海外で働くには英語が話せないとダメ?海外就職経験者の職業と語学力アンケート

海外就職を目指す方の中には、海外にはどのような求人があり、どのような職業に就けるのか、また資格が必要だったり、英語が話せないと海外で仕事に就くのは難しいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回はアルバイトも含めて海外で働いた経験のある海外就職経験者10名に、どのような職業に就き、語学力が必要だったのかなど体験談を語っていただきました。



英語または現地の語学力が必須の体験談

まずは英語または現地において語学レベルが必須だったという方に、働いていた国と職種、そして仕事内容を答えていただきました。

必須と答えられた方は、ネイティブと同じ環境での現地採用だったり、駐在、また管理職でスタッフを教育する立場にある方など、現地スタッフと接する機会が多い方に、高い語学レベルが求められているようです。

台湾で営業貿易事務(女性)

現地での語学スキル:必須

総合商社の現地法人で現地採用として営業貿易事務を担当していました。主な業務な以下の通りです。

  1. 日本人、台湾人、中国人のセールスマネージャの秘書的役割(現地でのパスポート更新、ビザ手続き、出張手続きなど
  2. セールスマネージャの各担当客先から受発注フォロー(受注、発注、納期調整、出荷手配、在庫管理、単価管理など)
  3. 台湾以外の出荷を手配する場合の貿易事務(アジアの各拠点、日本から商品を台湾へ輸入し、台湾国内の客先へ出荷手配。または台湾から商品を日本へ輸出する)
  4. 月次の営業関連資料(月次報告、決算報告書、在庫や単価などの管理表)の作成
  5. 新規客先、また新規商品開拓時の市場調査

などでした。上司とは基本日本語でのやりとりですが、現地スタッフとは台湾語、中国語、英語がマストでした。

ニュージーランドで保育士(女性)

現地での語学スキル:必須

保育園で保育士として採用されました。日本でも保育士経験があり、即採用となりました。現地の普通の保育園で、日本人枠としてではなく、他の同僚と同じように採用されたので、ネイティブ同等に働ける語学力とスキルが求められました。

職務内容は、クラス担任として同僚とともに毎日の保育とクラス運営が主な仕事内容です。1週間のうちに2時間程度、成長記録簿を記入したり雑務をする時間が与えられ、クラスから離れ、オフィスで事務仕事をすることができました。

日本とは違い、清掃等の仕事は含まれず、勤務時間内に求められたのは、クラスでの子どもの保育、成長記録の記入、保護者とのコミュニケーション、その他に、月に1回のスタッフミーティング(時間外手当あり)です。

アメリカで溶接工(男性)

現地での語学スキル:必須

私がアメリカで溶接工として勤務していました。

この時の仕事内容としましては、半自動溶接や産業用ロボット溶接を使って自動車部品の組み付け作業を行っており、私は管理職として働いていたので、組み付け作業の他に作業者の仕事の分担の振り分けや、作業者の溶接技術の向上を図る為に溶接の教育も行っており、その際に英語は必須スキルでした。

時には、お客様からの要望に応じるために、新製品の開発や、工程変更を行う業務も行っており、主に行っていた作業については手溶接作業になります。主流の作業内容としましては、ペダル製品になりますが、エンジン部品組み付け溶接作業も行っており、また帰国前には空調設備の溶接作業も行っていました。



英語または現地の語学力ができれば尚良しという体験談

次に、英語または現地において語学レベルができれば尚良しという環境で働いていた方に、働いていた国と職種、そして仕事内容を答えていただきました。

英語や現地の語学力があれば尚よし、と答えられた方は基本的には、日本人オーナーや日本語ができるオーナーまたはスタッフがいる、または現地に通訳という場合に多いようです。

しかしながら、英語や現地の語学力があれば、さらに仕事のレベルや交友が広がることは間違いないでしょう。

アメリカで販売業(女性)

現地での語学スキル:できれば尚良し

現地で日本人観光客にファッション雑貨を販売する仕事でした。

オーナーも日本語のできるアジア人でしたし、対象は日本人観光客で全く英語は使いませんので、英語が話せなくても特に問題はありませんでした。ノルマが厳しかったので、英語力よりもむしろ営業力や販売力の方が重要でした。

都市により異なると思いますが、日本人観光客が多い場所では、英語力は特に問題にはならないと思います。現地人の中で日本人は一人だけという状況でも仕事をしましたが、こちらは英語力は必須でした。いずれにしても、英語や現地語(フランスの場合はフランス語)ができると、働ける職の幅がグンと広がるので、語学力をつけておくのは得にはなっても損にはならないと思います。

中国で3D-CAD(男性)

現地での語学スキル:できれば尚良し

仕事内容は、大きく言えばプラント配管の詳細設計、3D-CADの入力になります。

  • P&IDに基づき、機器の配置の確認、配管のルートをまとめる作業
  • D-CADの入力、プラントの基礎、柱、梁、建屋のモデル入力
  • 機器のモデル入力(配管、ノズルの規格、サイズ、レイティングまで)

など、プラントの規模にもよるのですが3日から1週間でこの作業を仕上げます。干渉をなくすことによりプラントの予算を大きく減らすことになることが求められますが、CADの入力からは、中国人と一緒の作業になりますが、通訳がいたのでCADの技術されあれば、特に問題ありませんでしたが、コミュニケーションをとるという意味ではもちろん語学力がある方が仕事もスムーズに進むと思います。

カナダで販売業(女性)

現地での語学スキル:できれば尚良し

ワーキングホリデーでカナダに行った時に、現地で半年間くらいアルバイトとして働きました。

仕事内容は観光客向けのお土産屋さんの販売スタッフです。お土産物の雑貨や食品、Tシャツなどの品出しや掃除などと、レジ、接客が主な仕事です。日本でもレジのアルバイト経験がありましたので、すぐに慣れました。

週休二日位のシフト制で、店の近くのアパートに住み込みで働いていました。私の英語力は中学卒業レベルでしたが、周りの日本人スタッフが英語ができましたので、英語ができなくて苦労したことはありませんでした。

しかしやはり英語が話せないと、他にスタッフに聞きに行かなければならなかったりなどの不便は感じました。アルバイトですが、海外での仕事経験は楽しかったのでよい思い出です。

インドネシアで大学講師(女性)

現地での語学スキル:できれば尚良し

日本語学科のネイティブ講師として国立大学の授業を担当していました。

私が受け持ったのは主に「日本語会話」の授業でした。特にテキストもカリキュラムも決まっていなかったので、以前からいらっしゃった先生にいろいろ教えてもらいながら授業を進めました。学校の授業だったので、学期末には試験をおこない、採点、成績もつけました。職員会議にも参加しましたが、私はインドネシア語がそれほど出来なかったので、ほとんど発言することはありませんでした。

授業以外にも、さまざまなところに呼ばれました。スピーチコンテストの練習や日本語劇の練習にも参加しました。また、浴衣を着る体験やコスプレ祭等さまざまな催しが企画される、学生主宰の「日本文化の祭」にも顔を出したり、地元高校のイベントに招待されることもありました。

仕事内でもそうですが、プライベートでも現地の方とも色々と接する機会が増えてくると現地語であるインドネシア語がもっと話せたら楽しいだろうと思いました。

ドイツで飲食業(女性)

現地現地での語学スキル:できれば尚良し

北ドイツにある、セルフサービスの包装寿司店での調理と接客販売の仕事でした。

オーナーの方は日本人で、一緒に働いた仲間もほとんど日本人。居心地はとても良かったです。早朝出勤して、巻物や握り寿司の調理、包装の作業。ランチタイム前から店は開店して、レジでの接客販売をしました。イートイン可だったので店内で食べるお客さんへ商品を運び、洗い物等の仕事もありました。

ランチタイムは近隣のサラリーマンで賑わっていつも忙しく、大変な時もありましたが、基本的には働きやすく楽な仕事でした。「美味しい」と喜んでもらえるのでアルバイトでもやりがいがありました。

お客さんはほとんどドイツ人なので、ある程度のドイツ語力は求められますが、慣れればいつも決まった会話なので特に難しいことはありませんでした。



英語または現地の語学レベルは不要という体験談

最後に、英語または現地において語学レベルは不要という環境で働いていた方に、働いていた国と職種、そして仕事内容を答えていただきました。

サウジアラビアでエンジニア(男性)

現地での語学スキル:不要

建設現場で、現地で作業者への作業のインストラクションや全体の工事のスケジュール管理という仕事内容でした。作業者への指示は勿論英語ですが、英語はあくまでもコミュニケーションツールであり、伝わればいいという感じでした。

いざとなれば、絵を描いたり、ボディーランゲージでも通じるので、恐れることはありませんでした。ただし、作業者の出身や宗教などの理解がないまま、強引なインストラクションや叱咤はトラブルを招きかねないので、異文化であることを理解した上での対応は必ず必要だと感じました。

ここは日本ではないことを十分に理解した上で、何事にも対応する柔軟力が必要です。フレキシブルさ、つまり柔軟な考え方や行動力は、海外で働く上で求められるスキルであると感じました。

ラオスで日本語補習校の学校教諭(男性)

現地での語学スキル:不要

日本語補習校の学校教諭をしていました。小学生・中学生の複式学級の担任として、1日2コマ(45分)授業を週に3日間、当日は、授業準備等で、前後1時間の拘束勤務となっていました。

さらに、年間4回ほど土、日に実施する行事を計画、準備、実施する学校行事に参加する義務があり、その振替休日はありませんでした。休みについては春季・年度初め休業が2週間、夏季休業が40日。秋季休業が10日間。冬季休業が2週間あり、比較的休みが多いのが特徴的でした。

日本人の子供に対して日本語を教えることが主業務だったので、働く上での現地の語学スキルは特に必要ではありませんでした。



語学スキルは必ずしも必要ではないが、話せることで可能性が広がる

今回は海外就職経験者10名に体験談を語っていただきましたが、まず結論としては、海外就職において必ずしも語学スキルが必要ではないということです。

しかしながら、英語や現地の語学スキルがあることで、仕事を選べる種類も広がり、さらにキャリアアップを目指すことが可能になってきます。語学スキルがないという方も、最初は話せなくても現地での語学スキルを磨いてみてはいかがでしょうか。

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