海外就職を考えられている方にとって、すでに海外就職・海外移住された方の体験談は非常に貴重なものです。今回は、ニュージーランドに海外就職された経験のある50代男性・旅行業の方に、海外就職体験談を語っていただきました。
- 【ニュージーランド海外就職体験談】ワーホリ終了後にホテルスタッフで就労ビザ取得(30代女性・ホテル勤務)
- 【ニュージーランド海外就職体験談】ホテルスタッフを経てリゾート地勤務へ(30代女性・スキー場スタッフ)
- 「エンワールド・ジャパン」(国内の外資系・グローバル案件多数)
- 「ランスタッド」(非公開求人も多数)
- 「リクルートエージェント」 (未経験OK・非公開案件多数)
海外に渡航するまでの日本においての経歴(仕事、経験、学歴など)を教えてください
大学で英語を専攻し、一年休学し学生時代にパン屋でアルバイトしたお金でオーストラリアへ語学留学しました。ビザが学生ビザでしたが、海外で住みたい気持ちが湧いてきたのと、また自分の腕を為そうそれに運よくば仕事できるのではと思い、現地のパン屋へ飛び込み営業をし、運良く一件採用に辿り着着ましたが、技術の高さそれに自分の技術のなさを思い知らされ3日で解雇となりました。
帰国後、就職は旅行会社。海外専門の旅行会社で主に添乗、それに企画業務を担当していました。
海外就職のきっかけと、海外での仕事内容を教えて下さい。
転機は海外添乗の際に現地の旅行関係の人との出会いでした。海外の夢が忘れられず添乗の際にいつも自分を営業アピールしていました。特にオセアニア地域の添乗の場合はかなり力を入れていました。
運良く話が日本に帰った際にあり、新たにニュージーランド・オークランドに旅行社を設立というので人材を募集しており、日本に支社があった為、面接を受けました。日本支社では不採用の予定でしたが、ニュージーランド側の担当が私をかなりプッシュ推薦してくれて採用となりました。仕事内容は日本からくる旅行者の為に現地の車、ガイド、食事等の手配業務となります。
どのようなビザで滞在していましたか?ビザ取得の経緯や難易度は?
最初は会社からのサポートのビジネスビザでした。ビジネスビザは会社のサポートがないとかなり取得は難しいと思います。そのサポートしてくれる会社を探すのが特に困難です。
特に最初からビジネスビザを取得は稀であるからです。ほとんどワーキングホリデイーで行って現地でサポートできる雇用主を探してそこから一度日本へ帰って新たにビジネスビザをとって行くパターンが多いようです。私の場合は、その後不可能と言われるぐらい難易度の高い永住権を取得。ただこれも現地の会社のサポート、推薦人、そして運も必要です。
渡航先での1ヶ月の生活費(家賃・光熱費・食費・生活費・貯金など) を教えてください
家賃に関してはかなり高いです。一人でアパートを借りて住むと家賃だけでその頃ですが約8−9万円ぐらいです。ほとんどが誰かと一件の家または広いアパートを借りてシェアーしないとやっていけません。
食費も種類があまり多くなく日本食料品などは日本の3倍の値段。光熱費は覚えてないですが、ガスではなくほとんどが電気。また冬とかは暖炉をよく使ってます。
貯金に関してはニュージーランドではほとんど期待できません。給料のほとんどが生活費で使われる為、残るお金はごくわずかです。ですから若いニュージーランド人はイギリスやオーストラリアへ出稼ぎに行って、年をとったら帰国するようです。それだけお金がたまらない国です。
海外就職・海外移住して大変だったことを教えてください
語学は慣れていきますのでそれほど感じませんでしたが、やはり現地での生活や、それに仕事する上での現地の習慣や、物事の考え方などが違うところでしょう。日本での常識を持ち込むと現地では疲れることが多々あります。
また個人主義の為、一緒に何かを行う時にまとめたり、それに説得したりするところが難しく感じました。またパーテイーとか家でする習慣が多く、周りの迷惑を考えず騒音に悩まされたりしたこともありました。あとは若干アジアに対しての差別的な習慣もまだ残っている感じでした。
海外で働いて良かったと思うことを教えてください
色々な人との出会いそれに習慣等を学べたことです。また個々に責任を任せるという考え方が主流なので、日本では味わえないような責任感や独立心が養われました。
一つのことだけではなく、色々なタスクを経験させられ、また年齢に関わらず責任ある仕事を任された事です。自分の視野が広がり、健康的それに精神的にも楽しく、日本でいた時よりも性格も明るくなりました。
チャレンジ精神というのも学べて、それプラスロジスティックな考え方も学べたと思います。また違った観点で日本を観れるという点もありかと思います。
海外で就職を考えている方にアドバイスをお願いします
なんでもやってみないと事は起きません。また日本にいると時と違って、色々な経験をされると思いますが、それが自分にとって必ず財産になります。
良いことばかりではないと思いますが、嫌な事苦しいことでも考え方によっては意外に心地良く感じます。現地で嫌な経験をしても、これがこの国のやり方なんだという柔軟に考えることで、何事にもすぐに吸収し順応できると思います。海外では適応力がポイントです。少しでも海外に魅力を感じているのでしたらまずチャレンジすることでしょう。
外資系企業、海外就職、グローバル企業に強い転職エージェント
「外資系企業」「海外勤務がある企業」へ転職したい方の中には、どのようなステップで応募すればいいのか悩まれる方も多いと思います。直接、会社のオフィシャルサイトで採用情報を記載されている企業もたくさんありますが、外資系企業や海外勤務のあるグローバル企業へ転職される方の大半は、「転職エージェント」を利用して転職される方がほとんどです。外資系企業・海外勤務のある企業へ転職する際には、それに特化した転職エージェントがあります。
【PR】海外求人・海外勤務案件をチェック
上記のエージェントは外資系・海外就職・グローバル案件の転職案件に強く、サポートもしっかりあるので、今後、「外資系企業」を目指す方は、登録しておさえておきたい転職エージェントになります。できる限り、1社に限定してしまわずに、2〜3社に登録をしてセカンドオピニオンを持たれることをおすすめいたします。
Web面談可能、20代〜50代の外資系&グローバル転職のエンワールド
エンワールドは、多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの外資系・グローバル転職の人材紹介会社です。
現在は海外求人の取り扱いはないようですが、国内の有名外資系企業や日系グローバル企業の案件を保有しているので、将来的に海外勤務できる可能性があります。
Web面談も可能で、相談は全て無料。20代〜50代の転職支援を積極的に行なっているので、転職初心者からハイクラス案件を求めている方におすすめです。
20代・30代の転職・グローバル・海外就職に強いランスタッド
ランスタッドは、1960年にオランダで創業された世界最大級の総合人材サービス会社です。世界39の国と地域に4,700以上の拠点を持ち、50年以上にわたり培ったノウハウと信頼のある転職エージェントです。
日本国内に136拠点あり、20代〜30代第二新卒の転職サポートに実績があります。グローバル企業、海外勤務、外資系企業の取り扱いも多数。相談は全て無料。ハイキャリアだけでなく、年収400万円〜の求人も多数。エージェント登録前に履歴書や職務経歴書などを用意して、エージェント登録後は履歴書の登録をすることで、迅速に案件を紹介してもらえるようにしておきましょう。
非公開求人数・成功実績No.1のリクルートエージェント
リクルートエージェントは、非公開求人数は業界最大級の約10万件。求人の90%は非公開求人 · 転職成功実績No.1 · 年収1000万以上の求人、外資系企業・海外就職・グローバル企業の案件も多数。
日本最大級の求人件数を誇る転職エージェントなので、まずは登録しておきたい転職エージェントです。相談は全て無料。
外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズは、日本では「グローバル人材」に特化した人材紹介会社。 「英語を活かせる求人」だけを紹介しており、コンサルタントは全員バイリンガルで、満足度93%を誇り、外資系ならではのスピード感をもって選考を進めることができます。
求人は公開求人だけでなく、外資系高収入非公開求人も数千件扱っており、面接アドバイスや履歴書の添削を各コンサルも行います。相談は全て無料。
年収800万円以上のエグゼクティブ求人に強いリクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト は、年収800万円以上の求人、エグゼクティブ求人・グローバル企業・外資系企業のハイクラス求人が豊富に揃うリクルートが運営するハイクラスの転職エージェントです。
求人は非公開のものが多く会員登録することで、専門のヘッドハンターからスカウトを受け取ることができます。基準として直近の年収650万円以上の方に限定されるため、敷居が高いのが特徴。相談は全て無料。
外資系アパレル・ラグジュアリーブランド求人に強いクリーデンス
クリーデンス は「DODA」が運営しているファッション専門の転職エージェント。外資アパレルブランドやラグジュアリーブランドに特化した案件も強いので、外資系のファッション業界を目指す方にはおすすめの転職エージェントです。
担当コンサルタントと企業ごとに合わせた面接サポートもあるので、外資ブランドを初めて目指す転職者にとって手厚いサポートです。相談は全て無料。