海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、ブラジルにある現地企業の現地採用で海外就職された経験のある20代女性（デザイナー）の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 「エンワールド・ジャパン」
（国内の外資系・グローバル案件多数）
「ランスタッド」（非公開求人も多数）
- 「リクルートエージェント」
（未経験OK・非公開案件多数）
海外に渡航するまでの日本においての経歴（仕事、経験、学歴など）
私の場合は学歴は日本で大学を卒業していて、仕事はフリーランスでの仕事を生かして、ブラジルのサンパウロにある広告会社でアート作成、動画編集や翻訳の海外に発信するための広告を翻訳する仕事もしていました。
経験としては最初は先ほども書きましたが、大学卒業後は日本でフリーランスとしてそういった仕事をしていて、その後にブラジルに数年間住み始めた時に友人の紹介でその会社を紹介してもらい、採用されて働き始めました。
なぜ海外で働いてみたいと思いましたか？
旦那の会社の海外転勤が決まったときに、ブラジルに数年間在住することになったのがきっかけです。
私は最初はフリーランスとして在宅ワークで主に日本のクライアントをメインに仕事をしていましたが、ブラジルに前から住んでいた友人からこの仕事を紹介されて、ポルトガル語は前から興味があり、一応独学で勉強して話せたのですが、ブラジル現地で働いた事はなかったので、最初に面接を受けて自身のスキルを紹介した後、この会社に採用されました。
海外での業務と給与面や福利厚生などの満足度について
業種は主にデザイナーとして広告用のデザインを考えたり、動画編集をしたり、海外のクライアントさんたちも多くいる会社だったので、主に英語と日本語で広告を翻訳する仕事もしました。
給与は主に20万くらい貰っていましたし、副業もOKだったので、在宅ワークのフリーランスも続けることができ、満足度はとても高いです。後はデザイナーとは少し違いますが、人手が足りない会社だったので必要な時は電話対応やお客様の対応も任されていました。
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どのようなビザで滞在していましたか？ビザ取得の経緯や難易度
私たちの 場合は一時滞在ビザ 「Visto Temporário」と呼ばれる主に外国人がブラジルで労働、働くときに取得するビザが必要でした。
なのでその為にはブラジルの大使館まで行って、居住許可や就労を許可したビザなどを作成したり、許可を得る必要がありました。正直、海外で働くのは私も旦那も始めてだったので、難易度は高いと感じました。
海外で働いたメリットは？
特に良かったのは副業がOKだったのはありがたいです、その分貯金も増やすことができました。そして仕事もとても忙しかったですが、私が最初仕事を始めたときに親身になって色々と教えてくれるので、とても嬉しかったです。
何より、ポルトガル語を話す機会が増えて、前よりスムーズに話せるようになりました。帰国後もありがたいことに、フリーランスとして仕事を貰うことができたりするので、仕事も前より多く頂けるようになりました。
海外で働いたデメリットは？
正直言うと、日本人みたいに時間ピッタリではなく、時間にとてもルーズな人たちが多いです。そして全員ではないですが、明らかに自分が日本人女性ということでクレームをつけるお客様もいました(これだから日本人はとか、ちゃんとポルトガル語話せないの?とか言われることもありました)
そして帰国後は契約終了という形で私の場合は特に何もありませんでした。そして給与は良かったのですが、月によっては支払いが遅く、不安になることもありました。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
興味がある人は是非挑戦しても良いと思います。
特に日本にはないその国の文化や言語に触れることで、日本に帰国した場合はそれが絶対的なスキルになります。残念ながら人種差別のような物はどの国にもあるので、それは避けられませんが、それ以上に海外で就職しないと知り得なかった人たちと出会ったり、仕事も見つかると思っています。
そして海外での就職をサポートするサイトや会社も多数あるので、興味があれば探してみるのも良いと思います。
外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント
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