タイの現地採用で失敗したと感じた事|タイで働く現地採用体験ブログ vol.5

タイで働いて1,2年が過ぎて、英語や中国語が出来る人の中に、迷いが生じる場合があります。居心地が良いタイでの職場や日常の暮らし、不思議なことに満たされかけはじめる頃に、次のステージを求めるのは人間の性かもしれせん。

今回で第5回目となるタイで働く現地採用体験ブログは、「タイの現地採用で失敗したと感じた事」について語っていただきました。



帰国、あるいはシンガポールやマレーシア就職はどうなのか?

タイはアセアン諸国中では経済大国に数えられる国ですが、隣の芝生は青く見えます。現地採用の友人達の中でタイに来て失敗だと感じたと言う声は、一度も聞いたことがありません。ただ、近隣国にステージを変えるか日本帰国のタイミングを考えている友人達のシーンを何度か見かけました。

ある意味日本人は世界的にも勤勉な国民なので、どっぷりタイ生活に浸かるよりも先進国の一員の国民でいたいと、思う場合があるかもしれません。近隣国の中でも経済的にも最も安定しているシンガポールや同じ公用語が英語圏のマレーシアでの就職について、考えたこともありました。

英語が出来てもシンガポールで通用するのか、中国語を併用することでやっていけるかもしれない、比較すると物価の安さや大らかでは、やはりタイだと押し問答をしてしまいます。失敗と言うよりも自分のスキルとの比較や就職活動途中で、タイミングを逃してしまったことがないとは言い切れません。

最初の海外就職活動中に頂いたオファーについて

中国での1年半の留学を終えてタイのチェンマイでひと月ほど、タイ語の語学学校へ通う中で、ホテルに特化した就職エージェントのサイトに登録しました。今思えば驚くほどレスポンスが早く、ミクロネシアのリゾートホテルのセールスマンの仕事のオファーを頂きました。

当初は日本かホテルの社長が営業やトランジットのついでに立ち寄れる、シンガポールかオーストラリアの主要都市での面接の設定でした。それが話は急展開に進んで、バンコクへ来てもいい、言い換えるとほぼ採用と言うことなのです。

慣れない生活でふと過去を思い出す

ミクロネシアのその島もダイビングでは有名ですが、何せ小さなところなので、生活面の不安がなかったわけではありません。考える余裕がなくてバンコク郊外のローカル系の会社で働くようになり、当初、中々タイ語に慣れないでいると、ミクロネシアのホテルのことをふと思い出しました。

そのホテルのオーナーは華僑で、同じセールスマネージャーの同僚が香港人や台湾人なので、面白そうだなあとちょっと後悔もしました。冷静に比較すると将来性ではホテルかもしれないが、生活しやすさと楽しさを考えると、結局タイで良かったです。

経験がある職種で現地採用になる意味とは?

ローカル系の台湾華僑系の会社は、実家の諸事情により一旦しばらく日本へ帰国することになりました。再びタイへ戻って来て旧友に連絡すると、「次の仕事が決まるまで知り合いの旅行会社で経理をやらないか」と誘われました。

大小問わずツアーの一本一本をブレイクダウンして、社長のコストコントロールをサポートするのが、主な仕事です。旅行業と経理関連は日本での職歴の中の一つなので、タイ旅行の現地手配業務も兼任しました。

経験が少ない年下の日本採用と比べて・・・

給与面は現地採用になり、私より経験が少ない年齢も離れている日本人と比べると、職場での立ち位置も良いとは言えませんでした。旅行業にはあまり未練がなかったので問題なかったですが、経験がある職種であれば、敢えて現地採用の道を選択しなくてもいいかもしれません。

しかしながら日本採用であればバンコク勤務とは限りませんが、外国で就職を考えている人には、おすすめです。旅行会社と言えばテレビのコマーシャルや街角の看板、雑誌で名前を見かける大きなところが浮かびますが、海外現地法人での就職も確かにありです。

海外就職にこだわるなら現地採用はアリ

添乗員で海外へ行くこともありますが、現実的に海外就職の確立が高いのは、現地手配を行なうランドオペレーターの会社です。タイ現地採用で失敗せずに旅行業に賭けてみたいと思う人には、バンコクにチェンマイやプーケットでランドオペレーターの仕事は、実力や実績次第で上に上がれるチャンスが多いと言われています。

今のままではタイでの就職は失敗なのか?

中国留学時代に日本人会の事務局の仕事をしていましたが、留学生は若い人たちばかりとは限りません。成都や昆明が位置することで知られる、中国の西南地方での留学ですが、中にはリタイア組と呼ばれる世代の留学生もいます。

留学先では懇意にしていた人生の大先輩と言える人が、数人いました。世界中に知られる日本ブランドの会社や学校の先生など、職種はさまざまです。中国での留学を終えてタイでの就職の日々と言った近況をメールで伝えていましたが、先輩曰く「今のままでは失敗と言われました。」

失敗を意味する真意とは?

先輩の言う失敗とは二つあり、ひとつ目はキャリアアップについてで、少々厳しく言われるも生き方についてでした。若ければ若い内の方が、日本は勿論のことアメリカやアジアであれば、シンガポールか香港でスキルアップした方が良いとアドバイスを得ました。かつてはあまり考えられなかったバンコクからステップアップしてアメリカへ行ける時代になって来たと言うことです。

タイと世界の繋がり

そのアドバイスを受けた数年後、アセアンの中でも特に評価が高い英字新聞のひとつと言われる、バンコクポストの記事のタイトルが目に入りました。アメリカ在住のアジアのトップレベルの研究者でオーガナイズされる学術研究会のメンバーが、タイ人中心だと言う内容です。タイ現地就職で失敗と感じたことはあまりないにしろ、情報をもっともっと吸収することが出来たと思います。それだけバンコクは目に見えないところで、世界と繋がっています。

タイでは2割程度だまれるぐらいでちょうどいい

一方で、タイが気に入っているのであれば、いいと思う点は素直に認めてあげながら悪い点やトラブルに巻き込まれないことが必要だと言われました。特に印象に残っている大先輩の言葉が、「タイでは2割程度だまれるぐらいでちょうどいい。」と。

バンコクをはじめタイでは、遠回りや乗車拒否と言ったタクシーなどのトラブルがないこともないです。物価が元々日本より安いわけなので、「たまに騙されたとしてもひと月振り返って2割ほど損したと思うぐらいでいい。」と言うことです。その言葉を聞いて以来、タイで頭に来ることがなくなりました。

タイ現地採用で過度の期待は禁物

直接ではなく間接的にタイ現地採用で失敗したと愚痴が耳に入った内容の中の共通点に見られるのが、過度の期待です。IT関連の現地採用で成功した人の実例で、日本円で月10万円ほどのアパートメントでの暮らしをテレビや動画で目にして、それが普通だと思うと確かに私も愚痴るかもしれません。

一般的なタイでの現地採用の月収は5~6万バーツ

工場長などは月10万バーツ~が多いですが、一般的なタイでの現地採用の月収は5~6万バーツで、3万バーツ(日本円で約10万円)に住むのでは話がやや違ってきます。現地採用の住居はスクンビット通りのトンロー駅からバンナー駅の間やラチャダーピセーク通り沿いが主流で、1万バーツ前後のアパートメントに暮らしています。バンコク市内の比較的交通の便がいいところで、くまなく探せば7千バーツ以下で、まあまあの物件もあります。

目標の貯金額を設定して適度に楽しむ

現地採用では月収によって貯金する額が決まってくると一概には言えず、給料が高いからと言って高級レストランで牛飲馬食や夜遊びがひどいと、流石にたまりません。それでも標準的な給料で現地の食事をメインにし、適度に日本食を食べながら目標の貯金額を設定して、遊びやショッピングを楽しむことで後々後悔しません。

アメリカやオーストラリア並みに稼げるわけでないので過度の期待は禁物ですが、何せ物価が安く冬がない国なので、ナーバスになる必要もないでしょう。

比較する対象で異なる価値観

かつてタイで仕事と言えば都落ちのイメージがありましたが、今は事情が変わって来ています。出会ったタイ人が日本に行きたいと言葉を耳にした場合、リップサービスで気を遣っているのだろうなあと思いましたが、それが現実的な時代になりました。

中間層以上であれば比較的気軽に日本へ行ける時代になり、タイ人受け入れの観光の仕事が日本にもすこしずつ増えています。タイ語を専門に考えた場合には東京がベースで職場も限られますが、英語が出来ると東南アジア全体のマーケティングに関わることが出来るでしょう。

タイでも英語のスキルアップ

イギリス文化が好きなタイ人にとってサッカーと言えばプレミアリーグ、英語のニュースではBBC NEWSを視聴します。契約時に要確認ですが、タイのアパートメントの多くにテレビが付いています。

アパートメントの契約前の部屋のチェックの際に、英語を見ることが出来るテレビ環境かどうかを確認出来ます。仕事を終えて帰宅して自分の時間を多く持てることが多いのがタイなので、隙間時間に英語のニュースを聞いてリスニング能力をアップすることが可能です。外国人が多いバンコクやチェンマイ、プーケットなどでは会話の練習相手も見つかりやすく、職場のマネージャーなど英語を話すことが好きなタイ人の友人を作るのもおすすめです。

英語ができると仕事が探しやすい

現地採用から日本やシンガポールなどの外国で就職を考えた場合に、英語がある程度出来て職務経歴書がしっかりしていれば、仕事探しでそれほど困ることはないと言えます。その中で給与面を含めて高いレベルでの好待遇は、確かに厳しいかもしれません。現状にプラスアルファで努力した場合にベターな選択からいい結果を産めるような価値観の中で、対象となる就職先を考えることで、よりタイでの生活が良かったと後に思えるでしょう。

英語がそれほど必要でない技術職や職人の人たちであれば、経験を積んで更にレベルがアップするでしょうし、フレンドリーなタイを選択して良かったと思う人も多いようです。

タイの現地採用で失敗しないためには?

現地採用でタイを選択して失敗したと言う現地のバンコクやチェンマイで暮らす、あるいは日本に帰国した友人が、私にはいません。みんなの共通点は、リスク回避を行なっていたこととタイが好きだと言うことです。

タイでの注意点や危険情報はチェックする

人当たりがよくてフレンドリーな人が多いタイですが、あくまで外国なので、全く安全と言うわけではありません。トラブルに巻き込まれないためにも危険な場所には近付かない、女性の深夜タクシーの利用は控えるなど、ガイドブックでの注意点や海外危険情報には目を通しておきましょう。備えあれば憂いなしで、事前に防ぐことでタイでの生活が良いものに感じること出来ます。

タイの現地採用の定番「コールセンター」

タイ現地採用で失敗と捉える場合もあれば、むしろ新しい人生の選択が出来たと言う人もいます。その典型的な例が職種で言えば、コールセンターになりますが、それだけ多く日本人が働いているということでしょう。

コールセンターの詳細は各国との比較も交えて現地採用の求人や給料などは、他の紹介させていただいていますが、タイ中心に考えても良いし隣国を視野に入れてもいいと言えます。

最後に

はじめての海外の就職でローカル系の会社の台湾華僑の社長から面接の際に、何故タイを選んだのか理由を聞かれました。大きく採用に結び付いた私の回答はタイで起業をした社長の思いそのもので、「地政学上のバランスの良さ」が、就職面でも柔軟性がある土地だと言うのが頷けます。

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