ヨーロッパ西部のピレネー山脈中に位置する立憲君主制国家のアンドラは、歴史と自然が詰まった美しい国です。お馴染みの人気の両国、フランスとスペインに挟まれたピレネー山脈の中にあります。なお、フランス大統領とスペインのウルヘル司教の2名による共同公を元首とするミニ国家で、日本ではあまり知られていません。ここでは、そんなアンドラで働くに当たって、知っておくと役に立つ就労ビザや就職事情と求人についてご説明致します。
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
アンドラで働くには?アンドラの就労ビザについて
日本とアンドラの間では査証免除協定が結ばれていて、観光など就労を目的としない90日以内の短期滞在の場合、ビザなしで入国できます。
また、国内には空港がないので、国境を接するフランス、あるいはスペインから陸路で入国することになります。同国は国境における出入国手続を行っていないため、そのまま入国できるので、ちょっと新鮮な感覚を味わえます。
アンドラの就労ビザの種類や期間について
アンドラに3ケ月を超える滞在は、目的に応じた査証にて入国後、所管機関にて「滞在許可証」を取得する一連の流れとなります。
なお、現地に3か月以上滞在される場合、緊急時の連絡などに必要となるので、到着後速やかに在フランス日本国大使館に「在留届」を提出してください。
就労ビザ
アンドラで中長期滞在する場合、事前に目的に応じたビザ取得後、入国になるのが一般的なようです。雇用契約に基づいての就労ビザの有効期間になると思われ、フランスなどの習慣と同じく通常1年ごとの更新になりそうです。
滞在許可証
アンドラで働く場合は、就労ビザと滞在許可証の期間が、同じになるでしょう。アンドラには日本の在外公館がないので、在フランス日本国大使館が兼轄しています。なお、在フランス日本国大使館はパリにあります。また、フランス国内には、在ストラスブール日本国総領事館と在マルセイユ日本国総領事館、在リヨン領事事務所と言った各領事館もあります。
在留届
外務省より在留届の届出は,在留届電子届出システムによる登録を勧めています。また、郵送やファックスでも手続きを行えますので、在フランス日本国大使館まで送付してみるのもいいでしょう。大使館と領事館を含め窓口が結構あるので、どこで手続きができるのか確認をして、各種許可証を取得してみてください。
アンドラの就労ビザの申請について
各国の就労ビザ同様アンドラでもビザ申請書と証明写真に、パスポートが必要です。そのほか就労契約書に無犯罪証明書や健康診断書、アンゴラ共和国の法律尊重誓約書なども併せて提出することになります。
なお、アンドラの就労ビザに必要な種類全般について、以下のURLをご参照ください。https://www.angola.or.jp/ja/consulate-ja/#work
また、履歴書(職務経歴書)と最終学歴証明書の言語は何語でいいのか、雇用先のコーポレートスタッフに尋ねてみてください。ちなみに、アンドラの公用語はカタルーニャ語になりますが、書類関連は英語かポルトガル語が多く用いられます。
アンドラの就労ビザの申請の難易度
アンドラの就労ビザの申請の難易度が高いとも低いともいずれの意見を聞いたことがありません。むしろ人口約77,000人、面積は468平方キロメートル(世界第193位)のミニ国家なので、仕事自体を探すのが難しそうです。
アンドラの就労ビザの申請に必要な語学力
アンドラの就労ビザの申請に必要な語学力の定めがあると、耳にしたことは今までありません。アンドラの公用語はカタルーニャ語ですが、そのほかスペイン語にフランス語とポルトガル語が使われています。
英語は観光関連の仕事に携わっている人以外はあまり通じず、フランス語やスペイン語の方が、コミュニケーションが取りやすいと言われています。
アンドラの就職事情と求人について
外務省の調べによると、アンドラの在留邦人数は14名、現地に進出している日系企業のデータはないようです。国内に日本人学校はなく、最寄りの教育機関で日本人の子女が通っているのは、スペインにあるバルセロナ日本人学校かトゥールーズ日本語補習授業校になります。
日本人会のようなコミュニティはありませんので、事前に東京都世田谷区代沢にある、駐日アンゴラ共和国大使館でビザ関連などの情報を仕入れてみてください。
日本におけるアンドラ系企業
アンドラの民族構成ではアンドラ人が約49%と最も多く、公用語はカタルーニャ語です。在日アンドラ人は6名と少なく、日本におけるアンドラ系企業と言うのもほとんど見かけません。
そんな中で、アンドラを含むスペインとフランスにまたがるカタルーニャ地方で食べられているカタルーニャ料理が気になります。肉や魚ではなく野菜をメインに据えた料理が多いのもカタルーニャ料理の特徴であり、ベジタリアンの人にはたまりません。
レストラン サンパウ
東京都千代田区平河町のザ・キタノホテル東京2階にあるのが、カタルーニャ発の3ツ星スペイン料理を提供する、「レストラン サンパウ」です。世界初のミシュランで 7ツの星に輝いた、稀有な女性シェフの料理を楽しめます。美食の地として名高い故郷のスペインのカタルーニャから自由闊達なイマジネーションでアーティステックな料理を創造し続け、来客を魅了していると言われています。
駐日アンゴラ共和国大使館
東京都世田谷区代沢にある駐日アンゴラ共和国大使館は、各種ビザのお問い合わせだけでなくアンドラの情報を仕入れる主な機関の一つです。なお、以下のURLでは、各種イベントが紹介されていますので、チェックをしてみてください。2021(令和3)年1月20日には、NHKで女優や俳優を教えている畠山教授によるアンゴラ大使館での初の陶芸教室が開催されたようです。
アンドラの現地採用
アンドラは、スキーやスノーボードにトレッキング、スパやショッピングをはじめとした観光産業な国の主幹産業となっています。なお、アンドラの輸出額に占める工業製品の比率は90%に達し、繊維業に紙巻きたばこ製造や家具製造業を中核とします。いずれにしてもアンゴラで働くには、情報とコネが必要となりそうです。
ホテルマン
スキーリゾート周辺をはじめ、観光立国であるアンドラでは、ホテルでの仕事を探すのも一つの方法になります。スイスのローザンヌなどの著名なホテル専門学校卒業、スイスやフランスなどのリゾートホテル、あるいはクラシックホテルでの就業経験があると、採用担当者の目に留まるでしょう
繊維業
繊維業では、レス・エスカルデスの羊毛で織ったスカーフや毛布が著名なので、手先が器用でお洒落に敏感な日本人女性にチャンスがあるかもしれません。日本からの旅行、あるいはスペインやフランス在住でアンドラへ行く機会があれば、繊維業関連の会社やお店にコンタクトを取ってみるのも悪くありません。
科学研究職
アンドラの輸出額に貢献している産業の中に、自動車と精密機械があります。気候がスイスや日本の長野県と似ていることで、精密機械が発達したものと思われます。中々ネット上では情報を得ることが難しいので、アンドラで働くきっかけ作りに、JETROなどに問い合わせてみるのも良さそうです。なお、科学研究活動に従事する外国人は、就労も可能な定住ビザが取得できます。
アンドラの駐在員求人
アンドラの駐在員や大使館の求人自体現在のところありませんが、ネットで取引ができる時代だけあって、今後日本との取引が増える可能性もあります。現状では、隣国のスペインやフランスで働きながら駐在求人が出たときに応募するか、現地採用の仕事を見つけるが現実的です。
在マルセイユ日本国総領事館
アンドラの最寄りの大都市はバルセロナになりますが、最も近い日本の政府関連機関は、在マルセイユ日本国総領事館になります。正職員であれば、外務省のホームページや転職エージェントを通じて募集することをお勧めします。年中募集しているわけではありませんが、たまに現地情報を集めた、ポータルサイトに大使館の現地採用のスタッフ募集の求人が掲載されていることもあるので、お見逃しなく。
バルセロナにある日系企業
バルセロナからアンドラまで長距離バスで、所要約3時間です。日帰りも可能ですが、できれば宿泊を兼ねて訪れたいものです。スペイン進出の日系企業数は約370社、うちバルセロナ市など含む「カタルーニャ州」へ多数進出しています。現地のバルセロナに進出している代表的な企業では、住友ベークライトに花王や日産自動車などが挙げられます。
最後に
アンドラは冬期のスキーやスノーボード、夏期のトレッキングやスパをはじめとした、観光産業が盛んな国です。スペインやフランスなどの周辺の国の人々の別荘も多く存在し、実際は違いますが、タックスヘイブンの国と間違われやすいです。
ただ、免税の関係で、近隣の大都市であるスペインのバルセロナからは毎週週末になると買い物客が押し寄せ、何だか映画を見ているようなヨーロッパらしい風情のある雰囲気に包まれます。
外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント
「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。
【PR】海外求人・海外勤務案件をチェック
上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。
Web面談可能、20代〜50代の外資系&グローバル転職のエンワールド
エンワールドは、多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの外資系・グローバル転職の人材紹介会社です。
現在は海外求人の取り扱いはないようですが、国内の有名外資系企業や日系グローバル企業の案件を保有しているので、将来的に海外勤務できる可能性があります。
Web面談も可能で、相談は全て無料。20代〜50代の転職支援を積極的に行なっているので、転職初心者からハイクラス案件を求めている方におすすめです。
20代・30代の転職・グローバル・海外就職に強いランスタッド
ランスタッドは、1960年にオランダで創業された世界最大級の総合人材サービス会社です。世界39の国と地域に4,700以上の拠点を持ち、50年以上にわたり培ったノウハウと信頼のある転職エージェントです。
日本国内に136拠点あり、20代〜30代第二新卒の転職サポートに実績があります。グローバル企業、海外勤務、外資系企業の取り扱いも多数。相談は全て無料。ハイキャリアだけでなく、年収400万円〜の求人も多数。エージェント登録前に履歴書や職務経歴書などを用意して、エージェント登録後は履歴書の登録をすることで、迅速に案件を紹介してもらえるようにしておきましょう。
非公開求人数・成功実績No.1のリクルートエージェント
リクルートエージェントは、非公開求人数は業界最大級の約10万件。求人の90%は非公開求人 · 転職成功実績No.1 · 年収1000万以上の求人、外資系企業・海外就職・グローバル企業の案件も多数。
日本最大級の求人件数を誇る転職エージェントなので、まずは登録しておきたい転職エージェントです。相談は全て無料。
外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズは、日本では「グローバル人材」に特化した人材紹介会社。 「英語を活かせる求人」だけを紹介しており、コンサルタントは全員バイリンガルで、満足度93%を誇り、外資系ならではのスピード感をもって選考を進めることができます。
求人は公開求人だけでなく、外資系高収入非公開求人も数千件扱っており、面接アドバイスや履歴書の添削を各コンサルも行います。相談は全て無料。
年収800万円以上のエグゼクティブ求人に強いリクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト は、年収800万円以上の求人、エグゼクティブ求人・グローバル企業・外資系企業のハイクラス求人が豊富に揃うリクルートが運営するハイクラスの転職エージェントです。
求人は非公開のものが多く会員登録することで、専門のヘッドハンターからスカウトを受け取ることができます。基準として直近の年収650万円以上の方に限定されるため、敷居が高いのが特徴。相談は全て無料。
外資系アパレル・ラグジュアリーブランド求人に強いクリーデンス
クリーデンス は「DODA」が運営しているファッション専門の転職エージェント。外資アパレルブランドやラグジュアリーブランドに特化した案件も強いので、外資系のファッション業界を目指す方にはおすすめの転職エージェントです。
担当コンサルタントと企業ごとに合わせた面接サポートもあるので、外資ブランドを初めて目指す転職者にとって手厚いサポートです。相談は全て無料。