、特定の分野に特化したニッチなサイトも使ってみるとよいでしょう。業界専門の求人サイトも色々あります。「○○業界」「求人」と検索するところからスタートしてみてください。

ぜひ働きたいと思える企業を見つけたら、その企業サイト上で直接求人情報を探してみましょう。多くの企業が「キャリア」や「求人」「採用情報」などの項目を設けています。

近年ほとんどの求人への応募はオンラインで受け付けていますので、送付状や職務経歴書もデータで送ることになります。応募はもちろん、転職活動関連の連絡はいつでも利用可能な(できれば仕事専用の)メールアドレスを使いましょう。

ゴールを定める

転職活動は多大な労力が必要で、案外簡単に力尽きてしまいます。現実的で、達成可能なゴールを定めてください。例えば、一週間に10件の求人案件に応募する、というようなものです。

一旦それを決めたら、時間は度外視して必ず達成すること。いつもより早く起きるとか、昼休みに求人探しをするなど、多少の犠牲は仕方ありません。

転職活動の過程を整理して、どの案件に、いつ応募したのか必ず記録しておき、適宜返答有無などの状況を確認できるようにするのも大切です。

面接準備

次は面接を完璧にこなすことです。最初は電話インタビューから始まり、次に対面の面接といった具合に一案件につき数回の面接が行われます。即興で面接に挑むというようなことはあってはいけません。面接準備の重要性を認識し、必ず以下のポイントは押さえておいてください。

  1. 職務内容を熟読してください。特に職責と応募要件については重要です。企業側の求める人物像にいかにあなたが一致しており職務を全うできるかを、具体的な実績や事例を挙げて話せるようにします。
  2. 企業研究も必須です。社是やここ数年の大きな実績、戦略の変更や業界での位置づけなども含めてよく調べてから面接に挑みましょう。
  3. 業界や応募案件の内容を踏まえて回答できるように、面接での質問と回答を想定しておきましょう。

電話インタビューの準備

電話インタビューを受ける場合は、中断されることなく静かに話せる環境で、最低でも45分間は時間を確保しておきます。送付状と職務経歴書を手元に準備し、電波のよい環境であることも確認してください。可能であれば固定電話の方が音声もよく安心です。

対面面接の準備

プリントアウトした送付状と職務経歴書を持参し、面接会場に10分前には到着します。よい印象を残せるように服装にも気を配り、企業と求人ポジションへの熱意をしっかりと伝えましょう。

お礼状を書く

後日、お礼状、またはお礼のメールを送りましょう。その際は企業と求人への関心や熱意を繰り返し伝えましょう。

内定を検討する

内定が得られたら、次はあなたが評価する番です。転職活動の初期に作った必須条件と希望条件のリストを見返しながら、得られた内定がどのくらいそれを満たしているか確認してみてください。

給与、福利厚生、休暇、社風、通勤時間や、どんな人と共に働くことになるかなど現実的な側面に着目して検討しましょう。

なかなか決断できないようであれば、良い点・悪い点をそれぞれリストアップして考えを整理してみるとよいでしょう。最後は直観を信じましょう!

外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント

「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。

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